アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

早春の花たち② ジンチョウゲ

2024-02-29 13:22:16 | Weblog
 今日2月29日は4年に一度の「うるう日」。この日が誕生日の人はちょっとお気の毒ですね。21世紀になってからは5回あって、その全てが荒れた天気だったそうです。今年も荒天というほどではないけど西の方は雨で、前線を伴った南岸低気圧が東へ移動中で関東や東北もこれから雨になります。東京の雨は3月1日の朝までで、日中は天気も回復し暖かい弥生のスタートになりそうです。

 早春の花は「春の香り」を運んでくれます。ウメやスイセン、そして夏のクチナシ、秋のキンモクセイと並んで三大香木のひとつ、ジンチョウゲ(沈丁花)も早春の代表的な花ですね。香りは他の二つの甘い感じの香りに比べてちょっときつい感じもする独特なもので、沈香(じんこう)の香りに似ていて葉の形が丁子(ちょうじ)という植物に似ていることから沈丁花の名になったそう。沈香とはお香の原料にもなる、人工的に作り出すのが難しい香りだそうで、いわば例えようのない香りとでもいえるのでしょうか。決していやな香りではありません。

 中国の原産で室町時代に伝わったそうですから、長いこと親しまれてきた花と香りですね。チンチョウゲとも言われます。花も独特で花弁に見えるのは4枚の蕚片(がくへん)で花を囲むように葉が放射状についてます。花の外側が淡紅色ですが白いのもあります。花言葉は「栄光」「不死」「不滅」など。
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早春の花たち① フキノトウ

2024-02-28 13:27:36 | Weblog
 春の嵐の吹き荒れた昨日から一転、28日は低気圧が離れて強風も収まり関東から四国にかけては日差しもありいく分、暖かさも戻りました。花の少ない季節ですが意外にいろんな花が咲いてますよ。まだ寒さの残る、早春のこの時期だから見られる花たちをいくつか見ていきましょう。フクジュソウやスイセンなど地べたに咲く花のひとつ、いささか地味な花ですがフキノトウも春を告げる山菜のはしりです。特に雪国の人たちにとっては雪の消えかかる頃、顔をのぞかせるフキノトウは待ち焦がれた春がすぐそこまで来ているのを感じるでしょう。

 古くから早春の食材として、摘んできててんぷらなどでいただくフキノトウはフキの花のつぼみです。つぼみが丸い形で固く閉じているのが食べごろで、花茎が伸びてきて花が咲くころ(写真)は固くなりあまり食用には向きません。これを薹(とう)が立つと言いますね。花の終わった後は地下茎から葉が伸びてきますが、これがフキ(蕗)です。フキはまた茎(正確には葉柄)が食用になりますね。フキノトウの別名はいろいろあり、方言では青森で「バッケ」、秋田では「バッキャ」と呼びます。この響き、面白いねぇ。花言葉は「待望」「愛嬌」「真実は一つ」「仲間」などです。
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春の嵐だねぇ(>_<)

2024-02-27 13:35:55 | Weblog
 27日は関東から西は晴れてますがそれほど気温は上がってないようです。それより東の海上で発達しているダブル低気圧の影響で、北日本や東日本を中心に強風が吹き荒れ、東北では大雪と暴風に見舞われている所もあります。春の実感はあまりない天気が続きますが、暦の季節は春ですから春の嵐と言っても差しつかえないよね。

 北海道では最大風速が台風並みの30㍍を超える暴風を記録した所もあり、関東でも10㍍超えの強風が吹いてます。それほどでもないだろと、高をくくって散歩に出ましたが時折、突風が襲ってくるので油断がなりません。追い風の時はおっとっとと転ばぬように踏ん張り、向かい風の時はワタシでも立っているのがやっとですが、一番危険なのは突然の横からくる強風です。人間は横からの押しに弱く、何かにつかまっていないと身体が持ってかれそうになります。腰が万全でないので転びそうになったりして、這う這うの体で帰ってきました。自然は甘く見てはいかんです。

 気温も10度ちょっとですから、この風ではちっとも暖かくありません。明日は低気圧が離れ、西からの高気圧に覆われるので風も収まり、気温も上がりそうです。週末は3月ですよ。
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へえ~新芽は赤いんだ!モッコク

2024-02-26 12:53:27 | Weblog
 3連休は出だしと終いが天気に恵まれませんでしたが、休み明けの26日は東北南部から九州にかけての太平洋側は天気が回復しました。晴れていて休み中に比べそこそこ気温も上がってますが北風が強く、東京も日差しの割にはそれほど暖かくありません。東海上で低気圧が発達中で、本州は気圧の谷の影響もあり強い風は明日も続きそうといい、今後も天気はクルクル変わるようでなかなか安定しません。週末からは3月ですが、春先特有の天気ですねぇ。

 ところで、モッコクという木はご存じですか?漢字で書くと木斛でモッコク科モッコク属の常緑樹です。夏に咲く花がラン科のセッコク(石斛)に香りが似ているということでモッコクと名付けられたそうで、江戸時代にアカマツやカヤなどとともに「江戸五木」といわれたほか、モチノキ、モクセイと合わせ「三大庭木」とも言われ親しまれてきた「庭木の王様」だそうです。この木の名を初めて知ったのは木に付けられたネームプレートでですが、なぜプレートを見たかというと新芽が赤かったので「へえっ、何という木?」と覗き込んだ次第です。

 新芽は枝先でなく下の方の幹からちょこんと出ていました。いわゆる“胴吹き芽”というやつですが、新芽といえば緑色とばっかり思っていたのでびっくりでした。まだ寒いのに新芽が出ているのにも驚きましたが、この木の芽は赤く色づくのが多いようで夏に向かって次第に緑色に変わっていくそうです。花は小さいクリーム色で芳香があるそうですので、楽しみに待ってましょう。
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恥ずかしがって顔隠さないで ^^ ミニマムムーン

2024-02-24 17:52:46 | Weblog
 24日は十五夜の満月です。今夜の満月は地球から最も離れた月でミニマムムーン(最小の月)と言われます。普段は月と地球の間の距離は357000㌔ですが、わずかに楕円形の軌道で地球を周回しているので近くなったり遠くなったりするわけで、本日の距離は406000㌔。そうはいっても見た目にそんなに大きさの違いがあるかといえばそんなことはありません。あまり普段の月と大きさが違うようには見えませんね。

 東京の今夜の月の出は17時14分。35分ごろ上ってきた満月を見ていたら、上の方が薄雲に包まれてきました。やだ、ミニマムだからって顔隠さないでよ(笑)。英語圏では毎月の満月に名前をつけていて2月はスノームーン。冷たくも見えなかったよ。
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