平成の最後に…ダイコンの花が咲いた！

　あと９時間余りで平成が終わります。最後の日は雨でしたが、振り返ってみると平成の幕開けも雨でした。令和の初日も雨になりそうですね。せっかくの連休に水を差された人も多いでしょうが、これから本格化する農作業にとって、雨も悪くはありません。なんたって瑞穂の国ですから。

　話変わって、この冬は、おでんにふろふきダイコンなどダイコンをよく食べました。大体、スーパーでカットダイコンを買うのですが、我が家では首のところにちょこっと残っているロゼット状の葉を捨てずに容器に置いて水をやり“育て”ます。別に食べるためではなく、伸びてくる葉を楽しんでるだけです。サツマイモのように葉が伸びるだろうかと、試しに始めたのですが、以前に紹介したように伸びてきたんですねえ。室内の緑として可愛いもんです。

　水をやろうとして見たら、なんと小さな花が咲いてました！まさか花が咲くとは思ってもなかったのでびっくりです。冬までに収穫しないで畑に置いておくと、４，5月ごろ花が咲くそうですが、２，３㌢の葉が成長して花まで咲くとは、植物の生命力の強さには驚くばかりです。

白子川のカワセミ

　連休に入る前は夏のような天気だったのに、１０連休突入後はパッとしない天気が続きますね。初日の27日は外せない用事があり横浜へ出かけました。東京駅での出迎えもあり早朝から動いてましたがすごい混雑で、連休中は家でのんびり過ごすという人が７割ほどという調査結果がホンマかいなと思えるほどでした。空も道路も大混雑のようですねえ。こちらは相変わらず外出はせず、家でまったり時間をつぶしてます。今月は１９０㌔ほど歩いているせいかちょっと足の具合がよくなく、昨日、今日は散歩も４，５㌔くらいにしています。

　とうことで近くの白子川沿いの遊歩道を歩いていると、カメラを持った坊やが川を覗き込んでいます。カワセミがいるとのことで、指さす方を見るとコンクリートの川の擁壁にいました！セキレイがコンクリート上を歩いているのはよく見かけますが、カワセミは初めてです。水面にダイブした後は上から伸びている蔓に停まってひと休み。これがまたブランコに乗っているように見え、いつも石神井公園で見ているカワセミとはちょっと違った姿にほんわかしました。

　明日は平成最後の日ですが、雨を伴った前線が東へ移動して来て関東も朝から雨だそうです。一日中降り１日まで続くといいますから、令和元年は雨のスタートになります。

花ズオウ

　ここしばらく続いた初夏のような好天から一転、２４日は広い範囲で傘マークがついた天気になりましたね。東京もどんよりした曇り空でしたが、暖かい朝を迎えました。最低気温が１７度ほどでしたから、気温だけみればまだ初夏のようです。雨雲レーダーを見るとあちこちに雨雲がいるのがわかりましたが、まだいいだろうとタカをくくって傘を持たずに出ました。散歩道には練馬区の花、ツツジがあふれるほどきれいに咲いてますが、関越道の側道を歩いていると花ズオウが咲いてました。

　春の花で、普段よく目にするのは写真の奥の方に見えるえんじ色に近い赤い花ですが、目に飛び込んできたのは白い花でした。漢字で書くと花蘇芳。蘇芳（すおう）とは染料の材料として栽培されるマメ科の植物で、赤紫の花の色が染料液の色に似ていたので花蘇芳という名が付いたといわれます。赤い小さな花がたくさん固まって咲くのが春を感じとてもきれいな花ですが、白もいいですね。見とれているうちにぽつぽつと雨が落ちてきて、次第に濡れそうに降ってきたためあわてて雨宿りする羽目に。横着はダメですね。降りそうな時は傘を持ちましょう（笑）。

夏が来た！？

　暦の上ではまだ春ですが、２２日は関東から西では気温が上昇、夏の到来を思わせる季節外れの陽気になりました。東京も都心で２５．６度と今年初の夏日になり、練馬では２６．２度とこちらも６月中旬並みの“暑さ”を記録しました。初めて半袖シャツで散歩に出ましたが、暖かいを通り越して汗を拭き拭きのウォーキングになりました。山梨などでは２８度まで上がったところもあったようで、こうなるともう真夏ですね。

　歩いているとそこここでツツジが花盛りで、先日開花した藤の花ももう満開です。途中寄ってみた牧野庭園ではスズランが可愛い花をつけていました。スズランは北海道を代表する春を告げる花ですが、小さく清楚な白い鈴のような花は好きな花のひとつです。春のサクラ、この時期のスズラン、夏のヒマワリ、秋のコスモスと季節ごとに出合える花を見る時、日本に生まれてよかったなぁと実感します。スズランはランの名がついてますがラン科でなくユリ科の花で、別名は谷間の姫百合といいます。ひっそりと咲くのが良く似合うのでしょうか。芳香がありますが有毒ですので注意が必要な花でもあります。

鯉のぼり

　今日も５月の頃の気温が続いています。東京は長袖シャツでは汗ばむほどで、連休にとっておきたいような陽気ですね。２１日は統一地方選の第２弾の投票日でしたが、絶好の行楽日和は選挙にどう作用したでしょうか。気になるところです。練馬も区議会議員選ですが、候補者はあまりなじみのない人たちばかりで難しい選挙です。投票を済ませ散歩していると、白子川に鯉のぼりが泳いでいました。間もなくこどもの日ですものね。男児の出世と健康を祈願して、江戸時代から始まったとされる日本の風習ですが、女の子のひな祭りと並んでいつまでも残しておきたい季節の行事です。

　各地ではもっとスケールの大きい鯉のぼりが見られますが、都内でも東京タワーやスカイツリーではたくさんの鯉が泳いでいます。東京タワーの鯉のぼりは今年で１１回目になり、初夏の風物詩としてすっかり定着しています。タワーの高さと同じ数字の３３３匹の鯉のぼりに交じって、大きなサンマののぼりもあります。一方、スカイツリータウンでは５月６日まで鯉のぼりフエスティバルを開催中で、こちらは側を流れる北十間川を含めると１５００匹の鯉のぼりが大空に舞ってるといいます。タウンにあるすみだ水族館にはチンアナゴのぼりもあるそうですよ！