アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

センダイヤザクラ(仙台屋桜)

2014-03-31 15:11:07 | Weblog
 強風に雨、夜には雷までと荒れた天気の後の東京は、3月最終日の31日は青空の広がる良い天気に回復したものの強い北風がまだ残り気温ほどは暖かさを感じませんでした。前日に満開になったサクラは連日の強い風で散ってしまうのではと心配しましたが、それほど影響はなかったようなのはうれしいことです。冬の間から気象情報会社が競って開花予想までして、咲けばこぞってお花見といった行事が繰り広げられるサクラは、日本人にとって相当思い入れの強い花ですよね。会社勤めを終え、暇を持て余す身にとっては、宴会風のお花見は縁がなくなりましたが、あっちこっちへ足を運び花を愛でています。

 サクラと言えば今ではソメイヨシノが主流で80%を占めているそうですが、日本にあるサクラの種類は600種を超えるといいますから、これはこれで驚きです。何度か紹介している牧野記念庭園(練馬区東大泉)には、その中のひとつでそれほど多くは見られないセンダイヤザクラがあり、ソメイヨシノと隣り合って咲き競っています。何でも高知市内の商家仙台屋(旅館という説も)の庭に咲いていたサクラの木に日本の植物学の父といわれる牧野富太郎博士が「センダイヤザクラ」と命名したそうです。ヤマザクラ系統といわれるこの花はちょっとピンクがかっています。写真の奥の方に見える満開のソメイソシノの白っぽい花と比べると色の濃いのがわかるでしょう。サクラの時期はこの花を目当てに訪れる人も多いといいます。

 高知の親木が枯死してしまったので、牧野庭園の木が国内では最も大きく、古い木だそうです。この木からの接ぎ木で各地に仲間が増えているということで、区内では光が丘の春の風公園にもセンダイヤザクラがあるそうです。
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カタクリ2

2014-03-29 16:17:06 | Weblog
 一昨日は雨で冷える一日でしたが、この二日は気温も上がり初夏のような天気の東京。まだちょぼちょぼだったサクラもこの陽気で一気に見ごろになった所も多いようです。29日、カタクリの自生地で有名な練馬区・大泉町一丁目の清水山憩いの森を訪ねてみましたが、サクラに合わせるようにこちらも四分咲きになりました。ガイドさんの話では4月上旬が一番の見頃といいますが、春に三日の晴れなしと言われるように明日はまた西から雨が広がってきそうです。せっかくの日曜日、花が咲いたのにまた雨ではお花見の計画を立てている方は残念ですね。週明けは天気は持ち直すそうですが曇りが多く、花冷えとまではいかないものの気温も下がり気味という予報が出ています。

 清水山憩いの森は、昭和49年に白子川沿いの斜面にカタクリが多く自生しているとの地元民からの通報で練馬区が調査を進め、貴重な自然を保護する必要があるとして整備し区が管理しています。北向きの斜面に自生しているカタクリは30万株といわれ、23区で最も規模の大きい自生地で毎年多くの人が訪れる名所となっています。花の期間中はガイドさんが常駐し説明してくれます。ちょっと気がかりなのは、カタクリは日差しがないと花が開かないので、曇りがちの週明けからの見頃の時期にどうなるか、です。うまく開いてくれるといいのですが…。練馬区のホームページの「練馬の案内」からその日の様子が見られますので、確認してからお出かけになるといいです。写真の右下の園内は牧野記念庭園のカタクリです。
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サクラ東京でも開花!

2014-03-25 16:35:02 | Weblog
 東京は昨日に続いて25日も春本番のポカポカ陽気になりました。練馬では最高気温が22.5度と今年の最高になり、シャツ一枚でも過ごせる暖かさでまるで初夏のようでした。北上しているサクラ前線はついに東京までたどり着き、気象庁はこの日午後、靖国神社の標本木で5輪のソメイヨシノの開花が確認されたとして開花を宣言しました。東京の開花は平年より一日早く、昨年より9日遅いそうです。昨年はかなり予想より早く咲いたのでびっくりしましたが、今年も気象会社が25日の開花予想を発表していた時は「本当にそんなに早く咲くかな」と半信半疑だったのが見事的中、恐れ入りました。

 靖国が咲いたのならこちらもと、地元の早咲きの木の様子を見に行くと、何と5輪どころではなくたくさん咲いていました。ワタシの住んでいる練馬区の大泉学園は西武線の駅前から埼玉県の境界まで2㌔以上のサクラ並木の大泉さくら通りが続き、満開になるとサクラのトンネルになります。大半はまだつぼみなんですが、例年、同じ場所の2,3本の木が早く咲くので、一足先に花が見られます。30日頃には残りの木も開花し見ごろになることでしょう。30日は大泉さくら祭りのイベントがありますが、今年はドンピシャですね。
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「春」でいいかな いいとも!

2014-03-24 16:55:13 | Weblog
 あれだけ寒く、2度も大雪が降った今年の東京。何年か前までは暖冬であまり寒さを感じることはなかっただけに、この冬はきつかったです。ほとんど着ることもなかったパジャマを引っ張り出して…。3月になっても寒い日が多く、春は来るのかいなと本気で心配してましたが、このところやっと暖かくなりましたね。24日、練馬では最高気温が19.8度まで上がり4月中旬頃の陽気になりました。この先の予報を見ても20度前後の日が多いようですので、これはもう春本番といってもいいでしょう。これまでコートが手放せなかった毎日の散歩も軽装でOK、ウォーキングには最適の季節がやっと到来です。

 暖かさが本物になると、木々や野辺の草花も一斉に咲き出しますね。いつの間にかコブシの花が木を覆い、モノトーンの世界がカラフルに変わる一年で一番心の弾む時期です。どっかの国みたいに視界のきかない空と違い、青空が広がり、澄んだ空気を胸いっぱいに吸って、歩いていても気持ちの良い散歩です。ユキヤナギも小さな白い花を咲かせ、レンギョウの黄色もいいですね。公園の水辺を歩いていると、あれ、ユキヤナギに似ているが薄っすらと赤い色も見える花が…。初めて見たような気がするので、さっそく画像をアップして「はなせんせ」に「何の花?」と質問して教えて頂きました。「ピンクユキヤナギ」というそうです。花はユキヤナギと同じく白ですが、つぼみと花弁の裏側が赤です。純白のユキヤナギも雪を連想していいですが、こちらも日本人好みのような気がします。
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カタクリ一番花咲いた!

2014-03-21 16:40:22 | Weblog
 21日は春分の日。春のお彼岸の中日でもあり、3連休の初日でもありますね。東京は前日の冬のような寒さの雨降りから一転、青空の広がる良い天気になりましたが、発達した低気圧の影響で北日本は時ならぬ大雪だそうです。サクラの開花も近いというのに、雪かきをしなければならないほどの雪に見舞われた地方の方々には心よりお見舞い申し上げます。春分の日は昼と夜の時間がほぼ同じくらいで、この日を境に昼の時間の方が少しずつ長くなっていきます。日が長くなるに伴い、暖かさもだんだん増してくるといいのですが、寒の戻りもありますからまだ油断はできないのがこの時期です。

 午前の散歩の途中、牧野記念庭園に立ち寄ってみました。入口にあるオオカンザクラは満開で、通りがかりの人も上を見上げて思わずにっこりです。季節の花がいろいろ楽しめる同庭園ですが、まだちょっと早いかと思っていたカタクリがたった一輪ですが、咲いていてびっくり。今年の一番花です。ほかにも蕾を付け間もなく開花しそうなのもありました。土、日は気温もさらに上がりそうですから花開くことでしょう。同じ練馬区のカタクリ自生地で有名な清水山憩いの森も25日頃には咲くのではとのことでしたが、この分では早くなるかもしれません。
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