強風に雨、夜には雷までと荒れた天気の後の東京は、3月最終日の31日は青空の広がる良い天気に回復したものの強い北風がまだ残り気温ほどは暖かさを感じませんでした。前日に満開になったサクラは連日の強い風で散ってしまうのではと心配しましたが、それほど影響はなかったようなのはうれしいことです。冬の間から気象情報会社が競って開花予想までして、咲けばこぞってお花見といった行事が繰り広げられるサクラは、日本人にとって相当思い入れの強い花ですよね。会社勤めを終え、暇を持て余す身にとっては、宴会風のお花見は縁がなくなりましたが、あっちこっちへ足を運び花を愛でています。
サクラと言えば今ではソメイヨシノが主流で80%を占めているそうですが、日本にあるサクラの種類は600種を超えるといいますから、これはこれで驚きです。何度か紹介している牧野記念庭園(練馬区東大泉)には、その中のひとつでそれほど多くは見られないセンダイヤザクラがあり、ソメイヨシノと隣り合って咲き競っています。何でも高知市内の商家仙台屋(旅館という説も)の庭に咲いていたサクラの木に日本の植物学の父といわれる牧野富太郎博士が「センダイヤザクラ」と命名したそうです。ヤマザクラ系統といわれるこの花はちょっとピンクがかっています。写真の奥の方に見える満開のソメイソシノの白っぽい花と比べると色の濃いのがわかるでしょう。サクラの時期はこの花を目当てに訪れる人も多いといいます。
高知の親木が枯死してしまったので、牧野庭園の木が国内では最も大きく、古い木だそうです。この木からの接ぎ木で各地に仲間が増えているということで、区内では光が丘の春の風公園にもセンダイヤザクラがあるそうです。
サクラと言えば今ではソメイヨシノが主流で80%を占めているそうですが、日本にあるサクラの種類は600種を超えるといいますから、これはこれで驚きです。何度か紹介している牧野記念庭園(練馬区東大泉)には、その中のひとつでそれほど多くは見られないセンダイヤザクラがあり、ソメイヨシノと隣り合って咲き競っています。何でも高知市内の商家仙台屋(旅館という説も)の庭に咲いていたサクラの木に日本の植物学の父といわれる牧野富太郎博士が「センダイヤザクラ」と命名したそうです。ヤマザクラ系統といわれるこの花はちょっとピンクがかっています。写真の奥の方に見える満開のソメイソシノの白っぽい花と比べると色の濃いのがわかるでしょう。サクラの時期はこの花を目当てに訪れる人も多いといいます。
高知の親木が枯死してしまったので、牧野庭園の木が国内では最も大きく、古い木だそうです。この木からの接ぎ木で各地に仲間が増えているということで、区内では光が丘の春の風公園にもセンダイヤザクラがあるそうです。