アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

今年はホタル見れるかな…中里郷土の森開園

2017-03-31 15:30:38 | Weblog
 2月は逃げる、3月は去ると言われるようにあっという間に時が過ぎ、明日からはもう4月です。昨日は春だったのに、31日は予報通りにまた冬に戻ったような寒い一日になりました。天気は西から崩れ雨の範囲が広がり、関東でも午後から弱い雨が降り始めました。明日は雪が降る所もあるそうで、エイプリルフールじゃないですよ、ホントです!いつまで変な天気が続くのやら。

 それはともかく、ホタルを最後に見たのはいつですか?ワタシはもう40年以上も見たことないですね。それが今年はひょっとすると…。このほど練馬区大泉町1丁目に100年以上前からある貴重な屋敷林を生かした中里郷土の森がオープンしました。高い木に囲まれた園内には、井戸水を活用した池や小川もあり、鳥たちや昆虫も暮らす緑地です。練馬区では以前はヘイケボタルが生息していたそうですが、近年は環境の変化などであまり見られなくなりました。郷土の森では池(写真)でホタルの幼虫や餌になるカワニナなどを育てており、夏にはホタルの光の舞いが見られるかもしれません。原っぱでのムシ探しやバードウォッチングが出来たり、学習棟では自然の勉強も出来、また小型水槽には水生昆虫や魚のほかにここにもホタルの幼虫がいて、ガラス越しに観察も出来ます。

 これから春を迎え、小さな動物たちも活発になりますが、さっそく子供たちが訪れています。自然と緑の多い練馬区らしい試みです。
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カタクリ開花進む

2017-03-30 15:30:22 | Weblog
 もうすぐ4月というのにパッとしない天気が続いていましたが、30日は久しぶりに春らしい陽気になりましたね。東京では気温も18度近くまで上がり、珍しく風も弱く暖かさが戻ってきました。サクラは足踏みを続けていてまだ咲いていない木も多いのですが、カタクリはどうかと清水山の森に行ってみました。23日に開園した時はまだ咲いている花はまばらでしたが、無風でこれだけ暖かいと開花も進んでいるようです。先週末から今週初めにかけては寒いほどの天気だったため、ガイドさんの話では訪ねて来た人たちはプルプル震えるほどだったそうですが、今日は絶好の日和に恵まれ大勢の人たちでにぎわっていました。

 広い園内は全体ではまだ5分咲きくらいですが、斜面の高い所では結構花開いています。昨年まであった金網がなくなったので花を見やすくなり、カメラを近づけることが出来、写真も撮りやすくなりました。ほとんどの花は一輪、一輪咲いていますが、中には写真のように集まって咲いている花もあります。このまま好天が続けばもうすぐ満開も期待できるのですが、土曜日はまた雨の予報で、場合によっては雪が降ることも予想されるそうです。気温も低く、冬に逆戻りしたような寒さになるそうですからせっかく咲いている花にも影響が出そうです。天気ばかりはどうしようもないものなぁと、ガイドさんも恨めし気でした。早く落ち着いた春になって欲しいですねえ。
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ムラサキハナナ

2017-03-28 15:03:24 | Weblog
 二日ほど続いた真冬並みの寒さから解放され、28日の東京は良い天気が戻りました。都心では昼過ぎに14.9度まで気温が上がったようですが、練馬はそこまで上がらなかったので歩いていてポカポカという感じはありませんでした。それでも久しぶりの陽射しはありがたいですね。遅れていたサクラも好天で一気に咲きそろうかというとそうもいかないようで、地元のサクラ並木もまだまだつぼみが多く、この日のような天気が2,3日続いてやっと花が見られるようになるのでしょう。というわけで視線を上から地べたに移すと、ムラサキハナナ(紫花菜)があちこちで咲き誇っています。

 日陰にも強く、どこにでも咲いている感がありますが、群れて咲いている紫色の花は目を引きます。正式にはオオアラセイトウというアブラナ科の花で、諸葛孔明が栽培を奨励したそうでショカツサイとも呼ばれます。中国原産で日本には江戸時代に入ってきたそうで、綺麗な花なので盛んに栽培されていたようですが、繁殖力が強く野生化した花がいたるところで見られます。30年ほど前、東京に来た時、初めて見た花ですが、西武線の線路わきにずっと咲いていたのを覚えています。今では栽培というより雑草扱いのようですが、春を告げる花の一つでもありますよね。
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「さくらの日」だそうですが…

2017-03-27 15:13:43 | Weblog
 呼んでもいないのに冬将軍が戻ってきて、この二日間は東京も真冬に逆戻りでした。雨が降り、風もあった27日は昼になっても気温が上がらず、3時でも7度をちょっと超えたくらいで寒さが身に染みる一日でした。都心でも朝、雪がチラついたそうで、間もなく4月になるというのにびっくりですね。この日は「さくらの日」だそうです、日本さくらの会が、日本を代表する花であるさくらへの関心を高め、花と緑の豊かな国土づくりを目的に1992年(平成4年)に制定したものです。この日はまた七十二候の中に「桜始開」(さくらはじめてひらく)とある時期で、「さくら」と「咲く」が「3×9=27」であることから3月27日となったといいます。

 東京のさくらは全国に先駆けて21日に開花しましたが、その後パッとしない天気の日が続いたため、次々に咲き出すとはいかず少しずつ咲いているようです。せっかく花開いたのに、さくらの日だというのに、雨に濡れ雫の垂れる花はとても冷たそう。芸能人のように「何て日だ!」とぼやいていたに違いありません。さいわい午後には雨も上がり、薄日も射すようになり天気は回復に向かっているようで、明日は気温も上がると言います。今度こそ春の訪れとなるでしょうか。
 
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“マイホーム製作中” かな?

2017-03-24 16:23:22 | Weblog
 清水山の森を散策中の時、女の人に声をかけられました。ワタシの手にしていたカメラに「ズームできますか」というので、え、まあ30倍くらいはと言うと、「向こうにキツツキがいるんですよ」とのこと。指さす方を見ると、20㍍くらい離れた所の木です。肉眼では良く見えませんが、何かが動いているようなのでズームインしてみると、いた!コゲラが盛んに木をつついています。場所を移してもうちょっと近づいて撮ったのがこの写真。よく見ると、はっきり穴があいているではありませんか。コゲラは特別珍しい鳥ではなく、よく見かけますが、大抵は忙しく木肌を上ったり下がったりしている姿で、木をつついているのはなかなか見られません。

 そこそこ大きな穴でしたので長いことつついていたのでしょう。キツツキという名の鳥はいなく、コゲラ、アオゲラ、アカゲラなどキツツキ科の鳥の総称で、コゲラはその中で一番小さい、スズメより少し大きい小鳥です。キツツキ科の鳥が木をつつくのは、中にいる虫を食べるため、求愛のため、穴をあけ巣を作るためなどの目的があるそうで、何と1秒間に20回も嘴を打ち付けるといいます。人間がこれほど激しく頭を振ったら衝撃で脳がやられてしまいますが、キツツキ類の脳は小さくきちんと保護される構造になっているそうです。あれほどの穴があくまで突いていたのですから虫を食べるのではなく、彼はきっと巣を作っていたのでしょう。マイホームでベビーでも誕生するといいですねぇ。
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