アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

梅熟し梅雨入りも近いなぁ

2018-05-31 14:28:25 | Weblog
 5月も今日で終わり。季節外れの極端な暑い日があったり、かと思うと日中も15度くらいまでしか気温の上がらない日もあったりと、おかしな一か月でした。5月晴れの、すっきりした爽やかな天気の日は、あまりなかったような気がするのは私一人じゃないでしょうね。今日も大気が不安定で、北陸から東北にかけては雷が鳴ったり雨が降ったりと荒れ模様だそうで、東京もすっきりしない曇天です。今にも雨粒が落ちてきそうな中、通りがかりに見たウメの木にはたくさんの実がついていましたが、もう黄色く色づき熟れてました。梅の実が熟す頃に梅雨に入ると、昔から言われてますが、こちらも梅雨入りが近いでしょうか。

 暦の雑節の入梅は6月の11日頃になりますが、既に沖縄・九州は梅雨入りしており、関東も8日頃と予想されているけど早くなるかもしれませんねえ。梅雨とは晩春から夏にかけて雨や曇りの天気が続く気象現象で、簡単に言うと北からの冷たい気団と南からの暖かく湿った気団が東海上でぶつかり気温差からできる前線が停滞し、雲や雨を作りますが、これを梅雨前線と呼びます。前線は勢力の強い太平洋高気圧の影響でゆっくり北上しますが、この際多量の雨をもたらします。これが梅雨で、北海道に到達する前に衰えるので北海道には梅雨がないといわれるのです。東京は明日から最終前半にかけて晴れの天気が戻り、気温も上がりそうですが、週半ばあたりから雨が降りそうです。この辺でもしかすると梅雨入りするかもしれません。
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ほのかに香るクチナシの花

2018-05-30 14:38:21 | Weblog
 南の海上を東北東に進んでいる低気圧の影響で、30日の日本列島は雨が降ったり曇りのパッとしない天気です。関東地方も予報では昼ごろから雨が降るということなので、念のためにと折り畳み傘を持って散歩に出ました。確かに雨雲レーダーを見ると雨雲がジワリジワリとこちらに近づいてますが、なんとか降られないで済みましたが夜は降りそうですね。白子川の川べりにクチナシの花がいっぱい咲いています。どんよりした曇り空にほんのり芳香が漂ってます。クチナシは春のジンチョウゲ(沈丁花)、秋のキンモクセイ(金木犀)と並んで三大香木のひとつとされており、それほどきつくはありませんが甘い香りが風に乗って運ばれます。河川改修工事でテラスが整備された際に植えられたのでしょうか、ここで見たのは初めてです。一重咲きですが園芸用に栽培されているのはほとんどが八重咲きだそうです。そういえばこれまで見たのは八重でした。

 花の後、楕円形で頂点に萼が角のように残る果実ができるそうで、クチナシの和名はこの実が熟しても裂けたりはじけたりしないので口が無い(口無)という説や、萼を鳥のくちばし、果実自体を梨にみたてて、口のある梨(口梨)といったなど、諸説あるようです。実は、乾燥させたものを煮立みはてた汁を染色に使うそうです。実は見たことがありませんので、今年はぜひ見たいものです。八重咲きは実が出来ないそうです。
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ムラサキシキブの花

2018-05-28 16:07:40 | Weblog
 九州南部に続き北部も27日に梅雨入りしたそうです。いよいよ梅雨の季節を迎えますね。関東はまだちょっと先のようですが、東京は曇り空で雨は降ってないものの梅雨空っぽい天気です。それほど暑くもなく、散歩にはちょうどよいといえます。牧野記念庭園に立ち寄ってみましたが、ムラサキシキブの花が咲いていました。秋になると紫のきれいな実をたくさんつけるので、誰もが一度は目にしたことがあるでしょうが、花は初めて見ました。花より実の方が有名な植物といえば果物がそうですね。梨やリンゴ、ブドウといった実は誰もが知っているのに、都会では花を見たことがないという人もいることでしょう。話は戻って、ムラサキシキブの花は葉の付け根(葉腋)から集まった花序を出し、淡紫色の花がたくさん開いています。花弁は筒状で4つに裂け雄しべが4本花冠から突き出ています。

 写真では大きく見えますが、近くに寄っているので、実際は小さい花です。10月から11月にかけ球形の実が紫色に熟しとてもきれいですが、この紫色から平安時代の女流作家の紫式部を連想したのでしょうか。もともとは「ムラサキシキミ」と呼ばれていたそうで、シキミとは実がたくさんなるという意味です。花言葉は「聡明」「上品」だそうで、これは紫式部から連想してつけられたといいます。昔の人の名が付いた花にはヒトリシズカがあり、バラの花にも多くみられますね。
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八重咲きドクダミ

2018-05-27 14:35:43 | Weblog
 沖縄地方に続いて九州南部も梅雨入りしましたが、東京は27日も夏日の暑さが続いています。来週は曇りや雨の降る日が多いようで、こちらの梅雨入りも近づいているのでしょうか。関東の梅雨入りは6月上旬と予想されていますが、日本気象協会によると梅雨に入った後は雨の日が多くなる見込と言います。真夏は猛暑が予想されるそうですから、比較的過ごしやすい天気の梅雨入り前に初夏の爽やかさを楽しんでおきましょう。サツキの話のときにもちょっと触れましたが、ドクダミの白い花が真っ盛りです。どちらかというと日陰を好む花のせいか至る所で咲いてます。大半が十字架のような一重咲きの花ですが、久しぶりに八重咲きの花に出合いました。

 一重もかたまって咲いているとそれなりに可愛いですが、八重咲きはちょっと見た目はドクダミとは思えない美しさがありますね。変異か改良された園芸品種なのか定かではありませんが通信販売で苗が売られているようですから、手に入りやすいのでしょうね。一重も八重も、花弁のように見える白い部分は総苞片(花芽を包む葉)で、中心部の黄色いしべのように見る部分がたくさんの小さな花の集合体だそうです。何年か前に石神井公園の遊歩道脇に咲いているのを見ましたが、翌年にはなかったので誰か根こそぎ持ち帰ったのかも知れません。自然はそのまま、そっとしておいて欲しいですね。とても繁殖力が強く、千切れた地下茎からも増えるそうですから、あちこちでかたまってさいているのでしょうね。ただ、八重咲きを植えても、先祖がえりして一重が咲くこともあるといいます。
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キャベツ畑のモンシロチョウ

2018-05-26 15:43:19 | Weblog
 大都会東京の西北部に位置する練馬区は23区内で最も緑豊かな所です。近年は都市化が進んでいますがそれでも農地面積は多く、野菜類の生産地でもあります。練馬と言えば練馬ダイコンというのが、かつては代名詞のようなものでしたが、現在は練馬ダイコンはほとんど生産されておらず、わずかに契約農家が栽培しているだけで全体の約4%ほどだそうです。代わって主流になっているのがキャベツで、今や練馬と言えばキャベツといわれるほどです。そんなわけで歩いているとキャベツ畑が良く見られます。今の時期、キャベツ畑ではモンシロチョウが見られ、フワりフワリと緑の葉の上を舞っているのを見るとほっこりした気分になります。

 なかなかメルヘンチックな光景ではありますが、蜜を吸うわけではないのに何でキャベツ畑に集まるんでしょう。モンシロチョウは明るく、暖かい所が大好きで、ここは産卵の場所でもあるのだそうです。そしてチョウの幼虫青虫は成長するためにキャベツの葉を食べるのですが、実はキャベツ以外にもダイコン、ブロッコリー、小松菜、菜の花といったアブラナ科の植物を好んで食べるそうです。これらの植物に含まれる辛み成分に反応するのですが、他の虫はこうした成分には寄りつかないといいます。せっかく育てた野菜が虫食いにされたのでは農家さんもたまりませんね。ただ、虫が食うほどだから安心して食べられるという人間心理もありますが…。難しいですねぇ。
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