アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

バカヤローの日

2014-02-28 18:27:08 | Weblog
 2月は“逃げる”と言われますが早いですねぇ、もう明日からは3月です。28日は「バカヤローの日」だそうです。毎日、毎日○○の日というのがありますが、これは際立って目立つ記念日ですね。1953年(昭和28年)のこの日、国会の衆議院予算委員会で、時の首相吉田茂が質疑の際、社会党の西村栄一議員の質問に答えて席に戻る時に小声で「バカヤロー」と吐き捨てたのが、マイクが拾ってしまったのが発端です。これが問題になり、結局は内閣不信任が通ってしまい、首相は3月14日に衆議院を解散しましたが、これをバカヤロー解散としたんだそうです。

 決して上品な言葉とは言えませんが、わかるなぁ。今の世でも、ついバカヤローと怒鳴ってしまいたいことが多すぎますものね。他の国までわざわざ出かけて言わなくてもいいことを言う政治家、酒席で言うのならまだいいのに講演でわざわざオリンピック出場選手をコケにしたようなことを言う政治家など、自分の立場もわきまえられない政治家の失言オンパレード、いくら注意されても我関せずで歩きながらの、自転車に乗ってのスマホいじりのアンポンタン。電車に乗ると客の大半がスマホいじりです。こんなのは世の中の役に立たないどころか電気の無駄遣いにしかならず、寸暇を惜しんでのゲームに熱中ではますますアホになるだけちゃいますか。

 ちなみに、今日はバカ陽気でしたねえ。【写真は周りのビルに埋没して影の薄い国会議事堂。政治家がいっぱいいます。(東京タワーから)】
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おもいのまま

2014-02-27 17:03:33 | Weblog
 27日の東京は朝から雲が低く垂れこめた天気。時折、霧雨が降り、傘が手放せない中の散歩は思ったほどの寒さではなかったのですが、なんだか冬なのか春なのかわからない一日でした。散歩コースの一つの道路沿いのお宅の庭で、今年も変わり種の梅が咲きました。一本の木の枝に白梅と紅梅が花をつける“おもいのまま”です。近くには見事な紅梅も咲いているのですが、ダブルで咲いているこの木はやはり目立ちます。

 花を楽しむ梅の里、吉野梅郷で有名な青梅市の観光協会のホームページには梅まつりや梅についての解説が詳しく載っていますが、今年は先日の大雪がまだ残っており梅の公園は立ちリができないそうです。解説によりますと、鑑賞を目的とする花梅は大きく分けて野梅(やばい)系、紅梅系、豊後(ぶんご)系があり、野梅系は原種に近く強健で豊後系はアンズとの雑種性が強い梅で花は淡紅色が多いといいます。おもいのままは野梅系の一種で輪違い(りんちがい)と呼ばれ、主に盆栽に向いているのだそうです。おもいのままは別名ですが、2種の花が同時に楽しめるのですからうまいこと名づけたものですね。人生に於いては思いのままに行かないことがほとんどですが、その方がいいんでしょうね。
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束の間の春、かな?

2014-02-25 17:20:13 | Weblog
 25日の東京は本当に久しぶりにいい陽気に恵まれました。日の出の時間も少しずつ早くなっているようで、ついこの前までは7時近い時間だったのが今は6時15分過ぎには日が昇るようになりました。朝の気温はまだそれほどでなく、予報通りに暖かくなるのかなと半信半疑でしたが、時間が経つにつれて上がり練馬では最高気温が14度を記録、3月中旬並みの暖かさになりました。先日の雨水の日に、つぼみが膨らんでいますと紹介した、近くの河津サクラは花が開き始めました。

 このサクラの“本家”静岡県の河津町ではとうに見ごろを迎えており、いくつかある名所の中には満開になっているようで、それに比べればまだちょっと寂しいものがありますが、それでもピンクの花を見ていると春だなあと実感します。26日も同じくらいに暖かい一日になるようですが、すっきり春本番とはいかないのがこの時期ですね。3月になると寒の戻りがあり、また気温は10度にも届かない日が続きそうです。いってみればこの陽気も束の間の春を演出しただけのようで、天気だけはままならないものということがよくわかります。

 思えば寒冷化は日本だけでなく、北米や欧州も何十年に一度という寒波に見舞われています。まさに地球規模での異常気象で年が明けたのですが、この先どうなるのか気になりますね。夏は酷暑、冬は厳寒という年が続きそうとの説もあり、そんなことを考えていると夜も眠れなくなりますねえ。
 
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雪溶け、フクジュソウやっと背伸び

2014-02-21 16:08:48 | Weblog
 天気は良いものの、相変わらず風は冷たく寒い日が続きます。27㌢という積雪を2週にわたって記録した東京は21日になっても残雪がまだ見られます。もちろん、歩く所は問題ないですが、日当たりのよくない所は固くなった雪がありますね。税務署に行ったついでに久しぶりに牧野記念庭園に立ち寄ってみました。庭はまだ雪を被った所も多いですが、少しずつ溶けてきており雪に埋もれていたフクジュソウが残雪の脇でやっと背伸びが出来たように花開いていました。何時も散歩に持って出るカメラがポケットにないのに気づき、携帯で撮りましたがまあまあ良く撮れたかな。近頃はカメラの代わりにスマホで撮る人が多いようですが、スマホの必要性を感じないワタシは未だにガラケーです。

 今では温室栽培ものが正月から見られますが、本来は早春の花です。東京では雪とのツーショットは滅多に見られることはないので、鮮やかな黄色が目に染みるほどの美しさです。別名元日草とも呼ばれ、新年を祝う花として古くから親しまれてきた花ですが、茎や根には毒があるそうですので注意が必要です。花言葉は「永遠の幸福」だそうです。同庭園ではソメイヨシノに先立って咲くオオカンザクラも有名ですが、つぼみも少しピンクがかったのも見られます。長いこと居座っていた寒気も週明けぐらいから後退しそうで、気温も上がってきそうですのであと少しの辛抱です。来週末はもう3月ですものね。
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雨水

2014-02-19 15:11:10 | Weblog
 19日は二十四節気の雨水。「あまみず」ではなく「うすい」と読みます。空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味です。草木が芽生える頃で、昔から農作業の準備を始める目安とされてきた時期です。先日の2週続きの大雪の後遺症が残り、関東地方ではやっと不通だった列車が運行を開始、数珠つなぎだった高速道路や国道が走れるようになったばかりで、普段は雪とあまり縁のない東京でも片づけられた雪が溶けずに見られます。今週も今日、明日はまた雪が降るかもという予報が出ていましたが幸いにも免れ、みんなホッとしているでしょうね。そういう意味では暦通りになったといえますが、まだ寒さは厳しいものがあります。

 これからは三寒四温を繰り返し、少しずつ春が近づいてくることでしょう。近くに河津サクラの木があり、毎年、このあたりでは一番に花を咲かせるのですが、もうつぼみが大きく膨らんできています。よく見ると開いているのもあり、いつもながら植物の生命力の強さには感心させられます。間もなく満開になるころはもうちょっと気温も上がってくるかもしれませんね。聞くだけで暖かさを感じ、なんとなくウキウキしそうになる「春一番」が吹くのもこれからの季節です。昨年の関東での春一番は3月1日に吹きましたが、今年はいつになるかな。立春から春分までの間に吹く、強い南風が春一番ですが、漁師さんにとってはうきうきどころか漁の大敵として恐れられているそうです。
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