二度目だよ ネムノキ

　自転車並みの速度だったりジョギングのようだったりとノロノロした速度で、あっちへ向いたりこっちへ来たりと迷走を続けている台風10号。未だに西日本をさまよってます。進路が全く不明なので予想する方も困っているようで、予報も外れまくっています。遠く離れた関東あたりも湿った空気のおかげで大雨も、ということで本日の東京の予報は一日雨でしたが、お目覚めの時はさんさんと陽が射してました。なんだこれ？！昼頃から雨がということでしたが特にそんな気配もないので昨日休んだ散歩に出ました。夜には降るんでしょうが、1時を過ぎても晴れたままです。こんな台風も珍しいやね。

　昨日は30度に届きませんでしたが湿度が高く、非常にムシムシの一日でした。今日はまた都心も練馬も30度超えで蒸し暑さは変わりません。明日からはもう9月です。少しは秋らしくなるのかと予報を見ると、まだ33度なんて日が多く見られ残暑が続きそうですが、ま、先のことですから。ネムノキの花が大分前から咲いてます。当たり前のように前を通手ましたが、あれ？ネムノキって以前も咲いてなかったっけ？そうだ、梅雨に入る前だったかに咲いてたな。ネットで調べてみると、ネムノキは二度咲く花として有名なんだって。そうだったんだ！6月に咲いて、いったん終わって8月にまた咲くそうです。結構、二度咲きする花ってあるんですねぇ。

やっと猛暑は去ってくれたか

　強力な台風10号が九州に接近していて気象庁から鹿児島県に特別警報が出されました。明日以降、上陸するようで「これまで経験したことのない雨と暴風」に警戒しなければなりません。近年風も凄いですね。ひと昔前は石原裕次郎が「何だいありゃ何、風速４０米？アハハ」と歌っていたように風速40㍍なんて言うと、とてつもない暴風でしたが、近ごろの台風は風速60㍍や70㍍も当たり前でもうメチャクチャです。雨だって1か月分が一日で降ったりとこれまでの常識が通用しない時代になってます。コースによっては関東も直接に影響を受けるので心配です。

　嵐の前の静けさというか、東京は28日は雲が多いものの☀。結構、暑いけどこのところ気温は３２，3度です。今日も近畿地方などでは猛暑日に近い所も見られますが、東京は17日以降は都心で猛暑日を記録していません。練馬も一度だけありましたがずっと落ち着いています。同じ暑さでも35度以上の暑さはちょっと違いますものね。やっと酷暑から解放される日が来たでしょうか。青森ではねぶたが終わると秋風が吹くといいますが今年はどうでしょうか。もう秋風かな。

　散歩道ではキバナコスモスがあちこちで咲いてます。コスモスと言えば秋のイメージですが、キバナは夏のうちから咲き長いこと咲き続けます。それでも何となく秋を感じるのは名前のせいでしょうか。間もなくオオハルシャギクといわれる白やピンクなどの花のコスモスも開花します。

ボタンクサギ

　台風10号が近づいて来ています。まだ離れていますが持ち込んでくる湿った空気の影響で各地で雨雲が沸き大雨が降っています。東京も27日早朝に都心の方で結構降ったそうです。練馬も少し降り、サッシ戸を開けて寝ていたので風で吹き込んできて顔に当たる雨で目が覚めました。そうか今日は雨だなと思っていたら、朝目覚めた時は日が照っていました。なんのことはない、このところ曇り予報でも晴れることが多く、ちっとも涼しくなりませんねぇ。関東は猛暑とまではいきませんが、西日本や北陸は今日も猛暑日の所が多いようです。

　近くの小公園を通ったらボタンクサギの花が咲いていました。お饅頭のような、アジサイにも似ているこの花はクマツヅラ科クサギ属の落葉低木で中国が原産だそうです。ピンク色のプロペラのような小さな花がたくさん集まり、半円形の手毬状の花を形作っています。葉っぱや茎に傷をつけると臭い匂いがするので、ボタンの花のような花の咲くクサギ（牡丹臭木）と名付けられたそう。花は匂いはないそうです。“本家”のクサギ（臭木）も同じように葉などを傷つけると悪臭がするそうですが、ワタシはわざわざ嗅ぐこともないのでどんな匂いかわかりません。アゲハチョウが好んで集まる花だそうですが、蜂も来るようで蜜を吸ってました。左上にいますが見えますか。

　この花はこの公園でしか見たことがありませんが、とても繁殖力が強くどんどん増えるので庭に植える時は注意がいるそうです。花言葉は「輝く美しさ」「運命」だそうです。

猛暑の中の小さい その２ 風にそよぐススキ

　強い勢力を保った台風10号が日本列島に接近中だそうです。週半ばには九州に上陸し列島を縦断する恐れがあるということで、今後の進路に注意が必要です。すでに湿った空気の影響でまた各地で局地的な豪雨をもたらしていますが、暑さもなかなか収まりませんねぇ。26日も九州から北陸では猛暑になってます。東京は都心では18日以降猛暑日はなく今日も都心も練馬も33度台で推移しています。台風の影響か、秋雨前線のせいか明日から全国的に☂マークが続き、猛暑日はないものの依然として暑さは続きます。

　危険な暑さではないにしても連日30度は超える残暑ですから秋という感覚はありませんね。せめて秋の風情を目で確かめることが出来るものはないか、汗を拭きながら小さい秋を探しながら歩いてます。先日、秋の七草のひとつ、ハギの花を見ましたが今日は川べりで風にそよぐススキの穂が目に入りました。よくこんな所にと思う護岸の上の狭い所に何本か生えてましたが、銀色に輝く穂が揺れる様は秋を感じますね ^^。

キツネノカミソリ

　ふと気が付いたら8月ももう残り少なくなっているんですねぇ。一年で最も暑い時期といわれる8月上旬をとっくに過ぎているのに、暑さの方は一向に衰えをみせておらず、8月最後の日曜日の25日も暑さが続きます。ひと頃のようにアメダスの地図が真っ赤ではなくなりましたが、まだ西日本は猛暑日の所も多く福岡県太宰府市の猛暑日の連続記録もどこまで伸びるんでしょう。東京は練馬が34.6度と猛暑日近くまで上がってますが、いつも雨雲がよけて通っていてこの辺でひと雨ほしいところです。

　暑くてしばらく足が遠のいてましたが、牧野記念庭園に久しぶりに行ってみました。庭園を彩る花の少ない時期ですがキツネノカミソリがまだ残っていました。よく似た花のオオキツネノカミソリは咲き終わってしまったようです。キツネノカミソリも数が少なくなってますが緑の草の中のオレンジ色の花はそこだけパッと明るくスポットライトを浴びているようです。ヒガン花科ですから花の咲いている時期は葉がありません。花もふんわりした感じの彼岸花に比べると花弁も少なく、あまり反り返らないのも特徴ですね。彼岸花同様有毒です。花言葉は「妖艶」。お彼岸の頃に見頃になる真っ赤なヒガンバナ（曼殊沙華）は「情熱」と、それぞれの花の特徴を表していますね。