アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

梅雨空に咲くネムノキ

2017-06-29 17:24:35 | Weblog
 東京は今日も曇天。たまに陽の射すこともありましたが、じっとりとした天気が続いてます。テンションの上がらない空模様の割には気温は高く、都心の最高気温は29.3度、23区で一番暑い練馬は30.1度と真夏日でした。この時期に咲く花と言えばアジサイですが、大泉中央公園ではネムノキの花が咲いています。花といってもたくさん集まって針のように見える淡紅色の部分はおしべなんだそうです。変わった名ですが、葉の方に名の由来があります。同じマメ科の植物にオジギソウというのがあり、こちらは葉に触れると櫛状の葉が閉じてしまうのでお辞儀をしたように見えることからそう呼ばれますが、ネムノキの葉は触っても変化はなく夜になると自然に閉じるんですね。就眠運動というそうですが、まさに眠っているように垂れ下がるさまが男女が寝ているように見えるので夫婦円満の象徴と言われ、漢字で書くと合歓木(ねむのき)だそうです。

 そんなことから花言葉は「歓喜」「胸のときめき」「夢想」「やすらぎ」。中国の逸話に機嫌のの悪い父にネムノキの花の入った酒を飲ませたところ機嫌がよくなったという話もあるそうで、ここから歓喜を意味するようになったとも。ちなみに花が絹のように見える事から、英語ではsilk treeというそうです。また、余談ですがワタシの誕生日の誕生花でもありますが、これは知りませんでしたねぇ。それにしても夜になるとちゃんと眠れるなんて、不眠に悩む人にとってはうらやましい限りですな。
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トンボの楽園

2017-06-27 15:54:59 | Weblog
 東京は今日も梅雨の中休み。どんより曇っている割にはやや湿っぽく、時折吹いてくれる風が心地よく、散歩にはまずまずです。しばらく行ってなかったぁと、隣町の都立石神井公園まで歩きました。ボートに乗れる石神井池と、樹木に囲まれ周囲の木道の散策が楽しめる三宝寺池と二つの池のあるこの公園は、これから暑くなると緑陰が天然のクーラーのように涼しいので、格好の散歩コースです。武蔵野の面影の残る自然がたっぷりで、小鳥から水鳥までさまざまな生き物に出合えますが、これからはトンボの楽園でもあります。小さかった頃は、空を覆うばかりのトンボがいましたが、近年は環境の変化でトンボの数も減っているのか、都会ではそれほど見られなくなってますね。

 この公園は水があるため、いろんなトンボが今でもたくさん見られます。昔懐かしいヤンマから赤トンボまで普通に見られ、昔に還れます。大きなヤンマは動きも早く、じっとしていることがないのでまだ写真が撮れていませんが、同じヤンマの仲間でも宝石のような美しい色のマルタンヤンマやウチワヤンマ、蝶のようにヒラヒラ飛ぶチョウトンボといった珍しいトンボは撮影できています。今日出合ったのは、これまた珍しいトンボのひとつでした。目にしたのは初めてで、池の中のちょっと遠い所にいた、翅の色が橙色のコフキトンボの雌だそうです。雄はシオカラトンボと区別がつきにくいほど似ていると言いますが、こちらは独特な模様と色合いですねえ。珍しいトンボに普通に出合えるのは楽園ならではで、これからは赤トンボの季節になります。
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政治家に「品」は不要か

2017-06-23 15:14:53 | Weblog
 ただでさえ暑くてイライラするような日が多いのに、不愉快なニュースがこれでもか、これでもかと続くこの頃です。うんざりするアホなことの中で、特に腹の立つのは政治家の不祥事です。日本の政治を動かしている自民党のセンセイに多いには嘆かわしい限りだねえ。週刊誌の報道を受けて今、メディアを騒がせている埼玉選出の女性議員の政策秘書に対する暴行、暴言は事務所が認めているから事実なんでしょうが、まったくひどいものです。録音が明らかになっているので、聞いた人も多いでしょうが、これが元官僚、国会議員の態度とはとても信じられない下品な内容。離党届を出すハメになった野は当然で、政治家そのものも辞めろの大合唱が聞こえるのも当たり前です。彼女を含め当選2回生の議員に5人も不祥事を報じられた輩がいるのは偶然じゃない、経験も浅いのにふんぞり返っているセンセイばかりだからでしょ。

 さらに驚いたのはこの話を受けて元官房長官が「可哀想。あんなのは男性議員にはいっぱいいる」とこのアホをかばうような発言をしたこと。えっ、自民党はゲスの集団かよってあきれた人も一人や二人ではないよね。さすがに、ソーリに叱られたのか取り消したけど、これも何時もの通り。取り消すくらいなら初めから口にするな、といっても通じないダロウネ、センセイ方には。大先輩の中曽根さんが大事にしていた「品格」は、今の政治家には必要がなくなったのか。どうせろくな仕事も出来ないんだから、せめて品よくしてほしいよ、センセイ。今日、都議選が告示されましたが、議員を目指す候補者の皆さんは肝に銘じておいてくれ。そんな折、小林麻央さんの訃報が報じられました。いくら何でもまだ若すぎるでしょう。合掌。
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大泉の“日本一おいしい水”

2017-06-20 14:56:12 | Weblog
 東京は20日も梅雨の最中であることを忘れるような暑さです。暑くなると水の有り難さが身に沁みますね。昔は水道の水はそのままではまずくて飲めたものではなかったですが、近頃は技術の向上で水道水もずいぶんおいしくなり、販売もされている「東京水」は輸入のミネラル水にひけをとりません。ところがこれを上回るおいしい水が練馬区の大泉学園にあることを最近知りました。東映撮影所に近い東大泉3丁目の弁天池そばで、地元の水道事業団体大泉名水会が管理、地下からくみ上げている水がそれです。この水は、奥多摩、埼玉県の秩父地方に降った雨が地下水脈にたまり、地層によって濾過され約100年かかって流れ着いた深層水で、地下233㍍からポンプアップしてくみ上げているそうです。

 おいしい水とは、水の分子が適当にそろっているのが条件で、測定値がカナダのケベックの水の0.999に次いで0.997と、いわば世界で2番目の評価で、日本では一番おいしい水と言えるそうです。定期的に水質検査も実施されており安心して飲めます。もともとはこの地に陸軍士官学校の職員住宅がつくられた際、水道施設も造り水を供給したのが始まりで、現在は東大泉3丁目に住む515世帯の会員による大泉名水会が管理運営しています。こうした歴史がありますが、名水会では安心して飲めるおいしい水を会員外にもと開放しました。事業所は練馬区の防災井戸にもなっており、道路際に設置された蛇口から自由に頂けます。

 ワタシも時折、ペットボトル持参で利用させていただいてますが、そのまま飲んでもクセがなくおいしいし、この水で淹れたコーヒーはとてもおいしいです。
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白子川にカワセミ

2017-06-17 16:31:23 | Weblog
 昨日は上空の寒気と地上の気温が上がったせいで大気が不安定になり、関東各地で雷雲が発生し時ならぬ豪雨になった所もあったようですが、17日はそんな心配もない良いお天気に恵まれました。都内でも八王子では雹が降ったそうで、練馬でも集中豪雨の恐れがありましたが、うまくそれてくれたみたいで雨は降りませんでした。それにしても梅雨の最中とは思えない暑い天気続きです。友人の家庭菜園も雨が降らないので野菜の成長が悪く、困ったもんだとぼやいていました。散歩には晴れた方がいいのですが、やはり少しは降ってもらわないと困る人も多いですね。近くの白子川の川べりを歩いていると、珍しくカワセミがいました。

 白子川は練馬区東大泉7丁目の井頭(いがしら)公園を源流に、主に住宅街を流れ、埼玉県和光市、板橋区を経て新河岸川に合流する中小河川です。水源が湧水ですので普段は水量も多くなく、カワセミくんがいた所はゴミもありました。いつもはカルガモしかいない水の少ない川に、たまに姿を見せるカワセミは石神井公園から来るんでしょうか。写真は飛び立った瞬間ですが、とっさのことでカメラ任せだったので悪い写真の見本みたいです。動きの速い被写体を狙う時はカメラ任せでなく、シャッター速度を速く設定しておかないといい写真は撮れませんね。
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