アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

皇居で儀装馬車運行

2009-11-29 15:21:50 | Weblog
 今年は天皇陛下がご即位されて20年にあたりさまざまなお祝いの催しが行われていますが、平成2年(1990年)の伊勢神宮での儀式に使われた2台の儀装馬車が28,29の両日、皇居東御苑で運行され一般に披露されました。陛下の即位の礼及び大嘗祭を無事終えられたことを伊勢神宮に奉告される「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」は平成2年11月27,28日に豊受大神宮(外宮)、皇大神宮(内宮)にて行われました。


 その際に天皇皇后両陛下がお乗りになったのが2頭曳きの2台の儀装馬車です。儀装馬車は、皇室の重要な儀式に使われる馬車で1号から4号まであり、4号は外国からの特命全権大使が天皇陛下に信任状を捧呈する際の送迎に使用されます。即位の礼の儀式では2号に天皇陛下、3号に皇后陛下が乗られました。


 今回披露されたのは2号、3号の馬車で、東御苑の二の丸付近を正装した宮内庁職員に曳かれて約30分かけてゆっくり練り歩きました。両日ともお天気に恵まれ大勢の人たちが詰めかけ、色づいた木々の脇を進む馬車にカメラを向けていました。




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深大寺の元三大師ご開帳

2009-11-28 17:03:47 | Weblog
 調布市深大寺元町にある天台宗別格本山深大寺で厄除けのお大師さまとして知られる元三(がんさん)大師がご開帳されています。元三大師は比叡山中興の祖で厄除け大師として、またおみくじの創始者として信仰を集めている元三慈恵大師良源大僧正(913-985年)のことで正月3日(1月3日)に入寂されたのでがんさん大師と呼ばれるそうです。今年は1025年遠忌にあたるということで25年ぶりのご開帳が行われています。


 寺の伝えによりますと正暦2年(991)に寛印法師により比叡山から深大寺に遷座された大師自刻像と伝えられているそうです。そのお姿は座像で約2㍍と他に例を見ない大像で、普段は決して見ることの出来ない尊像ですが50年に一度本開帳、25年ごとに中開帳が行われ、直接お参りが出来ます。深大寺は浅草の浅草寺に次ぐ都内第二の古刹で、普段でも多くの参拝客でにぎわいますが、12月3日までの期間中はさらに多くの人が訪れそうです。


 ご開帳期間中は元三大師さまほか総ての御堂を拝観できる25年に一度の機会ですので、ぜひお出かけになってはいかがですか。また深大寺周辺のお蕎麦屋さんではご開帳に合わせて深大寺そば感謝祭としてさまざまな催しを実施しています。
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池袋に新ブランド~地下から空へ

2009-11-27 16:43:02 | Weblog
 池袋駅西口に新しいランドマークが誕生。東京メトロの新施設「Esola」(エソラ池袋)が27日オープンしました。東京メトロでは今年3月、地下鉄副都心線と有楽町線池袋駅に商業施設「Echika」(エチカ)を開業しましたが、今度は駅から「地上(空)」への上質な玄関口として新ビルのエソラをオープンしたものです。ネーミングは「E(いい)Sola(空)」ありたいということで名付けたそうです。


 新ビルは地下1階~地上9階で、地下から5階まではファッション、雑貨、6~9階はレストラン街で全部で40店が入居。このうち新業態店が9店、池袋初出店の店が29店といいます。池袋駅に直結しているのが特徴で、エチカとエソラを結ぶ「エスパス・アール」も同時に完成しました。ターゲットにしているのは20-40台の女性だそうで、レストランには一人でも利用しやすい店もあるようです。
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交通戦争って知ってますか?

2009-11-26 15:35:20 | Weblog
 また堅い話で恐縮ですが交通戦争ってご存知でしょうか。昭和30年代、(1955-64年)モータリゼーションの普及で交通事故が急増しました。その後も事故は増え続け、ピークとなった1970年には死傷者が100万人を超え、死者は55年の12倍、17,000人に達し、これは日清戦争での戦死者に匹敵する数であるということでそう名付けられたものです。そして犠牲者の多くは子供でした。当時の読売新聞は「交通戦争」のテーマで事故撲滅の大キャンペーンを展開したものです。


 その後国を挙げての努力で事故、死者ともに減る傾向をみせましたが、1980年代より再び増加、88年にはまた死者が1万人を超え、第二次交通戦争と呼ばれました。前に比べ特徴としては自動車乗車中の事故が最も多くなっています。近年の資料は手元にないのですが、警察庁の統計によると1980-2000年では若者の運転中の死者が全体で最も多いのです。


 何故、こんなことを言うかというと、新政権が打ち出している高速道路の無料化が第3次交通戦争を招きかねないと心配しているからです。いろいろ政策に批判がありますが、事故に限って話を進めます。まず、高速道路は一般道とは全く違う構造の高速専用の道路であるということです。無料になれば普段高速を利用しない人もどんどん入ってくるようになるのは必至です。慣れていない人も、ちょっとそこまででも利用するでしょう。


 80-100キロで走る高速を一般道の感覚で走ることの危険性がどれだけ認知されているか。いったん事故が起きると高速では重大事故になります。死者は還りません。ウインカーを出せば車間も確認せずに車線を変えていいと思っているビギナーがどれほど多いことか。ちなみに道路交通情報をパソコンで開いてみてください。高速道での事故の×印の多いこと。現在でもこれだけ事故が毎日起きているのです。生活道路の感覚で高速に進入するドライバーが増えたら…結論は目に見えています。


 高速道を生活道路にしてはいけません。ですから無料化には賛成出来ません。ただ、現在の料金は高すぎますのでいく分引き下げることには賛成です。
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練馬のお酉様

2009-11-24 16:52:28 | Weblog
 さすがに冬を間近にしたこの時期は2日と暖かい日は続きませんね。24日は今年二度目の酉の市。これまで出かけたことがないので行ってみようかと。東京では浅草の鳳神社や新宿の花園神社の酉の市が有名ですがちと遠いので、近くを調べたところ練馬駅の近くに大鳥神社がありました。練馬なら歩いても行けると、散歩方々訪ねてみました。


 練馬の大鳥神社、あるのは知らなかったのですが、調べてみたら歴史の古い由緒ある神社です。伝承によると、正保2年(1645年)中荒井村に3羽の鶴が飛来し、村人はこれを瑞祥として喜び大切に保護したそうです。この鶴が死んでしまったため小さな祠を建ててその霊を祀ったことに始まるといいます。その後現在の地に社殿を建立し、和泉国一宮の大鳥神社から天之日鷲命を勧請し合祀したのが神社の始まりだそうです。現在の建物は昭和59年に改築されたもので、毎年の酉の市には近郷から大勢の人たちが集まりにぎわうそうです。


 そう広くはない境内には熊手など開運、商売繁盛を願う縁起物を売る店が出て、にぎわってました。近くの小路も露店などが軒を並べ祭り一色のにぎわいです。酉の市に欠かせない熊手は、鷲が獲物をわしづかみにするのになぞらえ、その爪を模したもので福徳をかき集めるというものだとか。客と店の間で威勢のよい掛け声が飛び交うのが酉の市の魅力ですね。


 
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