アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

宇宙の店

2007-07-26 16:31:31 | Weblog
 暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。楽しみにしていた日本初の月周回衛星「SELENE」(愛称かぐや)を載せたH-ⅡAロケットの打ち上げ(8月16日の予定)がちょっとしたトラブルで延期になりました。もちろん、ちょっとしたといっても打ち上げた後では取り返しのつかないことになるので、仕方がありませんが…。ところで、このロケットどれぐらいの大きさかご存知ですか。


 写真はH-ⅡAの第1段エンジンLE-7Aの実物です。ロケットそのものは全長53mもありますが、メインエンジンだけでも相当大きいことがおわかりでしょう。このほか宇宙服のレプリカや宇宙関連のさまざまな資料やグッズなどがあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)の情報センター「JAXAi」が東京駅隣の丸の内オアゾの2階にあります。見るだけで楽しい宇宙開発の歩みなどの資料(貸し出しもあります)やさまざまなワッペンなどの販売コーナーもあり、変わったところではアイスクリーム、たこ焼き、グラタンなどの宇宙食も。散歩がてらにぜひのぞいてみてください。
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ウバユリ

2007-07-20 15:49:08 | Weblog
 練馬区東大泉の牧野記念庭園で珍しいウバユリが咲きました。ウバユリは山地で見られるユリ科ウバユリ属の花で、牧野庭園には70株ほどが自生しておりますが都内で見られるのはここぐらいではないかといわれます。先週あたりが見頃だったようで、ちょっと盛りは過ぎておりますが20日もまだ見ることができました。


 よくみかけるユリの花に似てますが、よくみると独特の形をしてます。50~100センチの茎に10センチほどの白い花を横向きにつけてますが、咲き始めは緑色をしているんだそうです。花の咲く頃は葉がなくなるので、(歯)がないのにひっかけて乳母ゆりと呼ばれるようになったそうですが、失礼ですね(笑)。写真には葉が見えますが、これは別の草の葉です。[写真はクリックすると大きくなります]
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祭りの露店も変わったなぁ!

2007-07-16 16:28:11 | Weblog
 夏だ、祭りだ!というわけで、あちこちで夏祭りが行われていますが、光が丘公園でもこの3連休に「よさこい光が丘」が開かれました。練馬区が独立して60周年を迎えるのを記念して、さまざまなイベントが企画されていますが、これもそのひとつとして初めて行われたものです。


 あいにく、台風4号の通過と重なり14日は雨、15日も夕方近くまで雨模様という散々な天候に見舞われましたが、最終日の16日は台風一過の好天が午前中は続き、大勢の人で賑わいました。


 祭りといえばいろんな露店がつきものですが、とても様変わりした露店にびっくりしました。色とりどりのカラフルなテントがずらりと並び、これまでの露店のイメージを一新したような華やいだ雰囲気です。会場案内図には各種模擬店と書いてありましたが、呼び名もこんな風に変わっていくんでしょうね。なお、よさこい大会は30チームが参加、夜まで賑わっていました。
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日本の宇宙食

2007-07-12 15:28:40 | Weblog
 宇宙食って聞き慣れない言葉かもしれませんが、宇宙飛行士が宇宙船や宇宙ステーションに滞在中に食べるために開発された食品です。歴史は古く、1959年から始まったアメリカの有人宇宙船「マーキュリー計画」が初めです(ソ連については不明)。マーキュリーは最初、打ち上げて宇宙空間へ飛び出し、後は慣性飛行で地上に戻る、弾道飛行でしたからこのときはまだなかったでしょうが、軌道飛行に進みある程度軌道上に留まることになってから持って行ったようです。


 この頃はまだ、いまのビスケットのようなものやチューブ状の袋に入ったものを吸っていたようですが、次のジェミニ計画、スカイラブ、アポロと宇宙滞在が長くなるにつれ、食事もだんだん進化してきました。日本人飛行士も何度かスペースシャトルで宇宙へ行っており、特別にラーメンなどを持ち込んでいましたね。


 今回、JAXAに食料品メーカーが協力して開発した宇宙食は日本食が基本で、6月27日、12社の29種類の食品が「宇宙日本食」に認証されました。ワカメを細かくして飲みやすくしたスープや3種類のカレー、一口で食べられるように固めたラーメン、イワシやサバのトマト煮、羊羹、お赤飯などバラエティーに富んでいます。味付けは少々濃い目ですが、試食の結果はいずれもおいしかったですよ。


 カレー、ラーメンなど外国人飛行士にも人気がるようですが、日本食の代表といえばやはり寿司。いろいろクリアしなければならないことも多いですが、JAXAでは近い将来ぜひ実現したいと意気込んでいます。
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日本の宇宙開発計画

2007-07-11 16:16:39 | Weblog
 七夕の宵に遠い星たちに想いを馳せた人も多かったことでしょう。広大な宇宙はロマンに満ちていますものね。科学技術の発達で、これまで謎だったことも少しずつ解明されてきてますが、日本の宇宙開発計画はどうなっているのでしょう。ということで、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のシンポジウム2007「探る宇宙 食べる宇宙」が10日夜、東京・ザ・プリンス パークタワーで開かれました。これからの計画や、宇宙滞在中の宇宙食などについてお話がありましたが、これらをかいつまんでご紹介しましょう。


 大きな事業としては、月周回軌道を回る衛星SELENE(セレーネ)の打ち上げと日本やアメリカなど世界15国が協力して計画を進めている国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の打ち上げなどがあります。


 月周回衛星は一般公募で「かぐや」と名づけられ、アメリカのアポロ以来最大の月探査計画になるということです。「かぐや」は8月16日(木)9時30分48秒に鹿児島県の種子島宇宙センターから、わが国の誇るH-ⅡAロケット13号機で打ち上げられます。月の軌道に到達後、二つの“子衛星”を分離、それぞれが軌道を回りながら全体を観測する計画です。1年間、運用されますが、新しい発見があるかもしれませんね。


 「きぼう」は来年初めから3回にわけてアメリカのスペースシャトルで運ばれ、現在、地球を回っている国際宇宙ステーションとドッキングします。3人の日本人宇宙飛行士が「きぼう」のパーツとともにシャトルでISSへ向かい作業にあたりますが、若田光一飛行士は2008年度中に3ヶ月ほどステーションに滞在、宇宙から報告してくれることになっています。次回は日本の宇宙食についてご紹介します。[写真は国際宇宙ステーションの模型]


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