アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

もうキンモクセイが

2017-09-25 15:46:27 | Weblog
 週明けの25日の東京は秋晴れのいい天気に恵まれました。午前中は風も弱く心地よい散歩日和でした。オリンピックもこんな季節にやれたらいいのにと思ったほど、秋の日の好天は歩いていても気持ちよく疲れません。久しぶりに訪ねてみた大泉中央公園は近くの保育所の園児たちの楽しそうな声が弾んでいました。まだ紅葉の気配もなく、緑一色でしたが、香しいかすかな芳香が漂ってきたのでその方へ歩いていくとキンモクセイの花が咲いていました!えっ、もうそんな時期になったのかとびっくり。キンモクセイは10月になってからと思っていたのですが、9月後半に開花することもあるんですねえ。

 春先のウメやジンチョウゲも真っ先に春の香りを届けてくれる花で、夏が近づくころはモクレンが、そして秋はキンモクセイがと、四季のはっきりした日本では季節季節に香りが楽しめていいですね。特にキンモクセイはある日突然に香りが始まります。その香りは風に乗って結構遠くまで届くので、近くに見えなくても探し歩くのも楽しみの一つでもあります。昔はトイレの芳香剤にモクセイの香りが使われていましたが、今はあまりないようです。咲いている間はずっと芳香を放つのですが、雨が降ったりするとあっという間に散ってしまいますね。10月中旬ごろ、別の枝咲きの花が咲いて「あの香りが再び」といったこともあるようです。花言葉は「謙虚」「気高い人」だそうです。

 
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ホウジャク

2017-09-23 16:01:48 | Weblog
 23日は秋分の日です。暑い日は減り、代わりに冷気を感じる日が増える、と暦便覧にはありますが東京はそれを実感する日でした。朝は涼しく、曇天で日中も気温は上がらず23度ちょっとと10月上旬の頃の天気で、街を歩く人も長袖姿が多くカーディガンを羽織っている人も。暑がりのワタシには半袖でも十分でしたが…。公園を歩いていると仄かな香りのアベリアが満開です。この季節は蜜を求めてアベリアには可愛い訪問者がいるのではと、歩きながら見ていると、いました!花から花へ、忙しく飛び回るちっちゃなホウジャクが。あまりに動きが速いのでなかなか気づく人もいないのですが、写真を撮るのもひと苦労です。

 一見、ハチのようですが実はスズメガの仲間の蛾です。蛾といえば華やかな蝶と比べて見た目に差があり、どちらかというと嫌われ者扱いをされますが、ホウジャクはとても可愛らしく誰も蛾とは気づかないようです。蜜を吸うための口吻が長く発達しており、アベリアのような筒型の花でも容易に吸えるのです。よく知られた同じような小さな鳥、ハチドリがいますがそれでもこちらは6㌢ほどの大きさ、ホウジャクはさらに小さくクマンバチくらいです。三角形の翅を羽ばたかせて自由自在に飛び回り、早い時は時速50㌔ほどと言いますから目で追うのも大変です。蜜を吸う時は長い口吻を伸ばし、ホバリングして吸います。それもわずか1秒か2秒、あっという間に他の花に移っていきます。アベリアの近くを通りかかった時は観察してみては。ホウジャクいるかもしれませんよ。
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今はもう秋…ですね

2017-09-21 15:37:46 | Weblog
 気が付けばもう秋の彼岸、土曜日は秋分の日です。なんのかんの言っても本当に時の経つのは早いものですねえ。東京は21日も良い天気で、気温ももうちょっとで真夏日というところまで上がりましたが、湿度が低く気持ちの良い暑さでした。これからは30度まで上がることもあまりないでしょうから、名残の暑さになるでしょうか。青く澄みきった空は、まさに天高くという表現がぴったりの秋の空です。街中ではあまり見られなくなりましたがちょっと郊外に足を延ばすと、ところどころでコスモスの花が爽やかな風に揺れていて秋を体で感じます。ついこの前咲き出したと思っていたヒガンバナもあちこちでいっぱい咲いており、華やかですね。昨日は埼玉県をご訪問中の天皇皇后両陛下が日高町のヒガンバナの群生地、巾着田で真っ赤な絨毯のような風景をご覧になったそうですが、100万本の満開の花はお彼岸のひと時に印象に残られたことでしょう。

 秋と言えばスポーツに読書に、そして食欲の秋といろんなことに最適の季節です。日課のウォーキングも暑くもなく寒くもなくと一年で最も快適な時期になります。今年の夏は、暑さ続きから長雨にたたられたりと不順な天候で農作物への影響が心配されましたが、その後比較的安定した天気が続いていたので実りの秋も期待できそうです。まずは食欲の秋をたっぷり楽しみましょうか。
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この花何ぁ~んだ!

2017-09-16 14:55:45 | Weblog
 三連休の初日、台風が近づいて来ています。まだちょっと離れているため、東京は今にも雨が降り出しそうな天気ですが何とかもっているようです。降る前にと、散歩は早めに出かけました。途中、珍しい花を見ましたが、何だかわかりますか?え、アサガオ?ブブー、似てますが違います。正解はサツマイモの花です!ジャガイモの花はよく見かけますが、サツマイモも咲くんですねぇ。実は、九州南部や沖縄など温暖な気候では普通に咲くということですが、本州以北での開花は珍しいそうです。近くの農園で咲いてましたが、農園の人がいなかったので中に入れず遠くからの撮影になりました。よく見れば葉が違いますが、アサガオの花にそっくりですね。似ているのももっともで、サツマイモもアサガオの仲間なんだそうです。

 サツマイモは短日植物といって、昼の時間が短い時に花が咲くのだそうで、本州は昼の時間が長いため滅多に咲くことはないのだとか。このほかにも栽培条件や日照、気温、降雨などの気象条件が影響しているそうです。滅多に咲くことのないサツマイモの花ですが、花言葉もあるようです。「乙女の純情」「幸運」だそうですが、見ることが出来たのも幸運ですねえ。
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残暑の中に小さい秋見ぃつけた

2017-09-13 14:57:40 | Weblog
 13日の東京は好天に恵まれ30度超えの厳しい残暑。ただ昨日のように蒸し蒸しする暑さと違って、幾分カラッとした暑さだったのが救いです。明日も暑さは残るようですが、終末からの3連休は急に進路を変えてきた台風18号の接近で荒れ模様の天気になりそうという予報が出ています。まっすぐ行ってくれればいいものを、日本列島に近づいて来てからブーメランのように急にこっちへ曲がってくるなんて迷惑な台風です。

 名残の暑さを楽しみつつ、近づいてきている秋を探しに、久しぶりに石神井公園を歩いてきました。まだセミしぐれが降り注ぎ、雰囲気は夏のようですが、水辺観察園のナナカマドが赤い実をつけていました。周りは緑があふれていますが、ちっちゃな秋がここにはありました。ナナカマドは秋になると実が赤くなり、もう少し秋が深くなる頃には真っ赤な紅葉が楽しめるバラ科の落葉高木です。北海道では街路樹としてお馴染みの木で、市町村の木に指定している自治体も多いのですが、こちらではそれほど多くはありませんね。名前の由来は、材質が堅くて燃えにくく、七回かまどにくべても燃え残ると言われるところからきたようです。実際はそんなこともないでしょうが。
 
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