せっかく東京でもサクラが開花したというのに、この二日間は寒の戻りで冬晴れの寒い天気で、体調を崩した人も多かったのではないでしょうか。ワタシも風邪なのか、花粉なのか、朝起きると立て続けにクシャミを連発、何度も何度もハナをかまなきゃならない不快な思いをしています。27日からは寒気も退き、気温もぐんと上がって春本番の天気になるそうでよかったですね。春の訪れとともに、この時期の味覚を代表するタケノコがぼつぼつ出回ってきます。タケノコご飯、いいですね。ひと口ほおばると春の香りがいっぱいに広がり、日本人でよかったぁと思うひと時です。今日はそんなタケノコではなく、成長した後の竹の話です。
よく見かける竹林はマダケ(真竹)かモウソウチク(孟宗竹)が一般的で、どちらも地下茎から出る若芽、これがタケノコで食用になります。いずれも高さ10㍍以上に真っ直ぐに育つので、性格の良い人のことを竹を割ったようなというように例えられますね。最近は金属製の製品が主流で、あまり見られなくなったさお竹売りが巡回販売していた竹竿もこれらが材料でした。このほか北国では高さ1.5㍍くらいの根曲り竹のタケノコを食用にしますが、これは笹の大形のものでタケノコは細くて柔らかいので瓶詰などで販売されています。亀甲竹は節間が交互に膨れて節が斜めに亀甲状になった竹(写真)で、京都特産だそうです。
東京近辺ではあまり見かけませんが、練馬区光が丘公園の一角にある屋敷林で見られます。京都では京の伝統工芸品「京銘竹」の素材として主に床柱や花器などに使われています。変わったところではテレビドラマの水戸黄門が持っていた杖はこの亀甲竹だそうです。近年は観賞用として庭園に植えられるなどで人気があり、苗も売られているようです。
よく見かける竹林はマダケ(真竹)かモウソウチク(孟宗竹)が一般的で、どちらも地下茎から出る若芽、これがタケノコで食用になります。いずれも高さ10㍍以上に真っ直ぐに育つので、性格の良い人のことを竹を割ったようなというように例えられますね。最近は金属製の製品が主流で、あまり見られなくなったさお竹売りが巡回販売していた竹竿もこれらが材料でした。このほか北国では高さ1.5㍍くらいの根曲り竹のタケノコを食用にしますが、これは笹の大形のものでタケノコは細くて柔らかいので瓶詰などで販売されています。亀甲竹は節間が交互に膨れて節が斜めに亀甲状になった竹(写真)で、京都特産だそうです。
東京近辺ではあまり見かけませんが、練馬区光が丘公園の一角にある屋敷林で見られます。京都では京の伝統工芸品「京銘竹」の素材として主に床柱や花器などに使われています。変わったところではテレビドラマの水戸黄門が持っていた杖はこの亀甲竹だそうです。近年は観賞用として庭園に植えられるなどで人気があり、苗も売られているようです。