アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

工事順調、スカイツリー

2009-02-28 15:57:51 | Weblog
 東京は2月最後の日にやっと太陽が顔をのぞかせてくれました。月曜から5日間、日照時間はゼロでしたがこれは2月としては極めて珍しいことだったそうです。青空の時間は短かったですが、日射しはありがたいですね。墨田区押上に建設中の東京スカイツリーは昨年夏に着工して以来順調に工事が進み、塔体基礎鉄骨が姿を現し、いよいよ4月からはタワーの3本の脚となる地上鉄骨の組み立て工事が始まります。


 スカイツリーは地上デジタル放送の電波塔として建設されているもので、2011年に完成の予定。高さは610.58㍍で完成時点では世界一の電波塔になります。地上350㍍の高さの第一展望台とさらに450㍍の第二展望台(特別展望ロビー)が設けられ、観光用としても大きな期待を集めています。東京タワーの特別展望台の高さが223㍍ですからそれよりもはるかに高くなり、これまでに未体験の眺望が目の前に繰り広げられることになりますね。


 このほどタワーの色が明らかになりましたが、日本の伝統色である藍白(あいじろ)をベースにしたスカイツリーホワイトというオリジナルカラーだそうです。かすかに青みがかった白は青空に特に映えるといわれます。上に伸びる鉄骨部分は夏ごろにもある程度の形になり、現在でもカメラを手にした人たちが見られますがさらに見学者も増えることでしょう。開業は2012年の予定です。
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サンシュユ

2009-02-26 15:43:53 | Weblog
 寒い。まるで冬に逆戻りですね。東京地方は天気は回復し午後には日の射すことも、との予報が外れました。練馬の気温も朝は7度くらいあったのが時間を追って下がり、最高気温の出る午後2時、3時あたりは6度をちょっと超えただけで、体感温度はもっと低かったような一日でした。少しでも春の息吹をと、ミツバチのごとく花を追いかけてますが、せっかく咲き出したサンシュユもとても寒そうでしたねえ。


 サンシュユは春を告げる花のひとつですが、別名ハルコガネバナ(春黄金花)というように小さな黄色の花が木一面に咲き、遠くから見るとまさに木が黄金色に輝いて見えます。葉より先に花が木を飾るので余計に目立つのでしょう。ひとつ、ひとつの花は小さく、近寄って見るととても変わった形をしています。近づいて花を見るより全体を見た方が綺麗ですね。秋には実がなりますが同じミズキ科のハナミズキの実を細く大きくしたような、グミのような赤い実だそうです。


 中国、朝鮮半島が原産で日本には江戸時代中期に薬用として渡来したようです。黄金色は青空がよく似合いますので早くお天気が回復するといいですね。
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ジンチョウゲ

2009-02-25 15:53:27 | Weblog
 春の花ジンチョウゲ(沈丁花)があちこちで花開いてますね。本来は3月に開花するということなので今年は早いのでしょう。このところ雨模様の天気が続いていますが、2月は晴れた日が多く曇りは五日間だけで気温も高い日が多かったせいでしょうか、梅や桜など早めに推移しているようです。このジンチョウゲをはじめ身の回りには特有の芳香を放つ花があり、その香りで季節を感じることが出来るのも日本のいいところです。


 春はウメのふくよかな香りから始まってジンチョウゲ、夏はクチナシ、秋はキンモクセイが代表的な香りのようですが、このほかにもたくさん季節を感じさせてくれる花がありますね。暖かくなってモクレンも春を実感しますし、ちょっと暑い日があるころはエゴノキもどこからとなく香りが漂ってきます。


 まだ寒さの残る頃、ジンチョウゲの香りでもうすぐ本格的な春になるんだなと、街を歩いていてちょっと楽しい気分になったものです。それが、これは私だけの感じかもしれませんが、この春はジンチョウゲの花があるのにあまり香りを感じないような気がします。いつも鼻風邪をひいているので匂いに鈍感になっているのかもしれませんが…。
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ヒマラヤユキノシタ

2009-02-24 15:58:10 | Weblog
 散歩中に舗道脇の花壇で見かけました。濃いピンクの花がたくさん集まって咲いている、大きな葉っぱの植物。名札がそばにあったのでヒマラヤユキノシタという名前とわかりましたが、私が知っているユキノシタとは随分違います。ユキノシタはあまり日当たりのよくないところに生えており、葉もずっと小さく産毛が生えていますがヒマラヤがつくと葉はかなり大きくて厚いようです。そしてユキノシタは晩春から初夏にかけて花が咲くのだそうですが、図鑑で見る花はこれまた全く似ていません(実際に花の咲いているのを見たことはありません)ね。


 ヒマラヤユキノシタはその名の通りヒマラヤ山脈の周辺(アフガニスタンから中国にかけて)が原産地で、日本には明治時代の初め頃渡来したものだそうです。耐寒性があり比較的栽培が容易なことから、園芸品種として愛好者が多いといいます。常緑の多年草で花のない時期も雪の下から葉がのぞいていることから名が付いたともいわれますが、暖かい地方でも問題ないそうですから花の少ない時期の観賞用として珍重されたのでしょうね。


 ユキノシタの花は5弁で上3枚、下2枚のダイモンジソウに似ているようです。上は薄紅色で赤紫の点があり、下は白く大きいといいますから、機会があればぜひ見てみたいものです。
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菜種梅雨

2009-02-23 15:31:20 | Weblog
 これまで比較的暖かい日が多かった東京も23日は朝から雨。練馬では気温も夜中には7.2度あったのですが日中はむしろ下がったくらいで、午後2時を過ぎても7度には届かない寒い一日でした。この時期に降る雨は春雨(はるさめ)と呼ばれる優しい雨で、新国劇の月形半平太は雛菊に「月様、雨が」と言われたのに対して「春雨じゃ、濡れて参ろう」と粋な言葉で返してますが、これだけ寒いと濡れて参るわけにはいきませんねえ。風邪を引いちゃいます。


 どうもこの後も雨模様のスッキリしない日が続き、予報ではちょっと早く菜種梅雨に入ったのではと言われてます。菜種梅雨とは菜の花(菜種)の咲く頃の長雨のことをいい、3月中旬から4月上旬にかけて本州南岸に停滞する前線によりもたらされる雨だそうです。6月の梅雨に比べるとジメジメした感じはありませんが、何日も続くとやはりうっとうしいですね。


 
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