アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

屋上庭園駅にも

2013-06-27 17:56:53 | Weblog
 ちょっと見ないうちに新しいビルが次々に建ち、街の様相を変えている東京都心。コンクリートジャングルという言葉がぴったりですが少しでも潤いをと、ビルの屋上に庭園を設けるところも増えているようです。百貨店の屋上といえばミニ遊園地がお馴染みでしたが、日本一の繁華街銀座では代わって日本庭園などの庭園が主流になりつつあります。松屋や銀座三越でも庭園が人気を集めており、この春新開場した東銀座の歌舞伎座や東京駅前の中央郵便局のKITTEの屋上でも庭園が設けられましたが、鉄道の駅にも屋上庭園がお目見えしました。

 西武鉄道の所沢駅には駅改良工事の完成に伴ってホームの上の中央自由通路に庭園が誕生、4月26日から開放されています。所沢駅は池袋線と新宿線が乗り入れ、乗換駅にもなっている拠点駅で一日の乗降客は93000人を数える同鉄道でも大きな駅です。西武鉄道の創立100周年を迎え、相互乗り入れしている東京メトロの副都心線が東急東横線との直通運転をするのを機に、大幅な駅舎改良工事を進め、今春完成しました。新設された庭園は芝生が敷き詰められ、四季の花や低木が植えられ落ち着いた雰囲気で、実際に使われていたレールやホームの土台に使われていた大谷石のベンチのほかホームの屋根の骨組みに使われていたレールのオブジェなどもあります。雨水を貯め樹木の水やりに使ったり、風力発電の街路灯など環境にもやさしい試みも。駅に進入してくる電車も眺められます。名前は一般公募でトコニワと決定したそうです。
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ぎばさ

2013-06-25 15:40:53 | Weblog
 これが東京の夏、といわんばかりに連日蒸し暑い日が続いています。同じ暑いのでもカラッとした暑さならいいのですが、ジメジメ蒸し蒸しは何をしなくても疲れます。このところは出来るだけ早い時間に散歩に出るようにしています。25日も怪しげな空模様だったので念のため傘を持って出ましたが雨は降らずに済みました。一息ついた頃、いきなり雨が降り出しカミナリまで鳴り出したのにはびっくりしましたが、早目の散歩のおかげで難を逃れました。こう暑くなると、スタミナをつけなきゃと食べ物肉類などが多くなる人も多いでしょうが、私は+ネバネバ食品をできるだけ多く摂るようにしています。

 ネバネバの代表的なものとしては、お馴染みの納豆、ヤマイモ、オクラ、モロヘイヤ、メカブ、モズクなどがありますが、すぐにでも手に入るものばかりで食べ方も簡単でいいですね。ヌメリの成分のムチン、フコイダンは体の粘膜を守ってくれたり、コレステロールを低下させる作用があり、このほかポリフェノール、ビタミンなどが骨粗鬆症の予防や血液をサラサラにしてくれるといいます。いいことずくめで私はどれも大好きですが、今年はさらにニューフェイスのぎばさも加わりました。

 聞きなれないと思いますが、正体はホンダワラ科の海藻で秋田ではこう呼んでいます。主に食べられているのは日本海側で山形ではギンバソウ、新潟ではナガモというそうですが、若い海藻本体を湯通しして小さく刻んで食べるとかなりのネバネバでおいしいです。前述した成分のほかに各種ミネラルを豊富に含んでおり、パック詰めにした商品(有楽町の秋田県のアンテナショップにあります)も。ちなみに私はポン酢しょうゆをかけて食べるのが好きです。これまでは漁業の邪魔者扱いにされていた海藻ですが、食用に商品開発する県が増えているそうですから、いずれ手に入りやすくなるかもしれません。
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もうコスモスが…

2013-06-24 16:19:05 | Weblog
 遅ればせながら、富士山と美保松原の世界文化遺産登録よかったですね。ただ、これまでも“ゴミの山”とも指摘されてきたようにマナーを守らない登山客によってせっかくの景観を損ねていた秀峰が、世界遺産になったことによってさらに登山客が増えてどうなるんだろうという心配もありますが…。ここは今回の決定を素直に喜ぶと同時に、これからは日本の宝をどう守っていくかを考えていく必要がありそうです。

 今日の散歩でコスモスが咲いているのを見ました!コスモスといえば秋の季語でもあり、まだ梅雨も厭けない6月に咲くとは思ってもなかったので驚いたのですが、早咲きの種類もあるのだということがわかりました。四季がはっきりしている日本は季節ごとにいろんな花が楽しめますが、ウメ、サクラと春の花から始まって夏のヒマワリなどと並んで秋のコスモスも好きな花のひとつです。秋桜とも書くように秋を代表する花でもありますが、近くではヒマワリも咲いていて一瞬、不思議な感覚に襲われました。

 メキシコの高原地帯が原産地で日本には明治時代にもたらされたそうですが、サクラと同様にこれほど日本の風景にぴったり合う花はありませんね。
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夏至

2013-06-21 16:39:10 | Weblog
 21日は二十四節気の夏至です。この日から季節は本格的な夏の到来ということで、一年で最も昼の時間が長いのですが沖縄を除いてはまだ梅雨の真っただ中とあって実感が伴わないですね。心配された台風4号は午前中に温帯低気圧になり本土上陸は避けられましたが、前線の活動は活発で西日本は大雨が続いています。東京もこの2,3日は雨が降ったり止んだりの鬱陶しい天気で、気温もせいぜい23度くらいと季節が1か月も遡ったような涼しさです。ただ湿度は依然高いので歩いていると汗びっしょりで不快です。

 明日は天気が回復し日差しが戻るようで、気温も東京では29度と予想されていますがまた急に暑さが戻っては身体の方もついていくのが大変ですよね。梅雨明けはまだちょっと先になりそうですが、今年に夏は暑くなるという予報が出ています。この何年かは猛暑続きの夏でしたが今年もと思うと、いささかげんなりしそうです。暑い夏を象徴するように情熱的な真っ赤な花を咲かせているこの木、ご存知でしたか。カイコウズ、アメリカンディゴとも呼ばれるブラジル原産のマメ科の植物です。あまり身近には見られないなぁと思っていましたが、南国鹿児島の県花だそうで暖かい地方に多いようです。東京では向島百花園で咲いてます。
 
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ナデシコ

2013-06-18 16:17:22 | Weblog
 東京は18日も湿度が50%を超え、気温もついに30度と真夏日の蒸し暑い天気です。紫外線予防のためサングラスをかけ、熱中症対策でペットボトルを持っての散歩ですが、もともと汗かきとあってサングラスをいちいち外しての汗拭きはものすごく大変です。汗をかくのは新陳代謝が活発だからなどとよくからかわれますが、某テレビ局のアナウンサー同様大汗かきは季節を問わず苦労します。まあ、これは余談ですが…。これからが本格的な夏ですが、秋の七草のひとつ、ナデシコが咲いてます。

 近頃は女子サッカーの「なでしこJAPANで」すっかりおなじみになった名ですが、花もちょっと変わっていていいですね。身近で見られるのはカワラナデシコと呼ばれる日本古来の種で、6月から8月にかけて花を咲かせます。中国から渡来した石竹(セキチク)はいわゆる花という感じですが、カワラナデシコは切れ込みのある花で独特の味わいがありますね。清楚で慎ましやかとと、よく日本の女性を例える場合にヤマトナデシコが使われますが、花を見ていると何となくわかります(最近はそうでもない女性もいるようですが)。何となく感じが似ているなあと思ったらカーネーションもナデシコ科の仲間なんだそうですね。
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