上野公園の黄葉

　もうすぐ１２月、今年も残すところあとわずかになりました。寒気が列島をすっぽり覆ているそうで２９日は全国的にこの冬(もう秋じゃないよね）一番の冷え込みになりました。東京でも朝７時の気温は都心の方は６．７度ほどありましたが練馬は２．８度でした。寒いことは寒いけど、まだ氷点下ではないので、これくらいならまあなんとか我慢できますね。九州や大阪などでは初雪を観測しているそうですが、こちらではまだ紅葉らしい紅葉は見てないなあと、お天気に誘われて久しぶりに上野恩賜公園に行ってみました。

　春のサクラの時は時折、花見を兼ねて出かけますが、この時期に訪ねるのは何年ぶりでしょうか。いろんな施設があるだけ、に平日にもかかわらず結構な人出でにぎわっていたのはさすがに上野です。情報では見頃ということでしたが、サクラなどの紅葉はちょっと遅かったかなといった感じでしたが、イチョウの黄葉はまだ堪能できました。ウチの近辺は街路樹のイチョウはまだ黄色に染まっているとはいえませんが、大木が多いだけに陽光をいっぱいに浴びた黄葉は見事でした。もうひとつ楽しみにしていたアイソン彗星はこの日、太陽に最接近した際に蒸発したのか消え去ってしまったそうです。今世紀最大の彗星かもと言われていたにしてはあっけない幕切れでしたね。
　

「秩父へいらっしゃい！」

　埼玉の奥座敷、東京からも特急で７０分ほどの見どころいっぱいの秩父へ旅してみませんかと、西武鉄道池袋駅に映像で観光をＰＲするデジタルサイネージがお目見えしました。秩父地域おもてなし観光公社と西武鉄道が共同運営する、通信ネットワークを利用してデジタル技術を用いてリアルタイムの映像を表示する新しい広告媒体で、秩父観光を呼びかけていこうというものです。秩父では１２月２，３日に日本三大曳山祭りのひとつ、秩父夜祭が、７，８日には今年の締めくくりとなる小鹿野町の鉄砲祭りが開かれますが、当分はこの祭りの誘客ＰＲの動画を中心に放映しています。

　複数の広告を表示出来ることから西武の広告を流したり、季節ごとに内容を変えた秩父の魅力を訴える映像を放映していくといいます。西武池袋駅１階の改札を入った所に設置してあり、早朝から深夜まで放映してますが日中は人の動きに反応して映像が変化します。この二つの祭りのほかにも秩父市では今月３０日と来月１日の二日間、初めての企画「ちちぶ映画祭」も開かれます。秩父には３４札所がありますが、今回のテーマは巡礼で秩父地方で撮影した短編映画を募集したもので、１５作品が集まりました。秩父神社など４か所で上映会が開かれますので、この機会にぜひ足を伸ばしてみてはいかがですか。

池袋で全国物産展

　朝晩はやっぱり冬だなあと思わせる寒さですが、東京はこのところ日中は良いお天気の暖かい日が続いています。ただ、昼との気温の差が大きく、都心の方はそれほどでもなさそうですが内陸の練馬では朝は３～５度といった冷え込みが当たり前なのに昼は１５度くらいまで上がり、夕方には一桁まで急降下するので大変です。アイソン彗星が肉眼でも見えるかもというので、寒さを我慢して夜明け前に表へ出て探しましたが残念ながら見えませんでした。

　池袋のサンシャインシティで２２日からニッポン全国物産展が始まったので、好天に誘われ行ってみました。北は北海道から南は沖縄まで、各ブロックに分かれ３５０店以上が出店、それぞれの地域の“本物”だけをそろえたとの触れ込みで、いいもの、おいしいものが集結しました。これだけの規模で普段は訪れる機会の少ない地方の物産を一回り出来るのはそう多くないので、どんなものがあるのだろうと興味がありましたが、かなりの人出でゆっくり見て回るのも少々疲れるほどです。聞いたことのあるもの、ないものがぎっしりで見てるだけでも楽しめます。このほかに今年全国で開催された物産展で人気のあった逸品を集めたご当地セレクションやそこに行かないと食べられないスィーツを集めた「日本一のおやつを決める」全国おやつランキングも同時開催されており、甘党の人気を集めていました。入場無料で２４日まで。

小春日和

　11月に入って、もう冬本番というような寒さの日が続き、今年の冬は寒くなるという予報通りだなあと思っていましたが、この２，３日の東京は風も弱く暖かな日和に恵まれました。街路樹のイチョウはまだ色づきませんが、街中でもケヤキやサクラの枝は日増しに色づき始めています。練馬の気象観測所はこのところ何があったのか、欠測が多く１８日も正確な気温はわかりませんが２０度近くまで上がったようで、昼間はポカポカ陽気でした。こうした移動性の高気圧に覆われて晴れ、気温も高くなるのを小春日和といいますが、本当に春先のような気持ちのよいお天気ですね。

　ただ、この暖かいお天気はそう長続きはしないようで、１９日は寒気が入り込んでくる影響で朝はぐんと冷え込みそうです。日中も１５度くらいまでしか気温が上がらず、一日で５度も違うとまた体調が狂いそうです。そのあとも晴れの日が続きそうですが、同じように朝晩は冷え込んで昼間も１５度前後の日が多く、このまま冬になってしまうのでしょうか。そういえば太陽の活動が弱くなっているというニュースが…。だんだん寒冷化が進むという予報ですが、いやですねえ。以前は寒さも割とへっちゃらだったのに、加齢とともにだんだん苦手になってきて。

　話は変わりますが今日午前、突然、パソコンがネットにつながらなくなりました。ウチはJ:COMネットを使ってますが、いろいろやってみてもダメで電話回線がどっかで切れたのかなどと探ってみてもわからず、サポートセンターに電話しましたが電話もつながらなくなって大慌て。携帯で電話、調べてもらったところ地域障害が発生しているとのことでした。しばらく待ってやっと復旧しましたが、ごく一部の地域の障害ですとニュースにもなりませんから困ります。パソコンに関してはあまりスキルもありませんから、こちら側の問題かといろいろいじらなくてよかったです。

チンアナゴの日

　やって来ました、冬将軍。11日は寒気が入り込み、北海道はもとより北日本でも雪が降ったとの知らせが。東京も練馬では午後２時には１６．４度あった気温が３時には１０.５度と急激に下降、なんとたった１時間に５度も下がりました！外出していた人はさぞかしびっくりしたことでしょう。寒さはこの後、２，３日は続きそうといいますから、風邪を引かないように気を付けなきゃ。

　さて、11月11日はいろんな記念日があります。その形からポッキーの日、11人でやるスポーツのサッカーの日なんて可愛らしいですが、新たにチンアナゴの日が加わったそうです。チンアナゴ、水族館でしか見られない魚ですが、見たことありますか？流れの速いサンゴ礁の砂底に生息するといい、頭を砂の上に出しプランクトンを捕食しているそうです。全長４０㌢ほどの大きさでボールペンほどの太さですが、アナゴ科なんだそうです。水族館でも頭を出しゆらゆらしてます（すみだ水族館で）が、水族館でもプランクトンはいるのかしらん。名の由来は、珍しいということもあるけど、実はイヌの狆（チン）に顔が似ているからだそうです。言われてみれば似てますね(笑）。

　その姿が11を連想させることから記念日に認定されたそうで、水族館では飼育するところが増えているといいます。へんてこりんな魚ですが、そのユーモラスな格好がキモかわいいとどこでも隠れた人気者らしいです。水族館以外でも人気があるようで、チンアナゴの歌まであります。どんな歌かって？興味のある方はオフィシャルホームページ（http://chinanagonouta.jp/）をのぞいてみてください。