アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

ナンジャモンジャ

2009-04-27 16:18:39 | Weblog
 調布市深大寺の境内でナンジャモンジャの木に花が咲いてます。普通、4月下旬から5月上旬にかけて咲くそうで、今年は他の花と同様に早目に咲いたと地元の人が言ってました。高さ10㍍を超える大きな木がまるで季節はずれの雪をかぶったように白く彩られます。花のひとつ、ひとつはプロペラのような形をしており、びっしりと咲いているのでそのように見えるんですね。


 ナンジャモンジャというのは正式な名称ではなく、くすのきなど2,3種類の木を呼ぶことがあるそうですが、大体はモクセイ科のひとつばたご(一葉たご)のことを指すようです。もともと名前のわからない木を「なんというのじゃ」と言っていたのがなんじゃもんじゃというようになったらしいですね。中部地方に多く分布するようで、東京では珍しい木だそうです。


 なかなか花の咲いているのを見る機会がないのですが、それもそのはずサクラと同じように満開になるとさっと散ってしまうそうです。
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ハンカチの木

2009-04-26 16:06:42 | Weblog
 日本列島を挟むように発達した二つの低気圧の影響で関東地方も雨と風に見舞われました。日曜は晴れましたが北海道は雪が降ったようです。私が北海道にいた頃も5月に降ったことがあったので特にびっくりするほどのことではないのですが、こうやってみると日本も狭いようで広いものですねえ。人によっては連休の始まりということです。私なんざ、年中休みですからどうということはありませんが、働いていらっしゃる方にとっては楽しみですね。さいわい、しばらくは良いお天気が続きそうでよかったです。


 ところで、初めてハンカチの木の花が咲いているのを見ることができました。これまでも何度か木は見ましたが、運悪く花の時期の後だったので悔しい思いをしていました。今回はドンピシャリ、風にヒラヒラする白い花は本当にハンカチのようでした!いつもながらうまい名をつけるもんだと感心するばかりです。この白いハンカチのような部分は花ではなく、葉が変形した苞(ほう)で実際の花は真ん中の茶筅のようなところだそうです。


 花を咲かせるまでには10年から15年はかかるといい、花の咲いているのを見られるのは珍しいことなんだそうです。しかも今年は開花が例年より早いということでラッキーだったんですね。
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練馬のツツジ

2009-04-25 14:27:11 | Weblog
 ツツジが見頃です。サクラほどの華やかさはないものの、サクラのようにあっさり散ってしまうことなく長い間楽しめるのがいいですね。都内でツツジといえば根津神社が有名ですが、西武池袋線練馬駅のまん前にも平成つつじ公園があります。ここはカネボウの工場があったところで、現在は練馬文化センター、つつじ公園になっており、広場の地下は駐車場になっています。


 つつじ公園は平成6年に開園、その後同15年に拡張され面積は8,800平方㍍とそれほど広くはありませんが、植えてあるツツジの種類は650品種、16,000本と多彩です。久留米ツツジ、霧島ツツジ、平戸ツツジが中心ですが、それほど広くないのがさいわいして園内を歩くとすぐそばに花が迫ってなかなかの迫力ですよ。今年はもう花は終わってしまいましたが、珍しいのが「宇宙ツツジ」。宇宙飛行士の向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビアに持ち込んで発芽したツツジが練馬で咲いてます。


 29日にはつつじ祭が開かれます。

 
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カラタチの花

2009-04-24 15:31:16 | Weblog
 カラタチ、都会ではあまり見ることがなくなりましたね。鋭いトゲがあることから以前は侵入防止を兼ねて生垣に使われることが多かったようですが、手入れが大変なことからブロック塀などに取って代わられほとんど見られなくなりました。ミカン科のこの木、子供の頃ミカンはありませんでしたがカラタチはどこでも見られるありふれたものでしたが…。


 日本には8世紀頃に伝わってきたそうで、唐橘(からたちばな)が詰まってこの名になったといいます。あの、うっかり触ると痛いトゲは葉の変形したもの、あるいは枝の変形したものと諸説あります。葉はアゲハ蝶の幼虫が好んで食べるそうです。この小さな白い花を見ると、北原白秋の「カラタチの花が咲いたよ~」という詩が思い出されますが、私どもの年代だと島倉千代子さんの「からたち日記」もメロディーが浮かびます。


 小さな実もいくつか見られますが、秋には熟してミカン色になるんですね。大きくなってもゴルフボールより小さい実で、いかにも固そうなので食べようと思ったことはありませんでしたが、実際、酸味と苦味が強くてとても食べられたものではないと、モノの本には書いてあります。
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千年乃藤

2009-04-23 18:09:55 | Weblog
 まさに薫風という言葉がぴったりのいい季節になりましたね。それほど暑くもなく寒くもなく、散歩日和の日々です。そしてまたドライブにもうってつけの季節でもあります。で、久しぶりにドライブに。行き先は調布市の国領神社、藤の花が見頃なんだそうです。ここの藤は「千年乃藤」の愛称で親しまれる有名な藤です。


 樹齢は400~500年ともいわれ、人々は畏敬をこめて千年乃藤と呼ぶようになったといいます。以前はケヤキの大木にからんで伸びて花を咲かせていましたが、落雷で大木が朽ちてしまったので昭和47年に鉄骨で高さ24㍍、400平方㍍の藤棚を造り、中央に朽ちたケヤキの代わりに電柱2本を立てたそうです。藤の木は電柱の上まで伸びて花を咲かせています。


 境内には甘い香りが漂い、訪れる人たちは上を見上げて花を楽しんでいます。今週末あたりが一番の見頃になりそうだということです。
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