アル中(歩中)オジさんのフォト日記

 散歩中の出来事などを中心に写真とともに日記風に綴ったものです。

木枯らし1号…忍び寄る冬

2015-10-25 14:43:13 | Weblog
 エルニーニョの影響で今年の冬は暖冬になりそうと言われていますね。ということは秋が長く、たっぷり秋を満喫できそうですが、早くも雪の便りが北から届き、東京も24日の夜木枯らし1号が吹いたとの発表があり、えっ、もう冬がそこまで来ているのかとちょっとびっくりです。何でも夜半の風は相当強かったそうで、家人の話では窓もガタガタしていたそうですが、ワタシはその頃は白河夜船で高いびきでしたからわかりませんでした。25日朝のの散歩で風がやや強いなと思っていましたが、昼に木枯らし1号のことを知り、北海道では平野部でも積雪というニュースに本当に暖冬になるのかしらんと心配に。

 木枯らし1号といっても台風のように2号、3号といくつもあるわけでなく、10月から11月にかけて初めて吹く強い北風(おおむね8㍍以上だそうです)のことで、言ってみれば春一番のようなものですね。昨年より3日早いそうですが、まだ10月ですから木枯らしと聞いただけで身が縮む思いがします。東京は昨日に比べ5度以上も気温が低く、気温の上がり下がりが大きくなってきていますが、それでも日照があったので風があった割には暖かく感じられ、収穫の秋とあって郊外の畑では秋の日を浴び芋掘りする姿もみられ(写真)まずまずの散歩日和でした。

 今日は十三夜の月、ひと月前の十五夜に対して後の月見になります。良いお月見が出来るといいですね。
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丸ビルで藝大アート展 さわれる名画も

2015-10-20 14:39:11 | Weblog
 東京藝術大学、三菱地所による「藝大アーツイン丸の内 2015」が20日から東京・丸の内の丸ビルで開催されています。次代を担う新鋭のアーティストを支援し、丸の内をキャンパスに、音楽や芸術を通じて情報発信することで訪れる人たちに気軽に芸術を楽しんでもらおうと毎年開いているもので、今年で9回目だそうです。今回は、美術・音楽・デザインが一体化する空間で繰り広げられる「○△○cubisme(マルサンカクマルキュービズム)」をコンセプトに、藝大が提供するさまざまな表現で丸の内が芸術的感動によって人々が結ばれる街区のあり方を提案するといいます。

 ビル1階のマルキューブには2014年度「東京藝術大学卒業・終了作品展」に出品された作品の中から優秀立体作品と各受賞者の新作が展示されているほか、3階回廊ではさわれる文化財@藝大ギャラリーが設けられています。ゴッホやフェルメール、マネなどの誰でも知っている名画や文化財が展示されていますが、これらは藝大が特許を持つ超高精細な複製技術により忠実に再現されたものです。絵の具を重ねたあとまでわかります。時代を超えて愛され続けている不朽の名作を自由に触ってもらうことで、視覚だけでなく触覚でもアートを体験してもらおうという試みです。マネの「笛を吹く少年」は複製画だけでなく立体像もありびっくり。

 21日から最終日の25日まではマルキューブや7階の丸ビルホールで、展示作品のギャラリートークやピアノコンサート、リサイタルなど日ごとのプログラムがあります。マルキューブ隣にはここでしか味わえないオリジナルメニューのGEIDAIカフェも店開きしています。
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一億総活躍って何だ

2015-10-15 17:26:43 | Weblog
 安保法案が終わってやっと静かになったと思ったら、今度の内閣のキャッチフレーズは一億総活躍だそうです。初めて耳にした時は???でした。未だに違和感がありますが、いろんなメディアにも取り上げられていますからどうやらワタシだけではなかったようです。戦前はともかく、一億○○という言葉は有名になったのは、大分前に評論家の故大宅壮一氏がテレビのはしりの頃言った「一億総白痴化」ですね。くだけて言うと、テレビばっかり見ていると馬鹿になるぞということだったけど、現在のテレビを見ていると先見の明があったのは歴然です。今度の一億総活躍は政治の目標でしょうが、一体何をしたいのか、何を我々国民に求めているのかさっぱりわかりません。

 「活躍」を手元の広辞苑で引いてみると、目覚ましく活動すること。大いに手腕をふるうことーとあります。格差が広がっている時代です。派遣会社というピンハネする会社が大手を振っていて非正規労働者があふれており、若者にとっては夢のない時代です。中年になっても職がなく、フリーターでしのいでいる人たちが273万人もいる(毎日新聞)という現実。何を活躍しろというのか。働き蜂でやってきてやっと落ち着いた人たちにはもう活躍なんてしたくないという人もいるでしょうし、働きたくても場のない人にはどう活躍しろというのでしょう。待機児童をゼロにします、介護離職者をなくします、と掛け声は良いのですが具体策がちっとも見えない。これこれをこうするために、これをしますといったことを示すのが大事なのではないですか。地に足の着いた政治が求められているのではありませんか。
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レトロだけじゃない日本橋

2015-10-13 15:25:43 | Weblog
 前日に続き日本橋エリアの話題です。昔の鉄道の切符をオリジナルデザインで再現した、あの厚紙の記念レプリカ硬券を集めようと東京駅日本橋の昭和レトロめぐりに行き、ぶらり散歩を楽しんできましたが、実は日本橋エリアは昭和の雰囲気が残るだけでなく近年は驚くような近代的な街に変貌を遂げていました。東京駅から歩いても10分少々と近いエリアですが、訪れることのすくなかった地域の一つでした。五街道の起点である日本橋、百貨店の老舗日本橋三越、日本橋島屋がある所くらいは誰でも知っているでしょうが、室町を中心に再開発が進み、コレド日本橋に続きコレド室町1,2,3、三井タワーといった高層のオフィス・商業ビルが建ち並び、ひと昔とは様相を一変する街に生まれ変わっているのにびっくりです。

 そして今、開発を進める三井不動産が2020年の東京オリンピック・パラリンピック一色に染め、盛り上げようとシティドレッシングを展開しています。2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックの肖像を用いビルの壁面などに大規模な装飾を演出しようというもので、室町一帯は五輪一色に包まれています。見どころの一つは、コレド室町2と3の間に昨秋完成した福徳神社に続く参道である仲通りの大型グラフィックです。メモリアルストリートと名付けられた通りの天面に15メートルのLEDを敷きつめ画像を映し出す仕組みで、過去のオリンピック・パラリンピックの水泳や卓球などの名場面と臨場感あふれる音声で感動シーンを再現しています。見上げる人たちは「思い出が蘇る」と好評のようです。今月25日までですので、レトロめぐりとともに立ち寄ってみてはいかがですか。ちなみに福徳神社は宝くじ当選祈願の神社でもありますよ。
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東京駅~日本橋の昭和レトロめぐり

2015-10-12 16:50:04 | Weblog
 今年は仮に昭和の元号を直すと“昭和90年”の節目ににあたる年とあって、昭和にまつわる施設などにスポットをあてた催しが行われています。日本の鉄道の要衝東京駅と道路の起点となる日本橋を結ぶエリアには昭和レトロを感じさせる見どころがいっぱい。そこで秋の一日をタイムスリップ散歩で楽しんでもらおうと、東京駅~日本橋 昭和レトロめぐりのイベントが11月3日まで行われています。東京駅や日本橋の百貨店などが中心になって展開しているもので、東京駅、八重洲地下街、大丸東京店、日本橋三越、日本橋高島屋、コレド室町1で各スポットを紹介するマップを配布するほか、国鉄時代に使われていた厚紙の切符を再現した記念レプリカ硬券を配っています。

 硬券は昔と同じ印刷機と板紙、製法で作られオリジナルデザインで「東京ゆき」「日本橋ゆき」のキップを再現したもので、31日、11月1日、3日は元駅員が改札に使っていたハサミを入れてくれます。それぞれ実際に6つの駅で使われていた改札鋏で鋏を入れた穴が異なります。また東京駅グランルーフには駄菓子屋さんもお目見え、昭和レトロが味わえます。期間中の17,18,24,31日と11月1,3日は昭和の都電をイメージしたラッピングトロリーバス(写真)が東京駅~日本橋のエリアを無料で巡回、都電を思い出させる雰囲気で昭和レトロの旅が楽しめます。なお、レプリカ硬券はグランルーフで6か所分が収まる台紙を配布していますが、各施設ともなくなり次第終了するとのことです。
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