確か1年前のショウブの季節に最初に訪れ、見事な腕に感動した記憶がある。
その後、SUITOなる新潟ローカルな雑誌にも登場し、成る程と思った。
このお店、上握りなどのコースもあるのだが、木札が示すお値段があまりにも良心的なので、カウンターのすみに座り、我が侭を言って1カンずつお願いする事になってしまう。
まずは、とき鮭。一番旨いのはいつ頃ですかと聞いたら笑われてしまった。時知らず、いつでも旬との事。
続いてハマグリ。今や中国産がほとんどだそうだが、このお店で出すのはそうではなかろう。
煮ハマの味の深さ。なかなか食べられない食材である。
木札には無いが、タラバ海老がお勧めだと言う。
姿を見せてもらったが、なかなかの大きさ。ガス海老や泥海老も甘みが濃くて美味だが、これは外せないと思い注文した。
まずは、たっぷりとした身を握りで。甘みが素晴らしい。
続いて、なんと頭の味噌の部分が軍艦巻きで出てきた。単純な身に比べて、ひと味の濃さ。これはなかなか食べられないものをいただけたと即座に感じた。
舌を調整しようとコハダを注文すれば、これがまあ粋な酢締めの姿。驚く程のお値打ち。
ヒラメは季節が終わりがけだったのかもしれないが、日本海の寿司屋さんではなくてはならぬネタだと思う。
シャコはツメを付けて。そのツメがまたなかなか味が深い。
最後は生ウニに穴子という大贅沢。
穴子は注文を受けてから、焼き付けてほこほこのものを出す。まさしく、舌と上あごの間で崩れる。
これで終了と思っていたら、先ほどのタラバ海老のから焼きが出てきた。ヒゲは香ばしく、殻の中身は見事な香りを放つ。一匹で三回美味しいネタである。
これだけ、いろいろとやりながら、アルコールフリー一本を含めて、驚く程お勘定は安かった。私が知る限り、お江戸では決して出来ない鮮度にお値段。わざわざ訪れる価値は十分にある。
御馳走様でした。
その後、SUITOなる新潟ローカルな雑誌にも登場し、成る程と思った。
このお店、上握りなどのコースもあるのだが、木札が示すお値段があまりにも良心的なので、カウンターのすみに座り、我が侭を言って1カンずつお願いする事になってしまう。
まずは、とき鮭。一番旨いのはいつ頃ですかと聞いたら笑われてしまった。時知らず、いつでも旬との事。
続いてハマグリ。今や中国産がほとんどだそうだが、このお店で出すのはそうではなかろう。
煮ハマの味の深さ。なかなか食べられない食材である。
木札には無いが、タラバ海老がお勧めだと言う。
姿を見せてもらったが、なかなかの大きさ。ガス海老や泥海老も甘みが濃くて美味だが、これは外せないと思い注文した。
まずは、たっぷりとした身を握りで。甘みが素晴らしい。
続いて、なんと頭の味噌の部分が軍艦巻きで出てきた。単純な身に比べて、ひと味の濃さ。これはなかなか食べられないものをいただけたと即座に感じた。
舌を調整しようとコハダを注文すれば、これがまあ粋な酢締めの姿。驚く程のお値打ち。
ヒラメは季節が終わりがけだったのかもしれないが、日本海の寿司屋さんではなくてはならぬネタだと思う。
シャコはツメを付けて。そのツメがまたなかなか味が深い。
最後は生ウニに穴子という大贅沢。
穴子は注文を受けてから、焼き付けてほこほこのものを出す。まさしく、舌と上あごの間で崩れる。
これで終了と思っていたら、先ほどのタラバ海老のから焼きが出てきた。ヒゲは香ばしく、殻の中身は見事な香りを放つ。一匹で三回美味しいネタである。
これだけ、いろいろとやりながら、アルコールフリー一本を含めて、驚く程お勘定は安かった。私が知る限り、お江戸では決して出来ない鮮度にお値段。わざわざ訪れる価値は十分にある。
御馳走様でした。
絶品のすし類ですね
最近、すしを食す事が増えてますが
ここまでのものは食べていません
うらやましいですね
是非とも口に放り込みたくなります。
一貫の幸せ、素晴らしいですね。我儘を受け入れる幅の広さも素敵です。
このお店の暖簾を見たら私は入店しないでしょう、暖簾なんて当てに出来ないことを知りました。
ほんの十年前までは、鮨は江戸前握りが一番だろうと根拠も無く思っていました。その後、北陸海沿いの鮨を知り、レベルがまるで違うと感じました。
お江戸でも途方も無いお金を出せばそれなりの鮨は食べられるのかもしれませんが、北陸の海沿いでは少しだけお店を吟味すれば非常にリーゾナブルな値段で、最高のネタが食べられます。ぜひ一度、お試しください。
大都市圏から外れた場所の食べ物屋さんは、まずは味で勝負をし、店の姿を整えるのはそれなりの結果を得てからのように思われます。もちろん、高田の料亭のようにお店の姿自体が非常にエレガントなところもありますが。
こちらのお店も新発田では老舗のようですが、店の造りを整えるよりも、格安なお値段で実によい鮨を提供する事に頭を使われているようです。とても健康的な営業方針だと感じました。
これは堪りません。
ネタがピカピカですね。
輝いてみえます。
から焼き、
これもちゃんと出てくるのですか。
香ばしいでしょうね。
自分、エビフライは、
尻尾まで全部食べます(笑)。
このお店、ネタの管理の腕が並ではないことが直に分かります。本当に嫌な香りの無い純な魚が出てきます。
ときシャケや、穴子を炙るのも非常に丁寧です。から焼きは、ミソを焼きすぎず殻が生でないように、それなりの技があります。
新潟の中心近くの寿司屋さんも素晴らしいですが、もしかるすると周辺地域に素晴らしいお店がいくつもあるのかもしれまえん。