蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

輪島の夕食

2012-01-05 22:00:04 | 日本料理
結構な雪が降りしきる中を、夕食を食べに出かけました。とっぷりと暮れてしまうとお店の明かりも多くはなく、地味な感じの街でした。


ネットで調べ、これはと思った「うめのや」さんに飛び込みました。カウンター周辺はまだガラガラなのですが、女将さんに個室へ案内されました。
まずは、お通しの酢の物。長距離の運転で疲れ切っていた体に、酸味の効いた味は堪らないです。




続いて、香箱蟹にズワイガニ。
これは、食べ応えがありました。丁寧にほじれば、足の付け根などは天国の元が埋め込まれている感じです。
必然的に時間がかかります。楽しく蟹に挑んで、そこでもう一杯のお酒が進みます。
ところが、蟹が出てきてから、お酒の追加さえもがままならなくなりました。いくら注文するためのフォンをに押しても、反応してくれません。廊下を行きかう従業員さんを呼び止めて頼んで、それでも20分しても追加の料理もお酒も何も来ません。
こんな、蟹を前にして!!!


タラの白子の天麩羅が奇跡的に運ばれたので、大分厳しく経緯を述べたのですが、その後も事態は好転せず・・・

あまりの事に、この店は出る事にしました。不愉快な思いをさせられて、これ以上長い顔をして待ってなどいられません。
会計を頼んでも、女将さんの表情に反省など一つもありません。
御主人は、ガラガラのカウンタの向こうの常連客と思しき方々と話し込んで、絶対にこちらの方を見ないようにしてました。
お客を区別しないで食べさせてくれる、これはとても基本的ですが重要な事です。
それが出来ないなら、一般のお客を入れるのは止めてもらいたいです。


すぐ近くのお寿司屋さんです。鉄火巻きの鮪がとても気前がよく、海苔の具合も良好です。








こうなると止まりません。ロクに食べてないものだから、そこから握り一人前です。
なんだか、安心させてくれる味でした。


ご馳走様でした。