蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

一口おつまみ

2008-06-07 22:19:16 | おつまみ
スーパーを覗いたら、こんな季節なのに河豚の皮があった。


身の香りのどうのと言うより、冷たいビールと噛み締める感触を楽しむのが良さそうだ。
そこで、明太子のほぐしたものと合わせてみた。


こんな具合になる。もう少し、しっとりとした味わいが欲しいとか、言われましても、元々の材料の都合、難しいのです。

常楽寺  別所温泉

2008-06-07 20:52:11 | 神社仏閣
別所温泉の中心街は温泉町らしい賑わいを見せるが、安楽寺からの遊歩道をたどれば、塩田平の光景が見渡せる落ち着いた道筋となる。


常楽寺本堂は、何とも柔らかい茅葺屋根の造り。18世紀前半の作のようだ。街の中心からそれ程離れているわけでもないが、山寺という言葉がふさわしい本堂に見える。






本堂の手前には牡丹園があり、菖蒲の花が盛だった。その他に、藤棚や牡丹も咲いていて、優しい造りの本堂ととともに極楽世界へのアプローチを演出するように感じられた。


本堂脇の参道には、たくさんのお地蔵様が祭られている。


その先の参道沿いには、多数の石塔が立並ぶ。いずれも20-30センチ程度のものだが、建造年代は鎌倉から江戸時代までの長い期間に渡るそうだ。特別な名を冠されないこのような石塔に、なぜか非常に強い人の想いを感じてしまう。


参道のつきあたりには、重要文化財の石造多宝塔がひっそりとたたずんでいる。様式としては、鎌倉時代のもの。別所温泉の裏山をここまで登ってくる者はそう多くはなく、静寂に満ちていた。




本堂の前では、涅槃の境地を現すような樹齢300年という松がその枝を広げている。