まいど、日本機関紙出版です。

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自治体学校へ図書販売支援に行った。 

2008年07月28日 | 編集・営業ふらふら雑記

 先週末、25日と26日は第50回自治体学校での図書販売へ。わが地元の吹田市民書房さんが取り仕切って出店されるので、その応援に出かけた。高齢ご夫婦で店をやられているので地元関係者、出版社などから10人余りが協力を申し出たのだ。
 25日の会場は吹田市メイシアター。聞くところによると自治体問題研究活動の発祥の地がこの吹田だということで、50周年目なのでその原点に立ち返って開催しようということらしい。8時半に市民書房に出向き、トラックに段ボール40個あまりを積み込み出発、会場に着くと1階から2階へ台車で数回往復、ホールロビーの奥の方に机を並べ商品を陳列した。東京の版元からは大月書店、新日本出版社、合同出版、京都からかもがわ出版、そして大阪の機関紙出版が出っ張ってきた。各社それぞれ売りたい重点商品がありそれなりに目算を立ててやってきたが、設置場所の関係や人の流れの問題などもあってなかなか難しい展開になった模様で、2日目に期待をして引き揚げた。

 せっかくなので版元関係者5人でJR吹田駅前の居酒屋に突入、刺身系全品各2点、天ぷら系全品各2点、そしてビールを注文した。めったにこういう機会がないこともあって、業界のことやそれぞれのこと、さらに大阪方面の話題、対する東京方面の話題と話はあちこちへとめぐりその日の反省会を終わったのであった。

 26日の会場は分科会が行われる吹田市民会館と吹田勤労者会館の2ヵ所で図書販売。他に何ヵ所かの大阪市内の会場でも分科会が開かれたが、条件的に地元以外に出っ張ることは無理としてこの2ヵ所になった。私は吹田市民会館に応援のI西さん、K松さんと店を2つのフロアーに展開、環境問題や地方議会、教育問題などの分科会に合った本を並べた。ただ本というのはそのテーマに関する本を並べれば売れるかというとそこが難しいもので、他にも雑多な品目をそろえることが売上を上げるポイントになる。お客さんには地方議会や自治体関係者が多いので領収書が必携、多くの人がそれを要求された。公費だろうが自費だろうが、とにかく買ってもらうことが大事。そうしてこそやっとこ事態は前に進んでいくものというのが、目下の吹田市民会館内での出版業界関係者の共通認識なのであった。そんな中、となりで店を構える自治体研究社編集部のN尾さんと名刺交換(私はM尾だが)、あれこれの出版関連苦労話や東京都知事問題、プロ野球関連話などで分科会休憩時間待ち状態の時間を消費した。

 ところで昼食には、参加者はもちろん私たちにも地元吹田市内の弁当屋さんの弁当が支給されたのだが、環境問題やゴミ問題を勉強する分科会に参加する一方で、弁当の食べ残しがとても多く見受けられたのが気になった。まあ少し弁当の量が多いようには思えたがそれでも、なんのこっちゃという気がしないでもなかった・・・。

 

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ドキュメント「西穂高」登頂――その2

2008年07月28日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 駐車場からぼちぼちと歩いて第2ロープウェイ乗り場へ向かう。往復2700円の切符を購入、2階建の新穂高ロープウェイに乗り込む。急速に高度を上げみるみる駅舎が下方に遠ざかっていく。天気が良ければ眼前に笠ヵ岳や抜戸岳などの雄大な姿が見えるのだが、残念ながらガスに覆われてまったく見通しがきかない。時間的には昼を過ぎたころなので、こういう状態も山では普通のこと。7分で千石平の西穂高口に到着。この形のロープウェイになってから何周年とのことで乗車記念のくじ引きを改札出口で引いた。剥がしてみると3等と書いてある。何のことかよく分からないまま観光客でにぎわう屋上展望広場へ行き、賞品を受け取った。穂高の山々の様子を撮影したロープウェイ会社のオリジナルDVDである。1等は新穂高温泉の高級旅館の宿泊券で、2等はなんだったか? 3等は50人に当たると書いてあったので、まあこのお客さんの数から察すると、かなりラッキーだったようだ。後で下のフロアーの売店に行くと2000円で売られていたが・・・。

 天気はいまいちよくないが、くじ引きに当選したということは穂高に歓迎されているということなのだろうと解釈して、駅舎を出て登山口へ向かう。しばらく行くと、小さな小屋があって中に入るとデスクの上に登山計画書を提出せよと書かれ、用紙とボールペン、投函箱が置かれていた。が、ボールペンのインクがなくなっている。文字が書けないので提出しないで出発。まあ、一本道やし、すぐそこやからええんちゃう?ということにする。

 しばらくは平坦で水気の多い地面の置かれた木道を歩き、やがて本格的な登りが始まった。ずっと樹林帯の中を登り続ける。景色を見渡しても遠望はきかない。何ヵ所かの尾根道風の平坦な部分があると気分が安らぐが、すぐにまた汗カキカキの登りが続いていく。時刻は1時を回ったころだろうか、この時間からの登山者は少なくとも視野に入る前後には誰もいない。その逆でぼちぼち下山者と出会うことが増えてきた。「こんにちは」「こんにちは」と挨拶を交わしながらすれ違うのだが、やがて鈴なり状態に下山者が増えてきて、挨拶するのも疲れてきたので、そっちの方は前を歩く妻に任せることにした。多くの下山者は山荘に泊まり早朝から西穂高に登って来た人たちか、あるいは朝一番のロープウェイを利用して登って来た人たちだろう。登り始めて約1時間半、ようやく西穂高山荘の赤い屋根が目に入ってきた。やれやれである。
 

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