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ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

グループホーム

2005-05-21 | 考えたこと
私がみいちゃんに電話をしたあと、
グループホームとは何ぞや、ということになった。

耳にした事はあっても、
よくはわからない。



みいちゃんは 確か
トイレなどの身の回りのことが自分でできる人が
集う施設で、
入所も通所もある、と言っていた。

それから 
身の回りのことができなくなっても
最期まで面倒を見てくれる施設だ、とも言った。

ケア・マネージャーには 提示されていない案だったので
それまで考えた事がなかった。



何故突然 みいちゃんに電話したり
グループホームについて 調べたりしだしたか。

義父が痩せてきたのだ。

年齢もあるから、
痩せて健康にはちょうどいい、とは 思うのだが。

義母が 御飯を作らなくなってから、徐々に、
そして そのあと 急に 痩せてきた。



神経を使ったのだろう。

義父は亭主に似て(?)
完ぺき主義者で 面倒見がよくて
細かいところまでよく気がついて
そして 母と べったり一緒にいて
そして ほとんどどこへも出かけられずに
毎日一緒にいた。

家の中でも ほとんど離れずに。



義母は不安感がものすごく強いようだった。

義父と離れるのが心配のようで、
「お父さん、どこ?」と いつも目で追って
見えるところにいないと 探し回っていたらしい。



義父は義父で
義母がひとりでどこかに行ってしまわないか心配で
そして
たぶん
おまけに
近所の人に
迷惑をかけたり 
みっともないところを見られたり
笑われたりすることをも 恐れていた。と思う。



ひとつには 社会的地位、というほどではないが
ある程度には保っている自分のプライドのため。

もうひとつには 同じく 
周りからは ある程度の知性も品位も
みんなに認められていた 義母のプライドのため。

捨ててしまえばラクになる、
けれど 義父母の年代だと
それにしがみつくのも 自律のためには 
悪い事ばかりではない、
だから できたら 大事にしたい、
大人のプライド。

きっと 棄ててしまったら
義父はもっとずたずたになったかもしれない、
と今の私は思う。



亭主は早速 義父とケアマネと 
グループホームについて勉強し、相談し、
‘お試し’で 体験入所してみることにした。

金婚式

2005-05-21 | 考えたこと
義母は 手先が器用で、手芸は全般なんでもできた。

ことに 若い頃からやっていた編み物は
素人の域を超えていた。

展示会やバザーに
セーターなどの手編みの作品を出品すると
凄い人気だったらしい。

確かに、あの手の込んだ編み方では
数万円出しても 惜しくはないだろう、
デパートでは 5、6万円くらいで売っている。



それから ちぎり絵は 
退職後に始めた手すさびだったが、
一作ごとに腕を上げ、
なかなかの作品を生み出すようになっていた。

我が家にも ほんの一部、飾ってある。



そんな義母が 義父と結婚して
なんと 50年が経った。

2004年、
家族が集まって、こぢんまりと祝宴を張った。

亭主の実家から近い、
マチで唯一の結婚式場で。

建物は豪華でまだ新しい。

孫も全員集まって、
おいしいご馳走を食べて、
それなりに楽しいい時間を過ごして、
最期にロビーで集合写真を撮った。

あとで見てみたら、
義母はくたびれたのだろうか、
面白くも楽しくもない顔をして写っている。



金婚式を迎えるには
まず 生きていなければならない。

それから
離婚してはいけない。

なかなか 夫婦揃って 元気にその日を迎える事は
難しいのかもしれない。

50年と言う月日は 限りある生を生きる私たちには
決して短くはない。

そして その日を祝った義母も
写真に呆けた顔で写っていた。



同時に、転勤族の義弟は 日本海側へ 単身赴任。

それからも 妻子のもとに帰っては
子供を連れて 
義父母のもとを なるべく頻繁に訪れている。

アテにならない長男夫婦以上に 力になってくれている。

シャクヤク

2005-05-21 | なんでもないこと
我が家の、シャクヤク畑。

もちろん、ウソ。

ここん家のおばあさんは、小柄で可愛い働き者、
毎年 シャクヤクが咲くと 何本も届けてくれる。

見ると 自転車には 新聞でくるんだシャクヤクの束が
たくさん積んである。

友達の家に配るのだと言う。

私も友達に入れていただけて、嬉しい。

だって シャクヤクは 豪華で いい匂い!



今年も先日届いたので 畑に行ってみた。

食べるだけの野菜を作るには 広すぎる畑。

畝ごとに 
花の色や 咲き方の違うシャクヤクで埋まっている。

おばあさんは 畑で 手ごろな大きさのつぼみの花を
畑の中で 花に埋もれるように
探しては切り取っていた。

私が声をかけても 聞こえないようだったので、
大事な仕事(あとで 友達の家に届けに行かなくちゃ!)
のお邪魔になっては、と
写真だけを取って そっと愛犬と帰ってきた。