みいちゃんは 私の同級生。
みいちゃんの結婚式の時は
私もお呼ばれして行ったのだけど、
傍から片時も離れない、
みいちゃんのお婆ちゃんの 得意そうな笑顔を
みいちゃんの おっとりした笑顔と一緒に
いつも私は思い出す。
みいちゃんは
シングルマザーとして ふたりの息子を育てている。
子供が学童期になった時
みいちゃんは ヘルパーさんになった。
老人介護は 彼女に向いていると 私も思ったし、
私がそう言うと 彼女も
「わたしもー。」
と、いつもの おっとりした言葉で こたえてくれた。
(彼女のおっとりした茨城弁は、
私の実家の地方では 貴重品なのだ!)
その後 制度が変わって、
試験を受けて資格をとるように、という
上からの命令で
「あたし、資格、取るんだー。」
と聞いたあとからは
さすがに忙しくなったのか、
電話がかかってくることは なくなっていた。
(離婚前は、しょっちゅうだった。)
そのみいちゃんに、
久々に 私から電話を入れた。
みいちゃんの大好きだったお婆ちゃんは
もう 大往生を遂げていた。
「ウチの息子、バカでさー。
ペットボトルの、ねー、
水を、買って 飲んでるんだよー。」
「ウチのもだよ!
お金が、もったいなく、ないのかね!」
「ああ、やっぱり、そーなのー?
みいんな、そーなのかしらー。」
変な話で盛り上がりつつ。
私は 質問をぶつけた。
帰ってきた答えは、思いのほか 明快だった。
「ご主人のお母さんみたいにぃ、
まだ 自分のことが自分でできててぇ、
恩給があって お金の心配がないんだったらぁ、
グループホームというのが あってぇ・・・。」
みいちゃん、有り難う!!!
みいちゃんの結婚式の時は
私もお呼ばれして行ったのだけど、
傍から片時も離れない、
みいちゃんのお婆ちゃんの 得意そうな笑顔を
みいちゃんの おっとりした笑顔と一緒に
いつも私は思い出す。
みいちゃんは
シングルマザーとして ふたりの息子を育てている。
子供が学童期になった時
みいちゃんは ヘルパーさんになった。
老人介護は 彼女に向いていると 私も思ったし、
私がそう言うと 彼女も
「わたしもー。」
と、いつもの おっとりした言葉で こたえてくれた。
(彼女のおっとりした茨城弁は、
私の実家の地方では 貴重品なのだ!)
その後 制度が変わって、
試験を受けて資格をとるように、という
上からの命令で
「あたし、資格、取るんだー。」
と聞いたあとからは
さすがに忙しくなったのか、
電話がかかってくることは なくなっていた。
(離婚前は、しょっちゅうだった。)
そのみいちゃんに、
久々に 私から電話を入れた。
みいちゃんの大好きだったお婆ちゃんは
もう 大往生を遂げていた。
「ウチの息子、バカでさー。
ペットボトルの、ねー、
水を、買って 飲んでるんだよー。」
「ウチのもだよ!
お金が、もったいなく、ないのかね!」
「ああ、やっぱり、そーなのー?
みいんな、そーなのかしらー。」
変な話で盛り上がりつつ。
私は 質問をぶつけた。
帰ってきた答えは、思いのほか 明快だった。
「ご主人のお母さんみたいにぃ、
まだ 自分のことが自分でできててぇ、
恩給があって お金の心配がないんだったらぁ、
グループホームというのが あってぇ・・・。」
みいちゃん、有り難う!!!