ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

体験入所

2005-05-24 | 考えたこと
2004年の夏は 台風による被害の多かった夏。

台風による被害はなかったが、
雨や風が強い夜に
私は 少しドキドキしていた。

義父はもっと不安だったろう。


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このギボウシは 青緑色。
 
大きくならない種類だと思っていたが
精一杯 大きくなってくれたので
堂々としている。

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イバラキの亭主の実家も 私の実家も
それから当地も
周りに 老人施設が 急に増えた。

新しくて 大きくて ちょっとモダンな建物ができると
たいてい老人施設だ。

亭主の実家の周りにも
グループホームは いくつもあった。

その中で 距離や所要時間や 設立団体やらを見て
いくつかのグループホームにしぼり、
義母に 一晩のお泊り体験入所を
してもらうことになった。



義母の体験入所の日に限って
台風が来た。

雨の音 風の音に 義母は怯えていないだろうか。

「お父さんのところへ 帰る。」と
駄々をこねていないだろうか。

私でさえ 考えたのだから、
亭主はもっと不安だったろう。

そして、義父は、もっともっと 心配していただろう。



心配は杞憂に終わった。

体験入所は しごく円満に終わった。

義母は疲れもあったのか、
新しくて綺麗な施設の中で
ぐっすり眠ったらしい。

特に問題もなかったという。



気が抜けたのは 義父のほうだったろう。

考えてみれば、義父の住む 亭主の実家のほうが
風雨の音は 激しかったはずだし。

日陰の庭は

2005-05-24 | なんでもないこと
日当たりが悪くても 
特に夏の庭は それなりに明るい。

花も選べば 綺麗に咲いてくれる。



花は 一年草が 長く咲いてくれる。

そうでないものは 花が咲くのはほんの一時。

あとは 葉っぱだけ。

だから 気に入った葉っぱのものを 植えたい。



日陰の庭では 
私はなるべく 薄い色のものを植える。

花も、葉っぱも。

花なら、なるべく白っぽいもの。

葉っぱは なるべく 白っぽいものとか
斑入りのもの。



一日中 日の当たらない場所には
ギボウシも 白い斑入りのものを植えた。

パロット、じゃないな、パイロット・・・?
そんな名前が付いていたと思う。

ギボウシ・寒河江

2005-05-24 | なんでもないこと
これは 私が ガーデニングを始めた頃に植えたもの。

日の当たるところが ほとんど無いので
開き直って、
この‘さがえ’と言う名前のギボウシを植えた。

実家にあったのと 同じだったから。

一番オーソドックスで、
一番美しいギボウシだと思ったから。

そして そこらじゅうにあったシダを
根元から掘り上げて 周りに植えた。

それなりの シェード・ガーデンになった気がした。



今は 建て替えをして 日当たりも変わり、
夏になると 葉やけを起こしてしまう。

この写真は 今月始めの頃のもの。

今は 可愛げの無いほど 大きな葉っぱになっている。

なるほど、お寺の本堂の欄干のてっぺんにある
擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)のような形をしている。