心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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地元の味噌屋さん

2018年10月18日 | ほんのすこし
地元には美味しい味噌やさんがあります。それを知ったのは10年以上前。母のところでお味噌汁が美味しいなと思って尋ねたら、そこの味噌だよと教えてくれました。
元々わたしも地元の味噌を使っていたのですが、母の使っている味噌とは違っていたのです。それはそれで美味しいなと思って使っていたのですが、母が勧めたお味噌を使ってからはそちらの方が好みになりました。

本多こうじ店


田舎の甘露みその粒の方を買っていましたが、たまたま行った先で品切れでしたので、今は冒頭の「むらまつり」を使っています。これはこれで美味しいのです。

こちらのお味噌を買うとこのパッケージの中にかわら版なるものが入っています。店主が書いた文章がなかなか味のあるもので、買うたびに読むのを楽しみにしています。



今回は前から気になっていた染織家の志村ふくみさんについて書かれていました。ご紹介の本をネットで探して彼女の本を他にも読みたくて二冊さっそく注文しました。この少し前、朝日新聞で著名な方がエッセイを連載されていて、五木寛之氏の前がたしか志村ふくみさんだったような気がします。その文章を読んでいて、とても惹かれたのです。そんなことがありましたから、このお味噌に入っていたかわら版の内容にとても興味深いものがあったのです。

味噌のこととは違う話題を書いているようですが、どこか似通ったものがあるのかなと思ったのは、もの作りの根本にある自然に対する畏敬の念がそこにはあるなと感じたからです。店主の真摯な姿勢にも。こうした真面目なことばが今食べている味噌に込められているのかと思うと、味噌汁一つ作るのにも感謝の気持ちが必要だなと思いました♪

裏にはお店の商品の紹介もあります。



本店には行ったことはありませんが、駅近くのお店にはときどき足を運びます。スーパーでも置いているところと置いていない所があるようです。美味しいお味噌は塩辛く感じない気がします。まろやかで和え物にも美味しい気がします♪