心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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母のいいところ♪

2015年02月05日 | 母のこと
一年を通して 玄関のドアノブに何かをぶら下げることをずっとしてきました。
今は冬なので 毛糸のポンポンで作った雪だるまを1個ぶら下げています。数年前 毛糸でポンポン作ってそれをストラップにしたりとか 結構はまっていました。わたし 作るときはもうそれに夢中で 夜中もやったりするのです。あまり夢中になって作るものですから、母にストップ!をかけられました(笑)
そんなことを思い出しながら 玄関の出入りをするときに当時のことを思い出します。

毛糸のものってなんだかあったかく見えて それが手づくりだったりすると自分ではすごく気に入ります。でもどういうわけか帽子やマフラー 手づくりしたものを着用することがあまりありません。帽子なんて外で着用せずに寝ているときに頭が冷えてくるとかぶったりして(笑)
今回 母に手づくりの帽子をあげましたが、少し大きかったようで 母はそれをリメイクしてかぶりやすいように工夫していました。母は色々なものを取っておくのですが、少し前に病院に行ったときにわたしがマスクを使ったら 口紅やファンデーションがついてしまい 
「もうこのマスクは後使えないなぁ」と言って 捨てようとすると
「あっ捨てるな!使うから」
と母に言われました。えっこれ使うの?と怪訝な顔で見たら
「この部分を取っておくんだよ」
とマスクの耳にかけるゴムを指差しました。
そのときは ?マークでしたが、その後 その理由がわかりました。
わたしがあげた帽子をリメイクしたときに 帽子の縁にその取っておいたゴムを使ったのだそうです。マスクのゴムはきつくなくとても使い勝手がいいそうです。
昨日も温泉にかぶっていってましたら、知り合いの方に帽子を誉められたそうです♪嬉しそうに知らせてくれました。

本当に母の工夫には驚かされます。
《物は最後まで使ってあげるのが一番》
それが口癖です。本当はリュウマチでなかったら もっと色々なものを工夫してリメイクするだろうなと思います。今の母は毛糸だといくらか針が使えるようで 古いけど新しい(ほとんど着ていなかった)セーターやらをあれこれいじって着ることができるようにしたり、それがまた上手くいったりすると大変満足しているようです。

雪だるまなんかよりずっと母のリメイクのほうがすごいなと感心してみています。
そうそう 昨日 行ってみたら部屋の中が変わっていて・・・なんでも夜中に思い立って 電話台とかキャスター付きの引き出しとかを移動したそうです。すっきりしてとても良かったのだけど、そんなことして大丈夫なのかしらと思ってしまいます。かなり時間をかけて 少し動かしては休んで また動かしての繰り返しだったらしいのですが、目が冴えて眠れなくなったから もう起き出したと話していました。
まぁ そういう日があってもいいか・・・
後で体に痛みが出ないことだけを祈ってます。

もひとつ 母の持論。
《部屋の物は ときどき位置を替えること。奥にたまっていたゴミを片付けることができるからね》
う~ん、頭が痛いわたしです。
そして いつも季節感を大切にしています。そこもまた母の素敵なところだと思っています。