心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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何気ない道

2011年07月06日 | ほんのすこし
借りていたDVDを返しがてら 朝早くから歩くことが多くなった。今朝も5時ころには歩き始め、小雨が降るか?と少し不安だったが、帽子もかぶっていることだし少しくらいの雨なら大丈夫と ICレコーダーで『Adell 21』を聴きながら ずんずんと。
ずんずんという表現をしたのは 最初のうちはそんな気分で歩くのだ。アルバムの最初の曲(ROLLING IN THE DEEP)が ダダダダダダ・・・とお腹に響くような音で始まるから 歩く方としてはかなりノリノリ気分になる。心持 手も大きく振って足さばきも軽い。

だが、どういうわけか30分ぐらいすると 左の股関節がいつも変な感じになる。そこでペースダウン。歩き方がぎこちなってしまう。無理な歩き方をしているのかな。と思いつつ ゆっくり歩く。ここ数日は曇天が続いているので、携帯でパシャりとしたいが、いまいち。
でも 何気ないこんな道を自分は歩いているのだ と、記念に(?)パシャり。

何気ない道。だけど いつか振り返ったときに記憶の欠けらに蘇る道。その道になんの意味があるのかなんて 今はちっともわからない。でも 続いている。自分が生きてきた日々、何気ないゆるやかなものが なんと心地よかったのかを いつか知る。そしてそれは 自分がなんとたくさんの人とつながって 沢山の人の助けを借りて生きていたのかということでもある。
何気ないということが どんなにしあわせなのか、人より多くの物を持ち 人より・・・ではなく、自分が何をしてきたか なのだろう。
人の称賛を浴びることが 目的か?いや 自分に納得のいく生き方ができているかが 問題なのだ。

携帯でこの道を写したあと、歩きながらそんなことを思う。

何気ない道。歩くことで触発されるものがある道。誰も気にもとめない道なのだろうけど、今朝のわたしには 意味のある道。