午前中 番組表を見て ん?再放送があるんだ・・・と思い視聴予約をしておいた。
カンブリア宮殿 5月19日放映の再放送だ。
ケニア・ナッツカンパニーを作った佐藤芳之(さとう・よしゆき) 氏がゲストだった。
終始 自然の笑顔が素敵な方だなと思った。ケニアに留学した当時は 自分がケニア初の日本人留学生だということで大統領が握手をしてくれたそうだ。佐藤氏は留学後もケニアに留まり、そこで事業を始める。
最初は 地元の人の「遅刻する 勝手に休む」等々に悩まされるが、逆にそんな彼らの信頼を得るために 佐藤氏は「絶対給与の遅滞はしない」ということを守る。ケニアでは公務員の給料さえ遅れることもあるのだ。そしてより多くの地元の人を雇用すべき道を探る。
会社内に医務室を設け 働く人に安心感を与える。
会社の住宅ローンを設置、これまで300名ぐらいの方がそのローンで自分の土地を手に入れている。
段ボール箱の組み立てに 10数名の人員を雇い、より多くの雇用者を生み出すことを考える。
またトイレットロールを8エンボスで切り取る仕事をするだけのために雇っている。これは一人雇用するのと トイレットロールを家に持ち帰られた場合の経費増加を見れば 人を雇った方がずっといいという結論からだそうだ。
そして彼について わたしが最も感激したのは、これまで70歳近くまで力を注いできたナッツの会社を1株を残して ほとんど無償に近い形で譲り渡したということ。そして今は ケニアからルワンダに目を向け、公衆衛生の浄化に取り組む事業を始めている。彼は、「自分はケニアで事業をさせていただいた。だからケニアに(会社を)返すだけなんだ」といった意味のことを言っていた。
常に そこに生きている人々のことを考え、どうやったら自立していけるのか この国の人たちが笑顔で生きていけるために自分は何ができるのか ということを考えている。
それが 彼の自然の笑顔になったのだろう。いい顔だ。本当にいい顔だ。
彼は南三陸が故郷だ。今回の震災を知り、駆けつけた。その惨状を目の当たりにし 町長に今必要なものは何かと訊ねる。町長は「トイレの匂いが・・・」と。そこで彼がルワンダで使用しているのと同じようなものを日本で調達し、早速 避難所の仮設トイレに使用する。匂いが消え、職員たちにも笑顔が出た。
彼の存在がここでも生かされた。
さらに 彼が母校の外国語大学で学生を相手に経験を話した。感動した学生が インターンシップにケニアやルワンダに行ってみたいと申し出る姿があった。即決 その場で三人の若者がアフリカに行くことになった。
佐藤氏の姿 話す言葉に本物の匂いを感じ取ったのだと 思った。
佐藤氏は言う。
「夢は寝ている間にみるもの。起きたら 夢ではなく目標になる。目標を目指していくことが大事だ」と。
終始 なぜか涙が出て止まらなかった。なんというか、懐の大きさというか、儲けが先にあるのではなく 人を大事にするその気持ちがめぐり巡って 良い結果になっていくというか・・・久々に凄い方を発見した思いだった。そして 再放送を偶然わたしが選んだこと、きっとわたしに何かを考えさせるために 今日という日が与えてくれたビックプレゼントなのだ。
佐藤さん ありがとう。あなたの姿が 力を与えてくれました。
カンブリア宮殿 5月19日放映の再放送だ。
ケニア・ナッツカンパニーを作った佐藤芳之(さとう・よしゆき) 氏がゲストだった。
終始 自然の笑顔が素敵な方だなと思った。ケニアに留学した当時は 自分がケニア初の日本人留学生だということで大統領が握手をしてくれたそうだ。佐藤氏は留学後もケニアに留まり、そこで事業を始める。
最初は 地元の人の「遅刻する 勝手に休む」等々に悩まされるが、逆にそんな彼らの信頼を得るために 佐藤氏は「絶対給与の遅滞はしない」ということを守る。ケニアでは公務員の給料さえ遅れることもあるのだ。そしてより多くの地元の人を雇用すべき道を探る。
会社内に医務室を設け 働く人に安心感を与える。
会社の住宅ローンを設置、これまで300名ぐらいの方がそのローンで自分の土地を手に入れている。
段ボール箱の組み立てに 10数名の人員を雇い、より多くの雇用者を生み出すことを考える。
またトイレットロールを8エンボスで切り取る仕事をするだけのために雇っている。これは一人雇用するのと トイレットロールを家に持ち帰られた場合の経費増加を見れば 人を雇った方がずっといいという結論からだそうだ。
そして彼について わたしが最も感激したのは、これまで70歳近くまで力を注いできたナッツの会社を1株を残して ほとんど無償に近い形で譲り渡したということ。そして今は ケニアからルワンダに目を向け、公衆衛生の浄化に取り組む事業を始めている。彼は、「自分はケニアで事業をさせていただいた。だからケニアに(会社を)返すだけなんだ」といった意味のことを言っていた。
常に そこに生きている人々のことを考え、どうやったら自立していけるのか この国の人たちが笑顔で生きていけるために自分は何ができるのか ということを考えている。
それが 彼の自然の笑顔になったのだろう。いい顔だ。本当にいい顔だ。
彼は南三陸が故郷だ。今回の震災を知り、駆けつけた。その惨状を目の当たりにし 町長に今必要なものは何かと訊ねる。町長は「トイレの匂いが・・・」と。そこで彼がルワンダで使用しているのと同じようなものを日本で調達し、早速 避難所の仮設トイレに使用する。匂いが消え、職員たちにも笑顔が出た。
彼の存在がここでも生かされた。
さらに 彼が母校の外国語大学で学生を相手に経験を話した。感動した学生が インターンシップにケニアやルワンダに行ってみたいと申し出る姿があった。即決 その場で三人の若者がアフリカに行くことになった。
佐藤氏の姿 話す言葉に本物の匂いを感じ取ったのだと 思った。
佐藤氏は言う。
「夢は寝ている間にみるもの。起きたら 夢ではなく目標になる。目標を目指していくことが大事だ」と。
終始 なぜか涙が出て止まらなかった。なんというか、懐の大きさというか、儲けが先にあるのではなく 人を大事にするその気持ちがめぐり巡って 良い結果になっていくというか・・・久々に凄い方を発見した思いだった。そして 再放送を偶然わたしが選んだこと、きっとわたしに何かを考えさせるために 今日という日が与えてくれたビックプレゼントなのだ。
佐藤さん ありがとう。あなたの姿が 力を与えてくれました。