心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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4歳の子と

2011年07月05日 | ほんのすこし
母と行く温泉。
そこで知り合った4歳の女の子。Yちゃん。いつもおばあちゃんと一緒に来る。おばあちゃんといっても若く見えて 最初は孫ではなく子どもか?と思っていたぐらい。もうすぐ4人目の孫が生まれる予定だそうな。上の二人は男の子で もう男風呂に入っているようだ。

そのYちゃん。温泉に来ても ひとりで遊んでいる。長い髪を後ろで束ねて留めているのがとても可愛い。みんなが「可愛いな」という視線で見ているのがわかる。
そのYちゃんと いつどうやってお友達になったのか 思い出せないのだけど、わたしは一応「お友達のおばさん」らしい(笑)。一緒にシャボン玉で遊んでくれる人だと思っていて、わたしを見かけるとやってくる。
おばあちゃんのしつけがきちんとしていて 大人の言うことをちゃんと聞き分ける子でもある。こちらが「まだ 垢こすってないから 後でね」というと隣でシャボン玉を作りながら待っている。遊びを無理強いしないところが素直だ。

Yちゃんのシャボン玉作りは 名人芸の域に達してきた。自分の頭の倍以上の大きさを作ったり。長くして揺らしたり。雪だるまの形にしたり・・・毎回 違うシャボン玉を見せてくれる。で わたしはというと・・・これがさっぱりダメ。もっぱらYちゃんが作ったシャボン玉を戴いて喜んでいる。
母にいつも馬鹿にされているのが常だ。「お前はほんとに手ぼっけだなぁ」(はいはい、そうですよ)

昨日 そのYちゃんが温泉に付いている外のベンチ(温泉に入っていて涼める場所)におばあちゃんと二人でなにやら楽しそうにしていた。しばらく涼んでいて中に入ってきたら 湯殿の縁に腰掛けていたわたしに見せてくれた。笹の葉で作った舟。もみじのような手で器用に笹の葉を作ってはお湯に浮かべた。あんまり可愛いので「Yちゃん、この舟 おばさんにくれない?ほしいな」と言ったら、すぐ「うん いいよ!」と言ってくれた。帰りにバッグに入れてきたのだが、すっかりカサカサになってしまった。
それでも見てると Yちゃんの様子が目に浮かんできて しあわせな気分になる。
4歳のお友達 さて いつまでお友達でいれるかしらね♪(子どもはすぐ大きくなっていくものです)