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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

とよだや @岐阜県本巣郡北方町

2017年02月12日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜県本巣郡北方町の和菓子屋「とよだや」へ。創業が昭和元年(1926)という店は古い街道沿いにあり、どうやらこの辺りも更地が多くなっているようだ。こちらの店は岐阜の郷土菓子「みょうがぼち(=茗荷餅・みょうがもち)」で有名な店だそうだ。ゆめ未来さんのブログで紹介されていたのでチェックをしておいた。餅と言っても空豆の餡の入った生地をみょうがの葉でくるんだ饅頭で、以前に岐阜市内の店でも買って食べたことがある。この店では昭和40年(1965)から売り出されているのだそう。もちろん訪問時はみょうがの季節(初夏~夏)ではないため、どんな菓子が並んでいるのかは分からずに店へ。店に入るとガラス・ケースに常用菓子をはじめ、色々な菓子が並んでいた。「みょうがぼち」は無いが「ぼち」と呼ばれるみょうがの葉でくるんでいないものがあったので、それと「山里」と名付けられた菓子、それに「栗粉餅」を購入して持ち帰った。

家に帰って嫁と抹茶を点てていただく。「ぼち」の白い皮は小麦粉が材料だそう。なので表面はつるんとしていて歯切れが良い。自分で皮を手作りしたらこんな感じだな。空豆の餡は控えめな甘さ。みょうがの葉で巻いてないので、当然あの青臭いような香りは感じられない。「山里」は里芋が使われた饅頭だとのこと。中は小豆の餡で、薄い皮の上にちょこっとだけ溶いた青海苔がのっているのが珍しい。「栗粉餅」も栗粉は甘さが控えめ。総じてどれもとても素朴な味わいで旨かった。次は是非みょうがの季節に。(勘定は¥600程)

この後の記事はこちら

 


 

↓ 「啓文社記念館」のある北方の商店街の通りには、よく見ると歴史を感じさせる看板建物や下見板張りの建物が散見出来る。

 

↓ 店の南東に位置する、重文をはじめとする文化財を多く保有する「円鏡寺」の境内にある忠魂碑(建築詳細不明)。まるで奉安殿のようなこういう櫓タイプの忠魂碑は珍しいな。

 


 

 

菓子庵 とよだや

岐阜県本巣郡北方町栄町1-75

 

( 北方 きたがた 本巣 もとす 菓匠とよだや 元祖みょうがぼち みょうがもち 茗荷餅 郷土菓子 和菓子 まんじゅう かすていら くりこもち 栗きんとん 近代建築 )

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味美 @岐阜県瑞穂市

2017年02月11日 | 岐阜県(岐阜)

仕事で国道21号線の長良川を越えて西へ行ったので、以前から一度覗いてみたかった人気の食堂「味美(あじよし)」へ。広い駐車場へ車を停め、ごく普通のロードサイド(昭和)レストランといった感じの店に入る。創業は昭和58年(1983)。中にはテーブル席が沢山。右側に沢山のおかずが並んでいて、トレイの上に各自好きなおかずをのせて、最後にご飯やら豚汁を注文するシステムになっている。厨房の中にはおばちゃんがいっぱい。いったい何人雇っているのやら。まだ昼食時間が始まったばかりとあって、あれやこれやの準備から、誰かが持ってきた物を「これ食べる人!」「ハーイッ」なんてやっていて(笑)、とても賑やか。どうやら主人は留守のようす。おかずは沢山あるので迷うが、後ろに他の客が来ると、いつまでも迷っている訳にはいかない。

自分が取ったのは「クリームコロッケ」「キャベツ巻きメンチカツ」「自家製漬物」「玉子焼き」(取り過ぎ…)、そしてご飯と豚汁。この日のご飯は麦飯だった。計算せずにおかずを取っていくと結構な値段になってしまうし、それぞれは少量ではあっても、ついあれもこれもと余分に取ってしまう(苦笑)。ご飯と豚汁を持って来て下さった女将さんは厨房を指して「あっち、うるさいやろ?今日はお父さんが病院で(留守なので)、うるさいのがおらんもんで(笑)」とニコニコとご陽気。なんだかこっちまで元気になってくる。さっそくおかずに箸をつける。フライ物はしっかりめの衣。もちろん時間が経っているので冷めているが、おかずによっては温め直しもお願い出来るようだ。まだ温かかった玉子焼きはやさしい味付けで醤油を垂らしていただく。最初から一味唐辛子が振られた漬物や、大きめの丼ぶりにたっぷりと注がれた旨い豚汁を挟みながらいただいた。ご飯の調子もイイ。食べ終わると席まで勘定をしに来てくれる。アットホームな食堂で、いい感じの昼飯にありつけた。次は魚、煮物中心で選んでみようっと。(勘定は¥1,000程)

この後の記事はこちら

 

大衆食堂 味美

岐阜県瑞穂市別府1534-1

 

( 瑞穂 みずほ あじよし 大衆食堂 食堂 ランチ 豚汁 スタミナ豚汁 定食 セルフ 焼物 煮物 刺身 フライ物 揚げ物 )

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A Different Kind Of Truth (Deluxe Edition) / Van Halen

2017年02月10日 | ハードロック・へヴィーメタル

A Different Kind Of Truth (Deluxe Edition) / Van Halen (2012)

デイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)がメンバーとして復活して制作された2012年のヴァン・ヘイレン(Van Halen)のアルバム。来日公演の前にすでに手に入れていたが、こちらはボーナスDVDが付いたデラックス・エディション。安かったのでつい買い直してしまった。ボーナスDVDは「The Downtown Sessions」と名付けられたアコースティック・セッションで、椅子に座ってリラックスした和やかなモノクロ映像。「Panama」などのハードな曲をアコースティックで演奏しているギャップが楽しい16分ほどの作品。こういう環境だとデイヴが歌を崩しまくるだろうナと思ったが、全くその通りで予想通り。根っからこういうお調子者なんだなと納得してしまう。終始和やかな雰囲気で、これが長年に渡っていがみ合ってばかりいた連中とは思えない(苦笑)。

アルバムは2012年当時、どの程度世間に受け入れられたのだったか覚えていないが、自分はデイヴ以外のヴォーカリストのヴァン・ヘイレンは全く受け入れられなかった懐古主義者だったので、やはりしっくりくるというか、”腑に落ちた”感が強かった。カラッと明るい楽曲に、エディ((Eddie Van Halen))の独特なハードでトリッキーなギター、デイヴのちょっとクラシックで大袈裟なヴォーカル、まるでキッズがやっているように聞こえる高音のコーラスというのがやはり彼ららしさ。もちろんデイヴ抜きで活動した期間の方が圧倒的に長いし、売り上げなどもその頃の方が良かったのかもしれないが、個人的にはやはり、デイヴ。最初にこのアルバムを聴いた時は、なんか音の抜けが良くないように感じて、初期ヴァン・ヘイレンにあったカラッとした西海岸らしさが無いように感じたが、いま久しぶりに聴くとそうでもないかな。あの時の印象はなんだったんだろう。

2015年にアメリカ・ツアーを行なって以降の活動が聞こえてこないのは、大病をしたエディの体調が関係しているのだろうか。それともまた日本かぶれのデイヴが日本に長期滞在しているのかな(笑)。そういえば東京ドームでの公演がCD化されたのに買っていないから買ってみようかな…。

オークションにて購入(¥864)

  • CD (2012/2/6)
  • Disc : 2
  • Format: CD, CD+DVD, Import
  • Label : Universal
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まねき寿司 @名古屋市西区・円頓寺

2017年02月10日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

創業が明治6年(1873)というから東京の老舗鮨店にも負けない歴史がある「まねき寿司」へ予約して訪問。以前は円頓寺商店街の五條橋側にある老舗洋食屋「勝利亭」の2軒隣に店があり、存在は知っていたのだが、つい最近までこちらがそんなに歴史ある店だとは知らなかった。目と鼻の先の移転場所は四間道(しけみち)の土蔵だった建物を改造してあるようで、石垣の分、床面は道路より上がっており、入口から段を登って中へ。思わず靴を脱ぎそうな佇まいだったが「靴のままどうぞ」と言われ奥へ入る。5席程のカウンターと、テーブル席が2つのこじんまりとした店内。広くない店なのでフリ(飛び込み)では難しいかもしれない。どんな店かほとんど知らずに「老舗」というキーワードで選んだので、こちらも少し緊張していたが、女将の自筆だという筆書きのウエルカム・メッセージがあり、明るい女将のもてなしで和む。店は職人気質の主人と女将の若い2人だけで賄っている。

まず日本酒を選ぶ。いくつかの日本酒が品書きに並んでおり、主人も女将も酒好きのようで、しっかりと味の傾向を教えてくれるのがいいし、温度も好みを訊いてくれるのがうれしい。最初は造りや蟹ほぐし、イクラご飯などでお腹を落ち着かせ、ゆるゆると呑み進める(と言っても自分は早喰い早呑みだが)。頼まずとも出てくるのが嬉しい”和らぎ水”(日本酒の時は必ず脇に置いておきます)は、岐阜の養老までわざわざ行って汲んでくるのだそうで、口当たりがとてもまろやかで飲み易い。その後も小鍋、焼物、煮物と、呑ん兵衛には堪らない季節の酒肴が続く。漬け場は広くないので大変だろうが、次々と出てくる酒肴は日本酒好きの琴線に触れるものばかり。

そして肝心の握り。握りはいわゆる街場の老舗らしさはなく、やや小さめで現代的。醤油皿は無く、最初から煮切りが塗られていて口に運ぶだけ。タネの調子も良く、ちゃんと仕事のしてあるタネも多めで、旨い。主人がタネの名前とともに置いてくれる握りを次から次へと口に放り込んだ。コハダなどの締め物の塩梅もイイ。何貫食べたか分からない位に種類も多く、楽しめた。イカのエンペラや、貝のヒモ、海老の頭などの酒好きが好むところもしっかり喰わせてくれるのがうれしい。鉄火巻きも鮪がしっかり芯に入って形良い(有名な店でもこれが出来ていない人、意外と多い)。

喰いが一段落した頃の残った酒用に、いぶりがっこなどを出してくれるのも気が利いていて、主人も女将もよほど酒が好きと見える(笑)。この後、味噌汁、水菓子、手作りのプリンなどが出て、了。お腹は一杯だ。こちらがゆっくり呑んでいる時は放っておいてくれるし、話せば付きあってくれる”間合い”も良く、楽しい時間を過ごすことが出来た。結局酒は3合くらい呑んだかな。ずっと昔からこういう”呑むための肴”を出すスタイルだったのかは知らないが、若い2人が先代などから受け継いだものを発展させていったのだろう。お腹も心も満足。(勘定は¥13,000程)

この後の記事はこちらこちら

 


 

↑ 土蔵や町屋の建物が並ぶ四間道の風情ある通り。最近はこの近辺も古い建物を利用した開発が進み、新しい店も格段に増え、数年前までの寂れた雰囲気がだんだん変わってきた。

 


  

まねき寿司

愛知県名古屋市西区那古野1-36-54

 

( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 まねき寿し 招寿し まねきずし 老舗 江戸前握り 寿司 すし 鮨 鮓 四間道 しけみち ) 

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えっきょう @岐阜県美濃市

2017年02月09日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県美濃市の古い町並みの路地にある小さな洋菓子店「えっきょう」。ちなみに「えっきょう」とは美濃で行われる「流し仁輪加(にわか)」という伝統ある漫才(町の若い衆が演じる)のオチで放たれる言葉。たぶんここから採っているだろうと思う。店は古民家を再生したもので主人は地元の女性だとか。間口は広くなく、奥にガラスショーケースがあり、可愛らしい色とりどりのケーキ類が並んでいる。こちらのケーキはどれも通常よりも小さいサイズのケーキばかり。男性なら二口くらいでいってしまえるような可愛いサイズだ。

主に嫁が自分の為に選んでくれたケーキは「モンブラン」「いちぢくのタルト」「シュークリーム」など。「モンブラン」の淡い茶色がかった栗のクリームはよくあるものと少し風味が異なっていて、タルト生地の上に三角錐型にクリームが盛ってあり、中に栗が入っている。いわゆるスポンジ・ケーキ部分は無く、クリーム主体のもの。「いちぢくのタルト」はフレッシュ感とクリームの甘み、それにタルトのサクッとした舌触りが旨い。「シュークリーム」も小さく、一口サイズ。カスタードクリームも少し独特な感じでやさしい甘さ。サイズが小さいのはいいが、かえって沢山食べてしまいそうだ…(笑)。(勘定¥知らず)

 


 

 ↓ 平成11年(1999)に名鉄美濃町線が廃線になった後、車両と駅舎が保存されている「旧・名鉄美濃町線美濃駅」(大正12年・1923・建造 ※登録有形文化財)。

 

 

 ↓ 最近ご無沙汰だが、開店当初からよく利用している洋菓子店「Abeille.S (アベイユ・エス)」。女性パティシエの活躍する店。食料品店を改造してあって店内には当時の看板も残る。

 

 


 

Patisserie えっきょう

岐阜県美濃市魚屋町2209

 

( 美濃 みの パティスリーえっきょう 洋菓子 ケーキ うだつの上がる町 近代建築 美濃駅 美濃町駅 名鉄美濃町線 名古屋鉄道 上有知駅 国登録有形文化財 )

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岩井屋 @岐阜県岐阜市

2017年02月08日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

岐阜市の岩井山に「延算寺」というお寺があり、麓の少し東にある「延算寺東院」の参道で味噌田楽が食べられると知って訪れてみた。寺には詳しくはないので、この延算寺のことは全然知らなかったが、別院があるくらいなのでかなり名の知れた寺なのだろう。参道には訪れた「岩井屋」の他にもう1軒店があるが、正直参拝客以外誰が来るんだろうという、案内板も特に見当たらない鄙びた場所にあるので、2軒もあることに驚き。駐車場にバイクを停めて、いかにも宿場町の参道に建つ宿屋といった雰囲気の、歴史がありそうな建物の中に入ってみると、広い座敷があり、裏の方には新しく継ぎ足したような座敷席も見える。日曜日ではあったが、こんな辺鄙な場所なのに、店員の他にバイトの若い娘が数人も居る。まだ早い時間とあって先客は1組しか居なかったが、何人かで立ち働かなければいけないくらいの人出があるという事なのだろう。すごいなァ。さっそく「とふでんがく」と「菜めし」を注文した。

しばらくして、店先の焼き台でじっくり火を入れられたと思しき「とふでんがく」と「菜めし」が運ばれる。田楽は5本。小さめの豆腐にしっかり焼きが入っていて香ばしく、旨い。もちろん大好きな山椒も振りかけていただく。置いてあった山椒は有馬の「富士や」という銘柄で、この辺りでは珍しいもの。風味も良く楽しめた。「菜めし」は(何の葉かは知らないが)新鮮な菜っぱがほんのり香り、量はご飯茶碗軽く一杯程度。こちらもあっという間に空にした。座敷の端にはおでん鍋があり、自分で勝手に取って食べれるようにもなっている。次はおでんや、いもでんがくも食べてみたいし、隣の店「かどや」もかなりの歴史がありそうな店なので、機会を作ってまた来てみよう。(勘定は¥530)

この後の記事はこちら (2

 

岩井屋

岐阜県岐阜市岩井3-3-23

 

( 岐阜 ぎふ いわい いわいや 岩井山 えんさんじ 参道 門前 でんがく とうふでんがく 豆腐田楽 豆腐でんがく 味噌田楽 みそ田楽 みそでんがく さんしょ 有馬山椒  )

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まつ @岐阜県本巣市

2017年02月07日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県本巣市でわざわざ古い街道を通ったり、近代建築の残滓を探していた時にこんな店を発見。建物には薄っすらと「麺類 丼物 まつ」の文字。果たしてやっているのか、やっていないのか…。およそ店らしくない玄関周りで入るのを躊躇していたが、よーく見るとしっかり暖簾がかかっているし、人の動きもある。思い切って引戸を開けたのは大衆食堂の「まつ」。住宅とつながった食堂部分は小上がり席と土間のテーブル席。ご夫婦でやっていらっしゃる様子。自分が品書きを見ている間にも何回も出前の電話が入り、常連なのだろう、かなり細かいカスタマイズ(笑)も受け付けていた。しばらくすると客も入ってきて、厨房は大忙しのよう。自分は「チャーハン」を注文した。珍しく赤だしか、お澄ましか、中華スープを選べるとの事で、赤だしをお願いした。

手際の良い調理で、さほど待つことなくチャーハンが登場。楕円の深皿に入れられ、ご飯の量もたっぷり。上にのせられたスクランブルエッグ状の黄色い玉子焼きの上に赤い紅生姜がのる姿もイイ。パラっと炒められたチャーハンと赤だしを交互にいただく。豚バラ肉が沢山入っていて、旨かった。こんな感じならきっと何を食べても旨いんじゃないかな。他の客のカツ丼も旨そうだったし、「かみなりうどん」なんていう気になる品や、ラーメンもあった。勘定を終えて外に出ると、早喰いの自分も知らないうちに出前に行っていた主人が、カブでもう帰ってくるところ。外には岡持ちも一杯置いてある。何て素早い…。「ありがとうございました!」と声を掛けてもらい、店を後にする。これはまた来ないと。(勘定は¥480)

 


 

↓ 岐阜市御望(ごも)にある「郷邸」(建築詳細不明)。江戸時代の建物を修復しているそうだが、黒い腰壁の塀が続き、敷地も広く、土塀や門は見ることが出来るが、中の母屋や倉までは分からない。

 


 

めん類 丼物 まつ

岐阜県本巣市仏生寺809-16

 

( 本巣 もとす まつ 大衆食堂まつ 食堂まつ 麺類食堂 大衆食堂 麺類 丼ぶり 出前 スーパーカブ おかもち 中華そば 定食 かつ丼 近代建築 )

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Past, Present & Future / Rob Zombie

2017年02月06日 | オルタナティヴ・ロック

Past, Present & Future / Rob Zombie (2003)

ロブ・ゾンビ(Rob Zombie)のベスト盤+プロモ・クリップのDVDの2枚組。90年代頃のオルタナティヴ全盛期にホワイト・ゾンビ(White Zombie)を聴いていたので一応カテゴリーは”オルタナティヴ”だが、音は完全にヘヴィー・ロック。それも少しエレクトリック寄り。ホワイト・ゾンビでデビューした頃からずっとホラー風味は一貫しているが、正直そのセンスはギリギリ(セーフ?アウト?)。最初は見た目も中身もミニストリー(Ministry)のアル・ジューゲンセン(Al Jourgensen)の焼き直しみたいに感じていたが、だんだんと彼的な世界(ホラー路線)を確率していったように記憶している。見かけによらずポップな一面があり、90年代に出たリミックス盤では新鋭のアーティストを使ったり、実際にホラー映画を監督したりと、こういう雰囲気のアーティストにありがちな狭いファンでなく、ポピュラーになった稀有な存在。

基本はハードなエッジのヘヴィー・ロック。ちょっとエレクトリックな要素が入っているのが特徴か。ホワイト・ゾンビ期~ソロ初期は、はっきり言ってちょいと曲調に一本調子なところがあるが、曲としてはその頃の方が新鮮だった(当然か)。後半になってくるとラッパが入ったり、女性コーラスが入ったりとヴァラエティに富んでくる。キャラからいったら当然バカバカしさも含まれるんだけれど、そんなことも含めて、完全に役になり切って自身をカリカチュアの対象としているところはブレていない。なのでむしろCDよりもPVを収録したDVDの方が彼の世界観というか、キャラクターが分かり易いかな。

ブックオフにて購入(¥500)

  • CD (2003/9/23)
  • Disc : 2
  • Format: Import
  • Label : Geffen Records
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嫁見餅 @愛知県江南市

2017年02月06日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県江南市の名鉄江南駅のすぐ北にある「嫁見餅総本家」へ。変わった名前だが、藤まつりで有名な江南の「曼陀羅寺」で催される「嫁見まつり」(良縁を得て結ばれた新妻達が姑と共にするお礼参り)にちなんだ菓子の名前だとのこと。店の前の幟にはフルーツ大福や栗きんとんの字が踊っていたが、もちろん目当てはその「嫁見餅」。昭和29年(1954)に江南市が誕生した時に作られた菓子なのだとか。店に入るとガラス・ショーケースに様々な菓子が並んでいる。元気な女将さんがよく通る声で客に菓子の説明をしていらっしゃった。ケースの中に青い包装紙に包まれ紐で結われた棒状の「嫁見餅」があったので迷わず購入。

持ち帰った「嫁見餅」の包装を解く。菓子は巻き簾で巻かれていて、薄い茶色をした皮の部分は落雁を砕いたようなポロポロとした感じ。中にはこし餡が入っている。包丁でカットしようとすると皮が崩れてしまうくらい脆い。慎重に輪切りにして頂く。口に含むと乾いた皮の部分とこし餡が融合して不思議な食感になり旨い。決して派手で分かり易い味ではないが、しみじみとお茶の味が引き立つ味。常温で1週間の日持ちがするのだそうだ。(勘定は¥750)

 


 

 ↓ 新町通り商店街にある緑青(ろくしょう)の吹いた銅板がイイ「金勝金物店」(建築詳細不明)と、以前にも紹介した遠藤酒店、もとい「川松酒店」(建築詳細不明)。

 

 


 

御菓子処 嫁見餅総本家

愛知県江南市古知野町朝日29

 

( 江南 こうなん 嫁見餅 よめみもち 曼陀羅寺 まんだら寺 嫁見祭り 嫁見まつり よめみまつり 藤まつり 中央軒 尾張名物 映画 20世紀少年 ロケ地 近代建築 )

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酒津屋中店 (3) @名古屋市中区・栄

2017年02月05日 | 名古屋(中区)

仕事関係の用事が早めに終わったので、一息つくためにまたまた名古屋地下街の(酒呑みの)オアシス「酒津屋中店」へ。別に他に行ってもいいのに「昼=ココ」という方程式はなかなか変えられない。なぜいつもお迎えが”馬”なのかは考えないことにして(笑)、店の中へ。この日も昼間とはいえ、先客はみな(定食の人も)ビール瓶が立っていた。お姉さんにハイボールと「エビカツ」を注文。「エビカツ」はこの店に入る度にいつも注文しようと思うここの名物のひとつだけれど、なぜか今まで結局注文せず、他で満足してしまい食べていなかった。

店の外を足早に通過する人々の喧騒を感じながら、ハイボールをひと口。中身はトリス。味はごく普通だが、昼に呑んでいるというシチュエーションが旨い(笑)。ハイボールを呑む時は、高いウイスキーよりもトリスや角などの方が旨く感じるのはなぜだろう(←お前の口が安い口だからだ)。しばらくして「エビカツ」登場。小さい海老を並べて揚げた2つのフライに、最初から半分に包丁が入れられていて、計4切れ。つけ合わせは千切りキャベツにトマト、キュウリ。タルタルソースとマヨネーズがそれぞれ添えられている。少ししっかりめに揚がったエビカツをパクリ。う、旨い。ここでハイボールをグイッと。硬めの衣とプリプリの海老が並んだ独特の食感が「要するにエビフライじゃないの?」という愚問を遠ざける。この店には「酒津屋ハイボール」(中身は同じ)という、たった50円違いの大きなものがあるのだが、日和ってそっちにしなかったことを後悔。もう今日はこの店で終わってもいいナ…。(勘定は¥840)

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4)(5)(6

すぐ近くの東店の記事はこちら

酒津屋 中店

愛知県名古屋市中区栄3-5-12 栄 森の地下街 南一番街

 

( 栄 さかえ 森の地下街 さかづや 酒津屋 さかづやなかみせ 中店 酒津屋東店 居酒屋 大衆食堂 昼飲み 昼呑み 名古屋めし えびかつ エビフライ ハイボール )

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