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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ダ・アチュ @岐阜県岐阜市 (2)

2017年02月04日 | 岐阜県(岐阜)

嫁と2人でピッツェリア「ダ・アチュ」へ。自分は随分と久しぶりだが、嫁は娘と一緒に訪れたりもしているようだ。もうすっかりこの地に定着し、人気店になった。かつては大須の「チェザリ」くらいしか思い浮かばなかったピッツェリアも、いろいろな店がオープンして、選べる程に浸透したのはうれしい(ちなみに主人は「チェザリ」での修行経験有りとのこと)。今ではどんな田舎へ行っても専用薪窯を設置していないピッツェリアを探す方が難しいくらい。店に入り、薪窯を横目に奥へ。テーブル席に案内されメニューを眺める。サラダ・ドリンク付きのピッツァランチで、自分は「ピッツァDOC」を、嫁は「ロマーナ」を選んだ。運転があるので残念ながらジンジャーエールで。

ちょっとBGMがうるさかったが、何てことない話をしつつ出来上がりを待つ。まずは飲み物とサラダが運ばれた。サラダはざっくり切った野菜とフリッターとブロッコリーが入ったもの。かかっていたドレッシングが旨かった。そしてピッツァ。自分の「ピッツァDOC」はトマト・ソースのピッツァだが、水牛のモッツアレラ・チーズが使われている。のっているチェリー・トマトがフレッシュなアクセントになっていて旨い。熱々をバクバクと口に入れていくので、水牛のチーズと他のチーズで味の見分けがつくとは思えないけれど(笑)、やはりこちらも生地がイイ。「ロマーナ」はトマト・ソースにアンチョビ。最近はあまりやらなくなったが、以前は家で生地から作っていたので、その頃にも定番の組み合わせだった。もちろん間違いのない旨さ。サクッと食べて店を後に。そういえばここ、パスタや他の料理もあるんだった。昼以外にも来てみないと。(勘定は¥2,700/2人)

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ピッツァリア・ユ・トラットリア・ダ・アチュ (PIZZERIA E TRATTORIA DA ACHIU)

岐阜県岐阜市神田町7-17 

 

( 岐阜 ぎふ ダアチュ ピザ ピザ屋 PIZZA 真のナポリピッツァ協会公認 ナポリピッツァ ナポリ ナポリ料理 パスタ イタリア料理 イタリアン  )

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時代軒菓舗 @岐阜県美濃市

2017年02月03日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県美濃市のうだつの上がる町並みにある菓子屋「時代軒菓舗」へ。こちらは昭和25年(1950)の創業だが、店は江戸時代末期の建築で、うだつの鬼瓦には家紋が入っている(写真下)風情ある建物。そんな歴史ある建物の暖簾をくぐって中へ。ガラス・ケース等に入った菓子は生菓子もいくつかあったが、焼き菓子が中心。その中から購入したのは「うだつの町」と名付けられたサブレ。買いに来た理由は”お使いもの”だったけれど、コレ、嫁の好物なので自宅用にも購入。

近くの重要文化財「小坂家住宅(小坂酒造)」(下写真参照)のイラストが描かれた包みを開けると、アーモンドスライスがまぶされたサブレが2枚づつ入っている。シンプルで、甘さしっかり。自分は初めて食べたけれど、歯触り良く、アーモンドの風味が旨い(いつも嫁にはお土産買って帰るのに、ちゃんとこっちにも分けてくれよな…)。(勘定は¥1,100程)

 


 

↓ かつては塩問屋の建物だったという向かいの現役旅館「岡専旅館」。こちらも時代軒と同じく江戸時代末期の建築だとか。

↓ サブレの包みにも描かれていた「小坂家住宅(小坂酒造場)」(寛政7 年頃・1795・建造 国重要文化財)。町屋の場合、当初は防火目的だった「うだつ(卯建)」が、その後は装飾的意味合いが強くなったのだとか。屋根は丸く盛り上がった形の「起り(むくり)屋根」。ちなみに暖簾に書かれた「百春」はこちらの酒の銘柄。よくいただくが、旨い。

 

 


 

 

時代軒菓舗

岐阜県美濃市魚屋町2192-4

 

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Songs For The Deaf / Queens Of The Stone Age

2017年02月02日 | オルタナティヴ・ロック

Songs For The Deaf / Queens Of The Stone Age (2002)

自分の好きなロック・スターがこぞって贔屓にしていたり、イギー(Iggy Pop)との共演で気になっていたジョシュ・オム(Josh Homme)率いるクイーンズ・オブ・ザ・ストーンエイジ(Queens Of The Stone Age)の2002年のヒット・アルバムを遅ればせながら購入。ヒット曲「No One Knows」が収録されているので、このバンドを気に入るか、ハズすか、まずはこれからと選んでみた。ハードなギターと、キャッチーなメロディで、流石に全米で100万枚近く売り上げただけのことはある。ヴォーカルでリーダーのジョシュ・オムは、赤毛の大男で、正直ロック・アイコンになるタイプの容姿ではないけれど、態度は充分にロック野郎のようだ。

このアルバムではフー・ファイターズ(Foo Fighters)のデイヴ・"いい人”・グロール(Dave Grohl)が一時的に正式なドラマーとして参加していて、ツアーも行ったらしい。継続して参加が続いていないということは、このバンドがジョシュを中心として、一種プロジェクト的な(悪く言えば寄せ集め的な)立ち位置だということなのかな。メンバーの出入りも激しかったようだし、コラボした顔合わせで、ロブ・ハルフォード(Rob Halford)、エルトン・ジョン(Elton John)、ビリー・ギボンズ(Billy Gibbons)なんていう名前を見つけることが出来て、驚かされることも多い。

全編、基本の骨太なハード・ロックに、コーラスも混じるようなメロディアスな曲もあり、かと思えばハードコア・パンクのような曲も収録されていてヴァラエティに富んだ内容。新しめのバンドもオッサンにはこの辺までが限界か(笑)。なかなか気に入ったので、他のアルバムも買ってみようかな。

中古店にて購入(¥310)

  • CD (2002/8/27)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Interscope Records
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長崎屋 @岐阜県本巣郡北方町

2017年02月02日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

バイクで、まだポツポツと古い通りや建物が残っている岐阜県本巣郡北方町近辺を散策していた時に、いつも参考にさせてもらっているゆめ未来さんのブログで紹介されていた菓子店「長崎屋」へ。創業して約120年というから明治後期の頃だろうか。創業当時は和菓子屋で、現在の代になってから洋菓子もやり始めたのだとか。バイクにサイドバッグは付けているが、さすがに生菓子の類は持ち帰ることが出来ないので、ブログで紹介されていたいかにも美味しそうな「オレンジパウンド」を目当てに、とても印象的な文字看板が架かった店に入る。店に入るとガラス・ショーケースの中にはいっぱいの菓子が並んでいる。イートイン・スペースの向こうの棚には古い食器なども飾られていた。大きなエクレアや、「チョコボール」と名付けられた可愛らしいケーキなど、気になる菓子もたくさん。中にあった「オレンジパウンド」を注文すると、製造してから冷凍保存してあるものだと念を押される。一度にたくさん焼いて保存するのだろう。

ずっしりとした重量感のあるパウンド・ケーキを持ち帰り、家でカットしていただく。包みはリボンで飾ってあるが、ケーキ自体はシンプルな姿で、スライスしたオレンジの鮮やかな色を残したまま、焼けたスポンジ部分には照りがある。張りのあるスポンジにフォークを入れて口に運ぶと、しっとりとした食感で、旨い。もともとオランジェなどのオレンジ風味の菓子が大好きなのだが、オレンジの香りも嫌味でなく、皮の部分特有の苦味も内包していてうれしい。幸せなコーヒー・タイムになった。油断していると嫁や娘にあっと言う間に片付けられて(食べられて)しまうので気を付けないと…。自分ちからはちょっと遠いが、次はもっと他の菓子も買って帰りたいナ。(勘定は¥1,700)

この後の記事はこちら

 


 

 ↓ 北方町の商店街に残る「啓文社記念館(旧・啓文社)」(大正15年・1926・建造)。地域で一番古いRC構造の建物で、元は大阪の出版社「啓文社」の東海地方の出張事務所として建てられたのだとか。周囲の建物が壊され、その跡が壁面に残る。現在はイベント・スペースとして利用されているようだ。

 

 

 


 

 

日本菓子・西洋菓子 長崎屋

岐阜県本巣郡北方町北方1507

 

( 北方 きたがた 本巣 もとす 長崎屋 ながさきや 和菓子 洋菓子 ケーキ パン パウンドケーキ 近代建築 北方商店街 )

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松乃屋 (2) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2017年02月01日 | 岐阜県(岐阜・老舗)

久しぶりに岐阜の長良川北岸の下町にある甘味処「松乃屋」へ。創業が大正末期という長い歴史のある店だ。離れたところにある駐車場に車を停め、歩いて店へ。店の表に向かってショーケースがあり、大福などの和菓子がいくつか並んでいたが、目当てはいつもの「バクダンアイス」。昭和24年から売り出して、以前は「原爆アイスクリーム」という物騒な名前で呼ばれていたとも言われる(諸説有り)昔懐かしい味のアイス。同様に「原爆アイスクリーム」を名乗るアイスを売っていた関市の「満月堂」が閉店してしまったので、このタイプのアイスを食べられるのは、自分の知る限りここだけになってしまった。この日の店は先客がおらず、のんびり。タナゴやドジョウなどの川魚が入った水槽の前の、ヘタってしまった椅子に座り「まっちゃ」味を注文。おかあさんがステンレスの取っ手付きのガラスコップにこんもりと盛ったアイスを持って来てくれた。

見た目はもちろん「キノコ雲」状態。たっぷりとコップからはみ出している。牛乳を使っていないので口当たりはあっさり。味はしっかり甘いのだが、後味がさっぱりとして、相変わらず旨い。自分は乳脂肪分が多いアイスよりも、こういうタイプや、シャーベットの方が好み。水槽や、壁に貼った記事、脈絡のない飾り物(笑)などを眺めながらいただいた。いつもこのアイスやアイス最中以外の和菓子を買って帰ろうと思っているのに、すっと店を出てしまう。今度こそ何か買って帰ろう。(勘定は¥200)

※この記事を書いた後に、なんと、昨年末で閉店してしまったことを知った。この訪問(昨年の晩秋)が最後だったと思うと何とも残念…。息子さんが継いでいたから安心していたのに。また歴史ある店と名物が消えていく…。

以前の記事はこちら

※2017年7月18日に「ツバメヤ」プロデュースのもと「松ノ屋」として柳ヶ瀬で復活されました

 

松乃屋

岐阜県岐阜市長良弁天町93-2

 

( 岐阜 ぎふ 長良 ながら 長良川 まつのや 松の屋 松ノ屋 和菓子 アイス アイス最中 爆弾アイス 原爆アイス 大盛りコップ 餅菓子 廃業 閉店 オープン 移転 )

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