ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

不朽園 (2) @名古屋市中川区・尾頭橋

2017年02月13日 | 名古屋(熱田区・中川区 老舗)

以前伺った時にはしっかり建物を愛でなかった尾頭橋の和菓子屋「不朽園」(創業昭和2年・1927)へ金山駅から歩いて向かう。近いもんだろうナと思っていたが意外と歩いた気分。相変わらずお馬さん関係の方達がうろつく周辺を抜け、店の前へ。昭和30年(1955)に戦火で失った建物を建て直したそうで、思っていたよりも年代は古くないものの風格ある建物。その昔は遊郭があった場所なので、さぞかし重用されたことだろう。もちろん今も人気は安定。ガラス木戸を開けて中へ。前回は「菊最中」と「菊紋最中」の違いがよく分からなかったので、よく見てみようと思ったが、今度は前回買った「菊紋最中」が見当たらない。結局「菊最中」の”大”を購入(※)。合わせて「栗最中」、「大納言最中」も購入した。相変わらず店員の女性達の丁寧な応対が気持ちいい。 ※後で調べてみたら、「菊紋最中」は最中種(皮)の花びらの数がより多く、材料も厳選してあるのだとか。

持ち帰った最中2種を食べてみる。「菊最中」は細かく型取られた菊の花びらの部分の凸凹がよい食感となり、色の濃い餡とのバランスもよく、旨い。でも前回の「菊紋最中」は「美味しい」としか記憶されていないので(笑)、比較は出来ない。ココの最中はやっぱりイイ。「栗最中」は栗の形をしていて、中には栗が丸ごと1個入っている。甘味は強いがこれもいいなァ。「大納言最中」は、最中種もつぶ餡も「菊最中」そっくり。正直何が違うのかよく分からなかった。大きさ? (勘定は、菊最中¥130、栗最中¥200、大納言最中¥120/個)

以前の記事はこちら (1

この後の記事はこちら (3)(4)(5

  

御菓子司 不朽園 尾頭橋本店

愛知県名古屋市中川区尾頭橋3-4-8

 

( 尾頭橋 おとうばし 金山 かなやま ふきゅうえん おとうばしほんてん おんかしつかさ おんかしし もなか 最中 菊もなか 遊郭 八幡園 近代建築 認定地域建造物資産  )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする