ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

白扇酒造株式会社 (蔵開き)(2) @岐阜県加茂郡川辺町

2017年02月15日 | 岐阜県(中濃・老舗)

昨年に引き続き、「本みりん」でも有名な「白扇酒造株式会社」の蔵開きに参加。実は目指して行ったのではなく、前日に蔵開きに行った知人にお土産を頂いていて、翌日ちょうどこの川辺町よりも上流の土木遺産(下参照)を見に行った帰りに、まだやっているか寄ってみたという次第。店に着いたらまだ大勢の人で賑わっていた。建物に入ると土間には蔵からの運び出しを行うトロッコを走らせるためのレールが敷いてある。賑やかな蔵の中や中庭をひと回りしてみた。

中庭ではちょうど最後の餅つきが終わった所で、そろそろ出店も店じまいをしようかという時間。つきたてのきな粉餅を頂いていると、もう出店は畳まれ始めて、蔵の人達もひと仕事終わった安堵感でいっぱいといった感じ。酒は正月に方々から頂いた1升瓶がまだ残っているし(4~5本は呑んだけれど・笑)、昨日の頂き物があるので購入は控え、雰囲気だけ味わって退散。

 

家に帰って知人に頂いた「花美蔵 無濾過生原酒 朝しぼり 蔵出し」の封を開ける。冷蔵庫から出したばかりだったのでちょっと冷え過ぎか。そのまま以前に福岡で買った日本酒用グラスに入れて香りと風味を味わう。もちろんピリッとしたフレッシュさが前面に出ているが荒々しい感じはなく、すっきりとしている。旨い旨い。冷たいので香りは立たないが、口当たり良くスイスイと腑に落ちていった(危険、危険)。この日は家族相手に久しぶりに(素人仕事だけれど)鮨を握ったり、手巻き寿司をやったりしていたので、調子にのってグイグイとグラスを傾けていると、あっという間に4合瓶が空になってしまった(汗)。少しくらい温めてみようと思っていたのに…、手酢を付けて、鮨を握って、手を拭いて、食べて、海苔巻いて、食べて、なんてやっていると味わうもへったくれもないナ。もちろんその後はこたつに入って”落ち”ました…。

前回の記事はこちら

 


 

↓ 「飛水狭」と呼ばれる峡谷にある「上麻生ダム」(大正15年・1926・建造)。全然詳しくはないのだが、日本最古の現役ローリングゲート式ダムなのだそう。

 

↓ 操作室の壁面や窓、屋根の感じもちょっとモダンでなかなか味わい深い。

↓ 「上麻生ダム」の下流にある「上麻生発電所」(大正15年・1926・建造)。壁面や窓上のデザインが”らしい”。飛騨川に架かる橋の上から撮影。

 


 

白扇酒造株式会社

岐阜県加茂郡川辺町中川辺28

 

( 川辺町 かわべちょう 白扇 はくせん 花美蔵 はなみくら 本味醂 新酒 試飲 七宗 ひちそう 上麻生 かみあそう 近代化遺産 産業遺産 土木学会選奨土木遺産 )

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