ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

まつ @岐阜県本巣市

2017年02月07日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県本巣市でわざわざ古い街道を通ったり、近代建築の残滓を探していた時にこんな店を発見。建物には薄っすらと「麺類 丼物 まつ」の文字。果たしてやっているのか、やっていないのか…。およそ店らしくない玄関周りで入るのを躊躇していたが、よーく見るとしっかり暖簾がかかっているし、人の動きもある。思い切って引戸を開けたのは大衆食堂の「まつ」。住宅とつながった食堂部分は小上がり席と土間のテーブル席。ご夫婦でやっていらっしゃる様子。自分が品書きを見ている間にも何回も出前の電話が入り、常連なのだろう、かなり細かいカスタマイズ(笑)も受け付けていた。しばらくすると客も入ってきて、厨房は大忙しのよう。自分は「チャーハン」を注文した。珍しく赤だしか、お澄ましか、中華スープを選べるとの事で、赤だしをお願いした。

手際の良い調理で、さほど待つことなくチャーハンが登場。楕円の深皿に入れられ、ご飯の量もたっぷり。上にのせられたスクランブルエッグ状の黄色い玉子焼きの上に赤い紅生姜がのる姿もイイ。パラっと炒められたチャーハンと赤だしを交互にいただく。豚バラ肉が沢山入っていて、旨かった。こんな感じならきっと何を食べても旨いんじゃないかな。他の客のカツ丼も旨そうだったし、「かみなりうどん」なんていう気になる品や、ラーメンもあった。勘定を終えて外に出ると、早喰いの自分も知らないうちに出前に行っていた主人が、カブでもう帰ってくるところ。外には岡持ちも一杯置いてある。何て素早い…。「ありがとうございました!」と声を掛けてもらい、店を後にする。これはまた来ないと。(勘定は¥480)

 


 

↓ 岐阜市御望(ごも)にある「郷邸」(建築詳細不明)。江戸時代の建物を修復しているそうだが、黒い腰壁の塀が続き、敷地も広く、土塀や門は見ることが出来るが、中の母屋や倉までは分からない。

 


 

めん類 丼物 まつ

岐阜県本巣市仏生寺809-16

 

( 本巣 もとす まつ 大衆食堂まつ 食堂まつ 麺類食堂 大衆食堂 麺類 丼ぶり 出前 スーパーカブ おかもち 中華そば 定食 かつ丼 近代建築 )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする