ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

今井総本家(栗子茶屋) @名古屋市中区・大須

2015年11月20日 | 名古屋(中区 老舗)

名古屋、大須の万松寺通りの入口に大きな店を構える「今井総本家」。天津甘栗の老舗で創業は明治39年(1906)だとか。「天津甘栗」と書かれた大きな看板文字の店に入って商品を眺めるが、目当ての「栗まんじゅう」の小売りはとなりのスペース「栗子茶屋」でやっているようす。店を出て隣へ。こちらではソフトクリームやかき氷なんかも売っているようだ。栗まんじゅうにはマロンクリーム、小倉あん、甘栗あんなどの種類があり、一つからでも購入出来る。この日選んだのは甘栗あん。

ふわっとしたカステラ生地が栗の形に焼かれている。中に入った餡はあんこの中に砕かれた栗の粒が入っていて、食感が少し残っているのがいい。小さいので一口でいってしまえる大きさだけれど、半口づつ。餡の甘さもほどほどで丁度いい塩梅。口当たりやさしく、いくつでもいけそうな軽い味。次はマロンクリームを買ってみようかな。(勘定は¥120/個)

今井総本家

名古屋市中区大須3-30-47

( 大須 おおす 万松寺 ばんしょうじ 万松寺本店 いまいそうほんけ 栗子茶屋 くりこちゃや 栗子焼 栗饅頭 天津甘栗 )

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ROTATION / SHOGUN

2015年11月19日 | ロック(日本)

ROTATION / SHOGUN (1979)

テレビドラマ「俺たちは天使だ!」の音楽担当としてセッションマンを集めて結成されたショーグン(SHŌGUN)のセカンド・アルバム。こちらも日本テレビ系列で放送された松田優作主演のテレビドラマ「探偵物語」の音楽を収録していて、劇中でも使われた曲が満載なので、ドラマのサントラと言ってもいいアルバム。薄プラ・ケース入りの日本の名盤を廉価復刻したシリーズ「CD選書(Q盤)」のうちの1枚。ドラマの挿入音楽やジングルは「探偵物語 Music File」としてCDにもなっていて所有している(予告編の音声をも収録したパート2もある)。全然知らなかったが、このアルバム・ジャケットに写る女性はドラマにも脇役で出演していたナンシー・チェニーなんだとか。

前作と同様に都会的でお洒落な雰囲気のフュージョン音楽は健在で、英語の歌も日本人離れしてかっこいい。自分も小学生時代にドラマを熱心に観て強く影響されたなァ。この音楽が無かったら、あのドラマの評価も違っていたかもしれないと思うほどピッタリとハマっている。実際のドラマは、ストーリーにより監督が違うのが影響しているのかもしれないが、完成度にバラツキがあり、グダグダの回も無きにしもあらずだった(もちろん最終回は誰が何と言おうと名作だが)。それでも様々な場面にこのSHŌGUNの音楽が流れると、どれもやっぱりカッコイイのだ。

オークションにて購入(¥734)

  • CD (1991/6/15)
  • Disc: 1
  • Label : ソニー・ミュージックレコーズ

 

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早田飯店 本店 @岐阜県岐阜市

2015年11月18日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の中華料理店「早田飯店」。昔からの人気店で、昼ともなると次々と客がやって来る。この日も駐車場はいっぱい。少し離れた場所にあるもうひとつの駐車場もほぼ満車という盛況。店に入るとカウンターさえもいっぱいで少しだけ待つことに。出前もやっているらしく、おばちゃんが岡持ちを車に運び入れている。混雑の中、すぐにカウンターが空いたので案内され着席。店内は昭和の中華料理屋そのもの。厨房の中では男性2人がいつものように次々と注文の調理をこなしている。その前には出汁を引いている大きな昆布の入った寸胴が。自分は何度も利用しているが、いつも頼むものは一択。その名も「ベコバチ天津飯」。こちらの名物で、一般的な醤油色の餡ではなく、薄い色の塩味の餡にベーコン、コーン、バター、チーズが入っているというカロリー無視の一品。もともと天津飯は大好きなのだが、こちらへ来るとこればっかり。普段は選ばないような具なのだが、他に無いし、時々食べたい欲求にかられる。

黙々と続く調理を眺めながら待っていると中華丼ぶりが運ばれた。ベーコンは餡の下に。バターはまだてっぺんで原型を残しているが、チーズは餡に溶け込んでいる。上からはパセリが振られていて、餡の中に溶け込んだチーズやバターがグラデーションになって食欲をそそる。レンゲで山を崩して、チーズの糸を引く餡とご飯を一緒に食べ進んでいく。基本の餡が薄味なので、思ったほどくどく感じず、口に運んだ時のバターとチーズの香りがいい。やっぱり旨いな。でもやはり食べ終わる頃になると重さを感じるかな、この頃…(年齢か…)。この「ベコバチ」、ラーメンでも出来るのだが、まだ試したことは無い。他のメニューも食べたいとは思うのだが、またこれを頼んじゃうんだろうなァ。(勘定は¥800)

この後の記事はこちら

 

早田飯店 本店

岐阜県岐阜市早田栄町3-38

( 岐阜 岐阜市 そうでんはんてん そうでん飯店 ベコバチ ベコバチラーメン 天津飯 中華料理 中国料理 )

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錦 @名古屋市中区・錦

2015年11月17日 | 名古屋(中区)

名古屋市の錦(にしき)にあるうどん店「手打うどん 錦」。夜ともなると酔っ払いばかりのこの界隈で、遅い時間まで行列が出来る人気店。確証は無いが、名古屋のカレーうどん人気の源流とも言える黒川の「本店鯱乃家」の系列だそうだ。行列があっても回転はいいので、待ち時間は意外と少ない。呑んだ後のシメに寄ってカレーうどんを食べて帰るのが定番となっていて、他のうどんもあるのだが、カレーうどん率はものすごく高い。この日も自分が店に入っている間にカレーうどん以外の品を頼んでいる人をひとりも見なかった。店内はL字型カウンターのみで、無駄な物は何も置いていないシンプルで大きくない空間。隣では席が離れた酔っぱらいサラリーマン達が大声を上げてしゃべっているので、かなりうるさいし煙草臭い。席に着いてすぐ「冷たい」カレーうどんを注文した。

鯱乃家でも見たことのある長細い形の小さな笊でうどんが引き上げられて、あっという間に出来上がったカレーうどんが置かれた。色はしっかりと黄色。この地方のカレーうどんと言えばやはりこの色。中でもかなり黄色いほうかな(というか白っぽい)。冷たいカレーうどんなので、麺はしっかり水で締められ、上から熱々のカレー餡がかけられている。暑い夏はもちろん、麺のしっかりした食感が楽しめるので、系列店(清明山犬山)では最近この注文の仕方ばかりしている(品書きには書いていない場合も)。こちらの手打ち麺もしっかりと角が感じられ、ただコシが強いばかりではなく、いい食感のうどんだ。熱々の餡がちょうどいい熱さにまで下がり、するすると入っていく。具は細切れ肉、四角い揚げ、葱。餡の辛さはほどほどで、マイルドな口当たり。旨い。呑んだ後にカレーうどん。こんなのが習慣になったら大変だ(笑)。(勘定は¥700) 

以前の記事はこちら

 

手打うどん 錦

愛知県名古屋市中区錦3-18-9  錦さかいビル 1F

 

( 錦 にしき 錦三 きんさん うどん錦 手打ちうどん錦 カレーうどん カレー饂飩 冷カレー つめカレー 若鯱家 わかしゃちや )

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泉屋 @岐阜県郡上市

2015年11月16日 | 岐阜県(中濃・老舗)

買ったばかりのオンボロ単気筒「カワサキ・エストレア」の調子を上げるべく郡上八幡まで単独ツーリング。中古格安で買ったはいいが、結局すぐにスターターアイドルギアの交換とタペット調整が必要になり、乗り出しに追加3枚かかってしまった(苦笑)。まだいくつか調整が必要なところはあるが、何とか無事に乗れるようになり、単気筒独特のドコドコと鳴くエンジン音を楽しみながら郡上八幡へ。

風情ある郡上八幡の街中を歩くのは、まだ子供が小さかった頃以来で久しぶりだが、昔とは違って建物にも興味が出ているので、以前よりずっと楽しい。観光客が多く訪れる食品サンプル工房などを尻目に古い街並みと建物をじっくり観察して歩いた。いくつか古い大衆食堂や蕎麦屋が残っているのでどこで昼食を摂ろうかと悩んだ挙句、伺ったのは賑わう界隈から少し離れた場所にある「泉屋」。窓に格子が付いた建物の佇まいが素晴らしい蕎麦屋。創業は昭和5年(1930)で、年季の入った建物は昭和3年に建てられたものだとか。暖簾をくぐって中に入るとタイル貼りの土間があり、奥には小上がりが。その脇には現役の箱階段(階段箪笥)がある。階段の空洞部分が抽斗になっていて物が収納出来るようになっている。渋いなァ。こちらは見上げると渡り廊下みたいになっている吹き抜け部分があったりととても興味深い建物だ。調理場とは別に麺打ち場があり、手打ちしているようす。外の幟とは裏腹に品書きはうどん中心のようにも見えたが、名物と言う「あまごそば」を注文した。

しばらくして運ばれた「あまごそば」は簡単に言うとにしんそばの"あまご"ヴァージョン。甘辛く煮付けられたあまごが丸っとそのまま蕎麦にのっている。あまご特有の赤い斑点もはっきり。まずそのあまごだけかぶりついてみる。よくあるにしんそばよりは甘さが控えめで旨い。もちろん頭からいけるくらい柔らかく煮られている。そばのつゆは東海地方だと濃いめのものが多いが、こちらは色も味も薄めの味付けですっきりとしている。上から降られたゴマとのせられた貝割れ大根は好みではないが(常々、貝割れ大根や水菜って安いけど難しい食材じゃないかと思っています)、つゆまで飲み干して、ごちそうさま。(勘定は¥1,150)

 

 

↑ 現在は観光拠点となっている「郡上八幡旧庁舎記念館」(昭和11年・1936・建造 ※)。(※は国登録有形文化財)

 

↑ 左:庁舎のすぐ横を流れる清流・吉田川。庁舎の脇がこの景色ってすごい。右:新橋から下流の素晴らしい眺め。

 

↑ 左:「袖壁」のある「直井家住宅土蔵」(明治元年・1868・建造 ※)。右:「郡上八幡博覧館(旧・税務署)」(大正9年・1920・建造)。なぜ歴史的建造物の入口横を喫煙所にするかな…(怒)。

 

↑ 「旧堀谷医院」(大正9年・1920・建造 ※)。入口のアーチ型の屋根と手造りの欄干の意匠がかっこいい。近代建築に松っていうのが何とも言えずイイね。

 

↑ 左:「郡上八幡樂藝館(旧・林療院本館)」(明治37年・1904・建造 ※)。右隣りにはレントゲン棟も。右:左隣に建つ「旧・林療院看護婦棟」(江戸末期建造 ※)。

 

↑ 左:街中の古い建物の軒下には「屋根神様」が。しっかりとした囲い付きで、支えているつっかえ棒の意匠も凝っている。右:「庄村家住宅主屋」(明治初期建造 ※)

 

↑ 街のそこかしこには名も無き近代建築が散見できる。まだまだ色んな建物がありそう。

 

そば処 泉屋

岐阜県郡上市八幡町島谷1083

( 郡上 郡上八幡 ぐじょう ぐじょうはちまん いずみや 泉家 郡上おどり 郡上踊り 徹夜おどり 袖壁 屋根神様 有形文化財 )

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風よ吹け / サンハウス (DVD)

2015年11月15日 | DVD

風よ吹け / サンハウス (DVD) (2000)

伝説のブルース・バンド「サンハウス」の再結成ライヴ。何度か再結成をしているようだが、これは1998年12月に福岡のクロッシングホールで行われたライヴ映像で、当時の出演メンバーは、

柴山俊之 (Vocal)
鮎川誠  (Guitar)
篠山哲雄 (Guitar)
奈良敏博 (Bass)
坂田紳一 (Drums)

という面々。つまり、結成当時のメンバーは柴山、鮎川、篠山の3人という事かな。自分はシナロケ(Sheena & The Rokkets)こそ聴いていたものの、サンハウスは代表曲を数曲と、「レモンティー」などシナロケで再演された曲を知っている程度。写真で見た現役の頃さながらに、長髪で、素肌に着物のような上着を着た柴山のド迫力の容姿がすごい。篠山はまるでリーマンのような出で立ち。鮎川はウィルコ・ジョンソン(Wilco Johnson)のTシャツで、当時お気に入りだったのか、ガンズ(Guns'n' Roses)のイジー・ストラドリン(Izzy Stradlin)のような恰好。それにしてもこんな恰好いい日本人はそうはいない。やっぱり去年ストーンズ(The Rolling Stones)と初共演すべき日本人アーティストは音楽的背景から言っても、容姿から言っても、HOTEIではなく、彼が適任だったのでは(国際的知名度が違うか…)。

異様な出で立ちの柴山が歌うラヴ・ソングや、ブルース・マナー通りのダブル・ミーニングを日本語に置き換えた曲のインパクトと気合が凄い。正直言って彼のヴォーカルは音も外すし、かなり粗いので辛いところもあるが、ストレートな日本語の歌詞に柴山の才覚が溢れている。一歩間違うと陳腐な歌詞になってしまうギリギリ。何しろバックの演奏がタイトで、聴いていて気持ちがいい。シカゴ・ブルースやチャック・ベリー(Chuck Berry)スタイルのロックンロールなど、そこかしこに彼らが崇拝した音楽のリフやリズムが飛び出すが、これが遠く離れた異国で演奏されていると本国アメリカの人が知ったら驚くんじゃないだろうか。それほどグルーヴが自然。ここでの鮎川のギター・プレイは奏でるメロディーといい、音の艶といい、彼のベスト・プレイのうちのひとつじゃないかな。

ブックオフにて購入(¥250)

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華丸吉日 @名古屋市中区・錦 (※移転)

2015年11月14日 | 名古屋(中区)

名古屋市の繁華街・錦三丁目(通称・きんさん)に店を構える和食の店「華丸吉日」。とても人気があり、時間帯によっては予約が一杯の事も多いようだ。この日も予約の電話を入れたら、〇時からならと時間指定で、遅れる場合は早めの電話を、と念を押された。ビルの地下にある店に入ってみて納得、カウンターは8席ほど、テーブルも小さいものが3つと小さな店で、厨房もバーと言っていいくらい狭く、棚には皿がぎっしりと詰まっている。本当は一品づつ注文したかったんだけれど、予約の際に午後9時前はみなコースで、とのことなので、仕方なく真ん中の価格のコースを選択しておいた。

カウンターに座って日本酒を注文。銘柄は店の名前を冠した「華丸吉日」。岐阜のお酒だそうだ。まずは綺麗にいくつかの品が盛られた先付。厨房が狭いだけに予め皿に盛り、用意されてあったようだ。なるほどこの厨房で客が多い時間帯はコースでないと対応出来ないだろう。ほんの一口サイズだが、どの品も手がこんでいて日本酒にぴったり。これだけで1合は軽い。ここで酒呑みにとって嬉しい”お凌ぎ”の一品が出された。少し米がお腹に入るだけで、空きっ腹へアルコールを入れること無く、落ち着いて呑むことが出来る。ちゃんと和食の定石通り。お椀が出てくる頃には次のお酒(長野)をお願いする。椀の味付けは淡く、松茸の香りがいい。その後に出た向付(造り)もそれぞれの種にひと仕事加えたり、趣向を凝らしてあり、目でも楽しんだ。次の酒は岩手。焼き物(八寸)が出る頃には燗酒を頼んだ。錫のちろりで出されてぬる燗で頼んだ燗の具合もいい。

自分の相手をしてくれたのは若い店員で(たぶん)主人ではなかったが、しっかり日本酒に詳しく、純米信仰(自分も以前はそうだった)が強い中、アル添の酒にも本当に旨いものがあると意見が合った。もうどれだけ呑んだか分からないが、スモークされた鯖の押し鮨が出て、了。厨房の狭さを感じさせない品の数と内容に満足。人気があるのも納得。仕込みは大変だろうなァ(他に場所があるのかな)。遅い時間になると常連や通っている女性1人客なんかも増え、もっとリラックスした空間になるようだ。次は遅めの時間に来てあれこれ頼んでみたいなァ。(勘定は¥9,000程)

くずし割烹 華丸吉日

愛知県名古屋市中区錦3-10-28 第一錦エステードビルB1

※令和3年5月に「中区栄5-1-21 MLアシスト栄ビル1F」に移転されました

 

( 錦 にしき 丸の内 まるのうち 栄 さかえ はなまるきちじつ 小皿料理と鮮魚 日本酒 移転 )

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焼肉 ちゃんぐ @岐阜県関市

2015年11月13日 | 岐阜県(中濃)

時々知人と集まって呑む会で、幹事が会場に選んだのは岐阜県関市にある焼き肉屋「ちゃんぐ」。すぐ近くに界隈で一番有名な人気ラーメン屋がある。関は他に交通機関が思いつかないような車社会なので、一緒に会場入りする知人に乗せてもらって店に到着(実際は電車の駅もあるし、店の前の通りにバスが通っています)。幹線道路沿いにあるがあまり目立たない店で、中に入ると小上がりにすでに宴席が用意がしてあった。店には可愛らしい小物が置いてあったりする。こちらの主人はご姉妹なのだそうだ(後から聞いたのでお姿はしっかり拝見してませんが)。

メニューは幹事におまかせなので、まずみんな生ビールで乾杯。目の前には七輪が置いてあり、すでに炭が起こっている。うー、たまらん。早く喰べたい。が、順番に供されるので、肉の前にサラダやナムルやキムチの盛り合わせをいただき、あっという間にビールをお代わり。待望の肉はまず薄切りのタンから。その後、カルビ、ロース、ホルモンなどが続いた。どれも肉質が良く、旨い。こちらの肉は飛騨牛のA4、A5ランクを使用しているのだそう(実はこれも後から聞いたのだが)。サシはほどほどなので何枚でもお腹に入っていく。たれがどんなだったか記憶が曖昧なのだが濃いものではなかったと思う。おっさんばっかりで喋りながらいただいたのであまり食事には集中出来なかったが、マッコルリ(マッコリ)なんかもじゃんじゃん追加して、しこたま呑んだ。みんなで「旨い旨い」言いながらつついたのだが、せっかくだからもう少し味わわないとなァ。

焼肉 ちゃんぐ

岐阜県関市巾2丁目141-3

( 関市 関 せき せきし チャング 焼肉ちゃんぐ 焼き肉 焼肉 炭火焼肉 韓国料理 居酒屋 麺屋白神 白神 )

 

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鶏三和 栄丸栄店 @名古屋市中区・栄 (※閉店)

2015年11月12日 | 名古屋(中区)

名古屋は栄の老舗デパート「マルエイ」の地下にあるイートイン・スペースに店を構える「鶏三和」。創業が明治33年(1900)という鶏肉、特に名古屋コーチンを扱ってきた老舗。東海地方出身の人はテレビCMの歌が必ず記憶に残っているだろう。料理店としての創業は昭和31年だそうで、本店は菊井町にあり、現在は全国の百貨店を中心に出店しているようだ。この日は久々に名古屋コーチンが食べたくなり、気軽に入ることの出来るこちらへ。店はカウンター10席ほどの小さなスペースで、調理も給仕も若い女性ばかり。人気があると見えて待ち並びが出来ている。買物途中の女性からサラリーマン、老齢のご夫婦など客層はさまざま。すぐに席が空いたので腰を下ろす。

メニューは基本的に親子丼、鶏カツ丼のみで、時々限定メニューがあるようだ。もちろん最初から「名古屋コーチン親子丼」に決め打ち。勘定は先払いなので支払いを済ませ、出来上がりを待つ。しばらくして平たい丼ぶりに入った親子丼、つくねの入ったスープ、それに梅干しがひとつ、盆にのって運ばれた。三つ葉がちょこんとのった丼ぶりは玉子の黄色が濃い。さっそく箸を入れる。ふわっと煮られた玉子の中に名古屋コーチンの肉片が浮かぶ。調理を迅速にするためだろうか肉は小さめだが名古屋コーチンらしい歯応えはしっかりとある。玉子と出汁の甘さが強いのでちょっと七味唐辛子を振って食べ進む。カウンターの上に長野・善光寺の「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子の小さい包みが置いてあるのは気が利いているなァ。丼ぶりが平たく、つゆが多いので最後はなかなか箸ではすくえない。本意ではないけど付けられていた匙を使って一粒残らず平らげた。スープはもちろん鶏ガラスープで淡い味付け。梅干しは南高梅のはちみつ漬け。その名の通り甘酸っぱいが、単調な丼ぶりの味の口直しにちょうどいい。落ち着かない場所だがなかなかの昼ごはんだった。(勘定は¥1,059)

鶏三和

愛知県名古屋市中区栄3-3-1 丸栄百貨店 B1F

( 栄 さかえ 丸栄百貨店 マルエイデパート 三和 鶏三和 とりさんわ 三和の若鳥 三和の若鶏 さんわのわかどり 順鶏名古屋コーチン 香草美水鶏 )

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The Bus Driver's Prayer & Other Stories / Ian Dury

2015年11月11日 | パンク・ニューウェーヴ

Dury

The Bus Driver's Prayer & Other Stories / Ian Dury (1992)

1992年に発表されたイアン・デューリー(Ian Dury)の7枚目のオリジナル・アルバム。ザ・ブロックヘッズ(The Blockheads)との最初の2枚が超のつく名盤なだけに、後期の彼の作品はどうしても影が薄いが、聴くとどれもクオリティーは維持している。そういう自分も最初の3枚とベスト盤を愛聴してはいるものの、その後は気が向いた時にポツポツと買い足している程度なのだが。もう亡くなって15年も経つのか…。

個人名義のアルバムだが、バックを務めるのはブロックヘッズを中心とした面々。勝手知ったる関係のメンバーらだけに、音楽的にも大きな変化はなく、歳を重ねた分、落ち着いた印象がする。プロデュースはミッキー・ギャラガー(Mickey Gallagher)と共同とのこと(インフォは少ない)。タイトルだけ見るとコンセプト・アルバムのようだが、特にストーリーがあるわけではないようだ。アメリカ人的ではないファンキーさと、ロンドン訛りたっぷりの渋いイアン・デューリーのヴォーカル。時に調子っぱずれでとぼけた雰囲気がいっぱいだが、歌詞は結構辛辣だったりする。ミドルテンポの曲が多く、弾けた曲は見当たらないが、イアン・デューリー節は健在。

中古店にて購入(¥780)

  • CD (1994/7/5)
  • Disc: 1
  • Format: Import
  • Label: Demon Records UK
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