愛知県一宮市の「JR尾張一宮駅」側のロータリー近くにある「すっぽん道楽」へ。呑んだ後にフラフラとしていたのだが、噂には聞いていた独特な店先の雰囲気に引き寄せられた。こちらで出されるのはスッポンを使ったラーメンを中心とした品々。雑炊や鍋もあるというからやはりスープが決め手なんだろう。”男は、男らしく・女はより美しく”という文言が逆にたじろがせる(笑)。一度店に入ろうとするも、コの字カウンターが一杯という予想外の盛況だったので、少し間をおいてから再度暖簾をくぐってみた。もちろん店内の水槽にはスッポンの姿が。カウンターに座り見上げると、スッポンの名の付いた品が無数に掲げてある。ラーメンひとつ取っても、一番高い「スーパーロイヤル・パート2」(笑)なんていうのは樋口一葉が1枚必要という値段だというから凄い。さしあたってさほど精力を必要としていないので(笑)、大人しく「スッポンラーメン」と「スッポンギョーザ」をお願いした。
調理をするのは年配の女性と少し若く見える男性。まずは「スッポンギョーザ」。見た目はごく普通の餃子と変わらない。中の餡はとろっとした感じの舌触り。特にスッポンの味はコレだと分かるものでもなかった(←効くのか?)。そして「スッポンラーメン」登場。縮れ麺で、水面にはチャーシュー、メンマ、刻みネギ、もやし、ナルトが浮いている。早速スープから。スープの濁りは強くなく、”塩”と言っていいくらいの味加減。これもまたスッポンの味が嗅ぎ分けられるものでもなくすんなりと食べられる。コクは強く、物足りなさはない。酔った後にちょうどいい感じ。他の客もそんな感じで食べていた。だれか上位のスッポンラーメンを食べていないかなと見回すが居ない様子。次は試しにもう少し高めのやつを頼んでみるか…。普段よりちょっと多めにスープを飲んで(笑)、やっと涼しくなってきた外に出た。(勘定は¥1,250)
その後の効能は不明なまま…(苦笑)。
↓ 店から駅方面を眺める。暑かった夏もようやく過ぎ、夜に外に出ると一息つけるくらいの涼しさになってきた(訪問9月)。
すっぽん道楽
愛知県一宮市栄3-3-11
※令和5年8月末を以って閉店されたとのことです
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