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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

トマール @名古屋市中区・栄

2016年07月24日 | 名古屋(中区)

栄4丁目、女子大小路の商業ビル。店が並ぶ1階の通路に立つと奥の扉に描かれたあの「ニッカ」のマークが見えてくる。こちらはニッカ・ハイボール・バー「トマール」。まだ去年に出来たばかりの新しい店。「角」でもなく、「トリス」でもなく、ニッカっていうのがいいじゃないか(朝ドラの影響かな)。本格的に呑む前にちょっと覗いてみた。店はこういうビルの店には珍しく白を基調とした明るいポップな内装で、カウンター以外にテーブル席もあって思いのほか広い。店主は女性。カウンターに座ってまずはもちろん基本の「ブラックニッカハイボール」を注文。たくさんつまむつもりは無いので「ポテトサラダ」を1つだけ注文した。飲み物はハイボールの他にもビール、ワイン、カクテル、焼酎と揃っており(日本酒だけ無し)、ウイスキーもニッカ以外の銘柄もいくつかある。既に常連客がついているようで、主人と気さくに話す若い年代の客が入って来る。こんな場所なのにチャージ無しで値付けも安く、若い人でも気軽に入れるのだろう。

さっそくハイボールをひと口。家でも角やら、トリスやら、ニッカやら、ジム・ビームやらでハイボールを作るが、自分で作ると分量がテキトーなので濃度がまちまちで、なかなか旨いって言えるようなハイボールは難しい。もちろん3冷(ボトル、グラス、ソーダ)にしたりと手をかければそれなりには出来るが、家ではそうそうやってられない。やっぱりこうして店で作ってもらうハイボールは旨いものだ。こちらの酒肴は気取らずにごくありきたりの品が多いが、少し渋めのラインナップなのが面白い。今度はいくつか頼んでみたいナ。

クールな感じの主人や、カウンターに座っていた女性と軽く喋りながら(注・こちらから話かけたのではありません)、2杯目には「ジンジャー・ハイボール」を追加。生姜でも絞るのかなと思ったら何の事はない、ウイルキンソンのジンジャーエールで割るのだそうだ。ま、そりゃそうか。したがって味はやや甘め。それにしてもバーと思えないくらい明るいので、七難隠せないオッサンはあまり落ち着けない。若い客が多いだけにどうしても仲良しグループみたいな雰囲気があって、落ち着いて呑むのは辛いのだが、時間合わせなどでスッと入って、軽く呑んで、サッと帰るにはとても使い勝手がいい店だろう。今度はもう少し何かつまんでみようっと。(勘定は¥1,200)

ニッカハイボールバー トマール

愛知県名古屋市中区栄4-4-4 栄メッツビル 1F

 

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マルテンサイト千年ものづくり (宍道湖中海の旅人)
2025-04-22 15:39:24
最近はChatGPT(LLM)や生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術とは違った日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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