ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

百老亭 @名古屋市千種区・今池

2019年01月18日 | 名古屋(千種区・守山区)

昨年大須の「百老亭」が閉店したというニュースを聞いたのにはびっくりした。代替わりして店の普請も新しくしたりしていたはずなのに…。だからという訳ではないのだが今池の「百老亭」へ。大須店との関係はよく分からないが、こちらの創業は昭和30年頃(1955)らしいので大須の店よりは新しいようだ(未確認)。カウンターのみでいつも混雑していて座れないこともままある人気店。この日もほぼ埋まっていたが1人で滑り込むくらいは出来た。主人の他に焼き方は2名、給仕女性も数名いて繁盛ぶりが伺える。腰を下ろすなりビールを注文。餃子は「鍋貼餃子」と「炊餃子」〔ママ〕を1人前づつお願いした(※注文は1人前10個から)。キリンラガーの大瓶(漬物付)をコップに注いでいるとすぐに調理が始まる。餃子を置いたフライパンへの注水は水道管に繋がったホースの先についたガーデン・シャワーから直接。その間にも電話や来店での持ち帰り餃子の注文が入るが、みんな100個とかの単位。1日どれだけの数を捌くんだろう。

まずは主人が調理していた「炊餃子」が先に出された。湯付きの鉢に盛られた餃子は薄皮で餡の色も薄い。味付けも控えめでそのまま食べると野菜の味がメイン。小さめでプルンとしていて優しい味だ。後から出された「鍋貼餃子」の焼きは弱め。味付けの印象は変わらないので同じものだろう。水を吸っていない分「炊餃子」よりも更に小振り。たれに付けながらパクパクと放り込んでいく。以前”名古屋餃子”という呼び方を知ったが、玉ねぎを使っているかどうかはさておき、口当たりや優しい風味は確かによく似ている気がする。こちらには「炸麺」(ツアメン)というバリそばもあるので追加しようと思っていたが、隣に座っている男性がクチャクチャと気味の悪い音を立てながら食べる輩だったので、どうにも耐えきれず退散。勘定にしてもらった。(勘定は¥1,700程)

大須店の記事はこちら

上飯田店の記事はこちら

 

餃子専門 百老亭

愛知県名古屋市千種区今池1-13-14

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ ひゃくろうてい ギョウザ ギョーザ ぎょうざ 餃子 水餃子 ヤキギョーザ スイギョーザ 池波正太郎 閉店 廃業 )

コメント
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