ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

志蕎庵 江月 @名古屋市名東区・引山

2016年11月13日 | 名古屋(名東区・天白区)

名古屋で蕎麦といったら必ず名前の挙がる人気店、出来町通の引山の交差点にある「志喬庵・江月」。まだまだ日差しが強く暑かったある日の訪問。初めて店へ行ってみた。店の隣ひとつ挟んだ駐車場に車を停めるが、さすがは人気店、時分どきとあって店内は満員。待ちが3組も。待ち椅子も塞がっていたので居場所がない。狭い店内で、人が食べている傍で立って待つのはいかがなものかと、暑かったけれど「外で待ちましょうか」とこちらから声を掛けると、給仕の若い女性は「はい、お願いします」と。強い日差しの下、自分が外で待っている間にも次々と客がやってきて暖簾をくぐって中に吸い込まれていく。でもその人達は全然出てこない。え?後から来たその人達は中で待たすの? じゃ、外でひとり待っている自分はただの阿呆か…。やっと呼ばれて中に入ったが、案の上、レジ付近はごった返しているし、自分より後から来た人達は涼しい顔で待ち席で座っている。うーん、なんだかな…。

ま、それはさておき、相席の大テーブルに座って「せいろ」を注文。(そばの前にあまり飲みたくない)蕎麦茶が置かれる。しばらくして出てきた蕎麦は瑞々しく、角が立った端正な姿。自家製粉、十割、手打ちだそうだ。つゆはキリッとした辛汁で好み。しっかりと締められた細切りの蕎麦を手繰る。少しつゆが少ないが、暑かったので冷たい蕎麦の口当たりが心地良い。なかなか旨い蕎麦だ。食べた終わった後に置かれた蕎麦湯はとろみの強いもの。一緒に置かれた徳利の中にはつゆがたっぷり。これ、最初から出しておいて欲しかったナ…。その代わり蕎麦湯はたっぷりいただけたが。炎天下でひとり待たされたこともあって、ちょっと後味が悪い初訪問になってしまった。涼しくなってきたから次は落ち着いて頂くことが出来るだろうか(←人間が出来ていないゾ)。(勘定は¥900)

志喬庵 江月

愛知県名古屋市名東区引山3-110

 

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コメント (3)
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