ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

佰圓屋 いし河 (ハンバーグのいし河) @名古屋市中区・栄 (※閉店)

2014年06月12日 | 名古屋(中区)

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夕暮れ時の名古屋・栄(さかえ)。丸栄デパート横の明治屋が閉店するとの事。風格あるビルは取り壊されるのだろうか。味のない意匠のビルに建て替えられてしまうんだとしたら残念。一応、契約切れとしているようだが。以前はこの店に来ないと手に入らない調味料とかもあったけれど、今では簡単に手に入るようになってしまったので、来る回数は減っていたな…。名残り惜しい。そんな明治屋を冷やかしたあと(何か買おうと思ったけれどすでに棚はほとんど空っぽでした…)、向かったのは横断歩道を渡った先にある栄町ビル(1964年竣工)の地下飲食街。”昭和”の名残りを味わうために、最近よく利用している。

ハンバーグのお店なのに「百円居酒屋」の提灯とはこれいかに? 向かいにあるとんかつの「いし河」は有名だが、通路を挟んだ対面は同系列のハンバーグのお店となっている(未食)。それが、夕方5時からは百円居酒屋になるという。夕方になって店の前まで来てみると、提灯が点いて居酒屋メニューが壁に貼り出してある。ただ特に「佰圓屋」という屋号の書いたものがある訳ではない。すでに何組かの客が入っていて酒盛りを始めているが、まだ食事をしている人も混在。居酒屋になると言っても通常の食事メニューも注文可のようだ。

店に入ってカウンターに腰をおろす。お酒のメニューを見てみると、全国のカップ酒どれでも450円という魅力的なものが。当然これでしょ、という訳で、その中から奈良の「吉野杉の樽酒」を注文。つまみには酢サバ(締めサバ)を注文。本当にどの品も100円だ。すごい。調理は1人の男性が担当している。程なくしてお酒と酢サバが渡される。値段が安いだけあって量は少なめ。もちろんそれで文句なし。お酒はそのまま自分で開けて呑む。追加で揚げだし豆腐を注文。これも量は少ないが、酒呑みにとっては値段と量を気にせずいろいろ酒肴を注文できるからむしろ有難い。カウンターの上には大皿に入った惣菜もいくつかあり、普通に居酒屋として使えてこの値段ならとても使い勝手がいいと思う。なにしろ建物は古いが栄のど真ん中。栄町ビルは使いやすい店ばかりでいいなぁ、やっぱり。(勘定は¥700程)

※閉店されました(平成30年10月現在)

 

↓ 明治屋の見納め

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佰圓屋 いし河 (ハンバーグのいし河)

愛知県名古屋市中区錦3-23-31 栄町ビル B1

 

( ひゃくえんや 百円屋 佰圓屋いし河 百円屋いし河 いしかわ いし河 石河 閉店 廃業 )

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