ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

照の恵 @福岡県太宰府市

2013年12月21日 | 福岡県

博多滞在の最終日。だんだん地理的な事が頭に入ってきて、バスでの移動も出来るようになってきた。旅行滞在先ではタクシーを使うとお任せになってしまうし、地下鉄だと外の景色が見えないので地理的な事が頭に入らない。バスが使えるようになるとだんだん慣れてきた証拠。ま、だいたいそんな頃に帰らなくてはいけないのですが。

この日はしっかり予定を入れていなかったのだが、ふと九州国立博物館に行ってみようと思い、天神の西鉄福岡駅から電車に乗る。30分位かかって大宰府駅へ。もちろん参道を通って大宰府天満宮にもお参り。

 ↓ 写真は賑わう御本殿の外にあるひっそりとした小径

Photo

九州国立博物館は小山の上にあり、とてもモダンな建物。中の常設展示スペースは思ったより小さかった。この日の特別展示は「徳川家の至宝」という尾張徳川家の宝物の数々だった。九州に来てまで地元の…と思ったがこれが思いのほかに良く楽しんだ。だいたいざっと回って2時間くらいかな。もちろん博物館好きな自分はもっとゆっくり味わうことも出来たが、そろそろ帰りの予定も立てておかなければいけないのでと退館した。

歩き疲れたので少しお茶でもと立ち寄ったのが光明禅寺近くの甘味処「照の恵」。てるのえと読むのかな? たまたま入った店で、お土産とかも売っているが、にぎやかな大宰府の参道から外れているのでひっそりと落ちついた雰囲気の店。店の名前は帰って調べて初めて分かった。この日は少し汗をかくぐらいの陽気だったので、この付近の名物である梅ヶ枝餅と冷やしたお抹茶のセットを注文。

冷やされたお抹茶と少し炙ってある薄皮の梅ヶ枝餅がぴったり。餡の甘さもほどほどでしつこくなく、もう一個位食べようかなと思ったが控えておいた。若かりし頃はあまりあんこが得意でなく、食べない事もないが積極的に買ったりしない、という感じだったのに、最近では和菓子の旨さにやっと気づいて大好きになった。味覚って変わるものだな。(勘定は¥500)

照の恵

福岡県太宰府市宰府2-7-43

コメント
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