goo blog サービス終了のお知らせ 

ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ジョロフ・キッチン @名古屋市西区・中小田井

2022年12月20日 | 名古屋(中村区・西区)

以前に新聞記事だったか何かで目に留まってブックマークしていたレストラン「ジョロフ・キッチン」へ。店は名鉄・中小田井の駅近くにある。こちら、この地方では珍しいアフリカ料理の店。しかもガンビア(Gambia・ガンビア共和国)という日本人にはあまり馴染みの無い小国の家庭料理だそう(←思わず地図で場所を調べた)。オーナーは何と「在名古屋ガンビア名誉総領事」という女性。留学生だった夫と共に30年前に来日し、あれこれ自国と日本の交流の世話をしているうちに総領事に指名されたのだとか。この店の壁にも総領事館を示すプレートが貼ってあった(写真下)。

店内は簡素ではあるが白を基調とした明るい雰囲気。テーブル席が6つ程並んでいる。壁には民族衣装が掛かっており、テーブルクロスとかがカラフルなのがアフリカっぽい。あちらの方だろう女性が1人でやっていらっしゃった(この方が総領事かどうかは不明、片言のようだから違うかと)。メニューを眺める。ランチとしていけそうな品は6種類ほど。日本語で簡単に素材等は書いてあるが、調理法が書いてある訳ではない。中から適当に選んだのは「Domoda」。”ピーナッツバター、チキン、野菜”と書いてあるだけなのでどんな料理かはよく分からない。”ライスまたはフフ”と書いてあったので何かも分からず「フフ」でお願いした(笑)。小さなキッチンでの調理が始まる。妻には分かったようなフリで「これからガンビアのドモダをフフでいただきます。」とLINEで連絡しておいた。妻からは「?」と返信が(笑)。

最初にまず色とりどりの野菜サラダが供された。そちらをつまんでいるとメインの「ドモダ」が完成。深めの白い平皿に盛られていてオレンジ色のスープがたっぷりと注がれている。その中にグリルしただろうチキンが3切れ。真ん中に鎮座している山がフフなのかな。まずはスープを味わう。ミキサーも使っていたので色々な野菜等を混ぜてスープ状にしてあるようだ。少し粘り気もあるのはオクラとかが入っているのかな。スパイシーな味わいでやや塩気が強めか。フフをスプーンですくってみる。軟らかい餅のような食感。特に強い風味がある訳ではないので、ライス代わりにスープに浸して一緒に口に入れていく。家に帰ってから後で調べたらフフは西アフリカや中部アフリカの伝統的な主食でイモ類を潰して湯で練ったものだそう。なるほど。途中やや単調にはなるものの旨かった。後からブラックのコーヒーも付いていた。苦味を味わって勘定してもらう。次はメニュー先頭の「Benachin(お肉、または魚、トマト、野菜、他)」にしてみようかな(←これもどんな料理かさっぱり・笑)。(勘定は¥1,320)

 

アフリカ料理 ジョロフ・キッチン (Jollof Kitchen)

愛知県名古屋市西区中小田井5-16

 

( 名古屋 なごや なかおたい ジョロフキッチン アフリカ料理 african restaurant Gambia ガンビア共和国 Ms. Bintou Kujabi Jallow Honorary Consulate of The Gambia )

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八千代味清 @名古屋市中村区・稲葉地 (2)

2022年12月13日 | 名古屋(中村区・西区)

久しぶりに中村区稲葉地の「八千代味清」へ。この日は近くの100年余りの歴史がある和菓子屋「両口屋是秋」に寄ったが、シャッターに廃業の知らせが貼られてガックリきたところだった。昼は近くでとこちらに来たが、久しぶりといっても実は何度か寄ってはいて、コロナ対策だったり臨時休業だったりして数度振られている。開店してすぐの時間だったので覚悟はしていたが、店内はテーブル席が全て埋まっている盛況ぶり。カウンターのみ空いていたので座らせてもらう。まだ誰も食べ始めていないのでちょっと時間がかかりそう。厨房から給仕の女将さんにも「時間がかかるよ」と注意が入っている。注文したのは「ミックスフライ定食」。カツはソースで、選べるご飯は白米でお願いした。注文してからメニューにない「カキフライ」が貼り出してあることに気付く。ちょっとだけ後悔。店での注文の他にも持ち帰りやオードブルの注文も入っている様子。そりゃ忙しいはずだ。

とはいっても覚悟していたよりは早く「ミックスフライ定食」が登場。3つにカットされた小さいヒレカツ、2つにカットされた中サイズのエビフライ、そしてカニクリームコロッケという布陣。これにライスと味噌汁が付く。最初にかぶりついたヒレカツの一口めですでに口内をしっかり火傷…(苦笑)。とんかつソースと辛子でいただく。エビフライは少し衣が厚め。タルタルソースはもう少し欲しいなァ。カニクリームコロッケは濃厚な味わい。添えられたトマトソースも旨い。卓上には漬物の他、オリジナルのドレッシングやゴマドレ、岩塩、ふりかけ、胡麻、ソースと豊富な調味料。酸味のしっかりとしたオリジナル・ドレッシングが口内の火傷に滲みる(笑)。三つ葉、牛蒡、わかめ、大根と豊富な具材の味噌汁もいい感じ。どのパーツも旨いなァ。綺麗に平らげて勘定してもらった。次は「カキフライ」、いけるかな。(勘定は¥2,300)

以前の記事はこちら

 

名代とんかつ 八千代味清

愛知県名古屋市中村区稲葉地本通2-9-1

 

( 太閤通 たいこうどおり 中村公園 なかむらこうえん 稲葉地公園 いなばじ公園 やちよあじせい 八千代 名代とんかつ 洋食 とんかつ ) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羽林 @名古屋市中村区・名駅

2022年12月10日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅から歩いて10分程のビルのテナントに入っている中華料理屋「羽林」へ。ずっと前からある店だが、読み方は「うりん」でいいのかな(未確認)。入口は大通りとは反対側の路地に面している。この辺りを歩くときはたいてい円頓寺商店街か柳橋で食べた後なので、いつも入りたいなとは思いつつ果たせていなかった。この日も昼は軽く食べていたが、ちょっと呑んで行こうと中へ。中休みが無いようでいつでも入れるのが嬉しい。店内はカウンター席が6つ、テーブル席が5つほど。いかにも昭和の中華料理屋という感じの赤いプラスチックの品書きの札が壁に掛けてある。年配の主人が1人。まずは「ビール(中)」を。そして「ギョウザ」と「ニライタメ」をお願いした。

のんびりとした午後の時間、主人の扱う鉄鍋のカンカンという音が響く。まずは「ギョウザ」。薄皮のものが6つ。片面はしっかりと焼き目が付いている。餡にはニラがたっぷり。旨い。「ニライタメ」はニラ、豚肉、タケノコ、玉ねぎ、もやし、人参、椎茸と具材が賑やか。油たっぷりで炒めてあり、味付けも濃いめ。中華料理屋の炒め物はこれでなきゃ。熱々のところを口に放り込み、ビールで油を流す。あぁ、旨い。卓上の山椒が(今となっては)高価な「飛騨山椒」。自宅に生えている山椒の実を挽くようになる前は愛用していた山椒だ。何にでも山椒を使いたがる山椒バカなので餃子のタレや炒め物にも振って楽しんだ。ビールをもう1本と何かを追加しようか迷ったが何とか踏みとどまる。昼食+コレでは明らかに食べ過ぎだが幸せな午後になった。(¥1,500)

 

ラーメン・ギョウザの羽林

愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17 

 

( 名古屋 なごや 名駅 めいえき 国際センター うりん うーりん 中華料理 中国料理 中華そば 餃子 ギョーザ ぎょうざ )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大珉軒 @名古屋市西区・中小田井

2022年12月06日 | 名古屋(中村区・西区)

西区の中小田井(なかおたい)にある中華料理屋「大珉軒」へ。以前から入ってみたいと思っていたが、なかなか機会が無く、やっと初めての訪問。店は古い長屋店舗の一角にある。駅方面から歩いていくとちょうどご高齢の主人が店を開けていたところ。でも後に続いて店に入ろうとすると、テーブルには色々物がのったままだし準備が整っていない。なんでも工事が入っていたとかで取り込み中だったようだ。出直そうと思ったが片づけ始めてくれたので、少し待って着席させてもらう。両側の壁に貼られた黄色い紙の品書きの中から「炒飯」と「雲吞」をお願いした。最初は主人が”サブちゃん”の演歌を流していたが、気を利かせてくれたのか止めてテレビを点けてくれた。

しばらくして女将さんが両方の品を運んできてくれた。「炒飯」は八角の皿に盛られ、てっぺんにグリーンピースが埋まっている。チャーシュー片と共にとても細かく刻んだ人参なんかも入っている。レンゲですくって頬張るとふわっとした口当たりで味付け加減もちょうど良く、旨い。今は何かっていうとパラパラであるかないかが評価の基準になることが多いが、中にはパサパサになってるものもあるし、こういう米粒がしっかりと油を纏いつつふわっとした口当たりのが自分の好みだ。「雲吞」はラーメン鉢に。小さめでツルンとした皮の雲吞が10個ほども入っているだろうか。餡の味付けも優しく、旨い。脂も浮いて動物系がやや強めの醤油味のスープもいい感じ。このスープで作るラーメンも間違いなく旨いだろう。次はビール有りで一品料理をいただきたいナ。(勘定は¥970)

 

 

中華料理 大珉軒

愛知県名古屋市西区中小田井5-305

 

( 名古屋 なごや 中小田井 なかおたい だいみんけん 中国料理 チャーハン ワンタン )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

角家 (2) @名古屋市西区・浄心

2022年10月07日 | 名古屋(中村区・西区)

浄心駅の北西、車1台がやっとという狭い道路が入り組む住宅街の中にある食堂「角家」へ。日曜休みの店なので訪れるのは久しぶり。車で店に到着。狭い狭い駐車場に何とか車を潜り込ませる。暖簾をくぐって中に入ると、少々雑多で居酒屋然とした店内は小上がり席もテーブルもほぼ満席の盛況ぶり。入口近くのテーブル席が唯一空いていたのでそちらに腰かけた。やや暗い照明の下、品書きから選んだのは「ヒレかつミックス定食」。ヒレかつとエビフライとカニコロッケの盛り合わせというやんちゃな一品。待っている間に隣のサラリーマン4人組のところに全員同じ「スタミナ定食」がご飯大盛で運ばれた。鉄板からもうもうと湯気がたっている。匂いもすごい。空腹にこの匂いは辛いなァ。また、この若いリーマン達が熱い熱いとハアハア声を出しながら食べるもんだからうるさいのなんの(苦笑)。

まだコロナ感染者が爆発している時期だったので(訪問8月)、隣の席の大はしゃぎに辟易しつつじっと耐えていると「ヒレかつミックス定食」が供された。ヒレかつのピースは2つにカットされ、カニコロと共に最初から中濃ソースがかかっている。エビフライにはタルタルソースとカットレモン。付け合わせは千切りキャベツにレタスにトマトがたっぷりと。ご飯は大きめの飯碗にぎゅっと詰まっている。しまった、こちらは盛りのいい店だっていう事をすっかり忘れてご飯を”少なめ”でお願いするのを忘れていた。残す訳にはいかないので腹を据えて”ライス・マネージメント”(笑)を遂行。エビフライはさすがにちゃんとしたもので、カニコロも中がしっかりと詰まった旨いものだった。ヒレかつのカットは要らないかな。フライ物をひと口齧ってはご飯をガツガツとやっつけていく。たくあんと味噌汁も間に挟みながら、何とかご飯も綺麗に平らげた。相変わらずの店のサービス精神に脱帽。もう夜は何も要らないかも。(勘定は¥1,150)

以前の記事はこちら

 

とんかつ ステーキ 角家

愛知県名古屋市西区児玉1-8-12

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん かどや 洋食 定食 食堂 大盛 大盛り デカ盛り エビフライ 海老フライ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グルッペ (2) @名古屋市西区・浄心

2022年05月23日 | 名古屋(中村区・西区)

自転車でブラブラしていたある日、浄心の洋菓子店「グルッペ」へ。卸として創業したのが昭和32年(1957)で、この店は昭和37年(1962)に開業したのだとか。店先に自転車を停めて中へ。店内にはご高齢の主人のみ。ガラス・ショーケースの中にはクラシックなケーキが並ぶ。その中に昭和の名残り”たぬきケーキ”を見付けた。こちらでの名前は「ポンタくん」。以前はコロナ禍で喫茶を中止していたと思ったけれど、もう今は大丈夫。中でいただけることを確認し、ホットコーヒーも付けてもらった。テーブルは3つ程並んでいる。主人は雪平鍋でコーヒーを温めカップに注ぎ、グルッペの”G”と銘の入った渋い皿に盛られた「ポンタくん」と一緒に持って来てくれた。

こちらのたぬきケーキは割としっかりとした円筒形。アーモンドスライスが耳になっている。フォークを入れると頭の部分は全てバタークリームで作ってあり、胴体はスポンジ・ケーキ。バタークリームは甘さ控えめで、風味もさほど強くない。コーヒーはさすがに香りが飛んでしまっていて酸味も出ているが、ケーキの供として美味しくいただいた。勘定の際にショーケースの中にクッキーの詰合せを見付けた(写真下)。値付けが安く、思わず「これも下さい」とお願いする。

「クッキーの詰合せ」は家に持ち帰ってコーヒーの供にする。クッキーは4種類11枚も入っていた。密封はしていないのでサクサク感は乏しいし派手さは全然無いが、どれもなんとも言えずいい感じで旨い。こちらの店では主人以外見かけたことがないから、全部主人が手作りしているのだろうか。次はケースの中にあったチョコの「おやつ」(←商品名)っていう菓子でコーヒーをいただこう。(勘定は喫茶¥650、クッキー詰合せ¥250)

以前の記事はこちら

 

洋菓子&喫茶 グルッペ

愛知県名古屋市西区城西4-28-13

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん 城西 ケーキ 洋菓子 喫茶 コーヒー ぐっさん家 焼菓子 クッキー たぬきケーキ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クルー @名古屋市中村区・中村区役所

2022年01月17日 | 名古屋(中村区・西区)

時々メディアにも取り上げられる権現通の喫茶「クルー」。表看板の”トンテキのうまい店”の文字の通り「トンテキ」で有名な店。何年か前にも来たことがあったが、ちょうどテレビ番組か何かで取り上げられた後で混雑していたので見送ってそのままになっていた。たまたま店の前の通りをバイクで走っていて「あぁ」と思いだしてハンドルを切ってみた。裏手にバイクを停めると店の付近はすでにトンテキの匂いが漂っている(笑)。店内はテーブル席が3つと壁に面した小テーブルが5つ程。やや雑然としていて広くはない。こうした店には珍しく入口に券売機があるが、トンテキのみならず食事メニューは豊富なのでボタンの数が多くて分かり辛い。はたまた女将さんに直接注文する人も居て、やや混乱気味。自分は看板メニューのトンテキ一択だったので「トンテキ・200g」と「定食セット」の2つのボタンを押して、空いていた小テーブル席に着く。券を取りに来た女将さんが着ているTシャツには”腹が減ったらうちに来い”と書かれていた(笑)。

まず運ばれたのはマカロニサラダと千切りキャベツ、それにしば漬け。「鉄板が出たらキャベツのっけてね。」と女将さん。そして湯気を出した熱々の鉄板が運び込まれた。仰せの通りキャベツをのっけてみる。ご飯は大きめの飯碗に。それに白味噌の味噌汁。楕円の深皿鉄板の上には大きくカットされたトンテキ。下にはもやしが敷いてあり、フライドポテトも一緒に入っている。もちろんニンニクの粒はゴロゴロと沢山。飯碗片手にトンテキを取り上げ口に入れる。醤油強めの甘辛の味付けでいかにもご飯が進みそう。たれの味はかなり濃いめ。旨いけれどたれでご飯を食べているようで豚肉を味わう感じではない。キャベツを入れたぐらいではマイルドにはならないくらいのインパクト。なのでどんどんご飯は減っていくが、食べ続けるとオッサンにはちょっと濃過ぎるナ。ビールがあればいいのだが…。全てを食べ終わる頃には腹がはちきれそうになった。トンテキ関連の品以外注文している人は皆無だったが「カツ丼」「オムライス」や「イタリアンスパゲティー」もあるので、(トンテキの匂いに負けなければ)次はそういうのにしてみようかな。(勘定は¥1,050)

 

喫茶&軽食 クルー

愛知県名古屋市中村区権現通4-8-2

 

( 名古屋 なごや 喫茶クルー トンテキ ポークステーキ 喫茶 定食 ランチ 丼物 メガ丼 トンテキ定食 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オゼキ鈍池店 (2) @名古屋市中村区・岩塚

2022年01月08日 | 名古屋(中村区・西区)

焼きとんかつで有名な「オゼキ」。歴史ある大門の本店は令和2年に火事を出してそのまま閉店してしまった。まだ10年位しか経っていない新しい建物だったのになァ…。どの程度の火事だったかは知らないが、あっさりと廃業してしまったのにはびっくりした(ひょっとすると鈍池店と経営が同じだったのかも)。これで「オゼキ」と名乗る焼きとんかつの店はこちら「オゼキ鈍池店」と一宮の「宮田・オゼキ分店」だけになってしまった(はず)。店に着くと周囲に駐車場が増えている様子(未確認)。次々と家族連れの車が入って来て、相変わらずの盛況ぶり。店内に入ると持ち帰りの受け取りを待つ客も何組か。テーブル席に案内され、お茶と箸、紙ナプキンと小皿の漬物が運ばれる。注文したのは「自家製シューマイ」と、以前から品名が気になっていた「オゼキ自慢のドリア」。何人居るかも分からない沢山の店員が立ち働く様子を見ながら出来上がりを待った。

まず運ばれたのは蓋付きの四角い蒸籠に入った「自家製シューマイ」。5つ蒸されていて薄皮。豚肉の味がしっかりとして旨い。小皿のたれと辛子をちょこんと付けたりしていただく。本当はビールが呑みたいけれどバイクなので我慢。次に耐熱皿に盛られた「オゼキ自慢のドリア」が登場。焦げ目はあまり付いておらず、上からパプリカ粉とチーズがのせてあるようだ。さっそくスプーンを入れていく。滑らかなホワイトソースで口に運ぶとチーズが伸びる。もちろん火傷必至の熱々。ドリアってあんまり食べないのでどういうのが標準か知らないが、こちらの中身はチキンライスのよう。具材は鶏肉、椎茸、玉ねぎとシンプル。焦げがあるのは玉ねぎを強めに炒めているのかな。ハヒハヒ言いながら平らげて冷たい水をあおった(水はセルフ)。ここはまだまだ食べてみたいものばかりだが、次は「スパゲッティーミートボール」にしてみよう。(勘定は¥1,500)

以前の記事はこちら

閉店した本店の記事はこちら

 

とんかつオゼキ 鈍池店

愛知県名古屋市中村区鈍池町3-6

 

( 名古屋 なごや 鈍池 にぶいけ とんかつのオゼキ オゼキ鈍池 焼とんかつ 焼きとんかつ 洋食 ドリア 焼売 シュウマイ )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブレーク @名古屋市中村区・中村公園

2022年01月05日 | 名古屋(中村区・西区)

朝の早い時間に中村公園近くに居たので、朝食を摂ろうと喫茶店「ブレーク」へ。店はタイル壁で角の丸い窓という昭和なビルの1階にある。店の横にある駐車場には7~8台停められると思うが、ひっきりなしに車が出入りしていた。店に入るとほぼ満席の盛況ぶり。年季の入った店内は小さいテーブルが4つとカウンター席とこじんまりしているが、高齢の給仕女性の他にキッチンに男性が2人も居て、人気の店だろうことが分かる。もちろん年配の客が中心だが、若い人のグループも。キッチン側にのボードには「レギラーコーヒー」〔ママ〕なんて文字が(笑)。一番手前の小さい2人掛けのテーブルが空いていたので座らせてもらった。壁にはサンドイッチなどの食事メニューが貼ってある。とりあえず「ホットコーヒー(レギュラー・コーヒーの意)を」とお願いすると、「モーニングはお付けしますか?」と訊かれたのでもちろんお願いする。続けて「トーストに蜂蜜つけて大丈夫?」と訊かれたが、抜きでお願いした。更に「玉子は硬いの?半熟?」と訊かれる。玉子の硬さまで選べるなんてすごい。こちらは「半熟でお願いします」と返事。

しばらくして陶器のカップとソーサーでコーヒーが、そしてトーストと小皿にのった殻付きの玉子が供された。コーヒーは濃くてしっかりと苦味のあるもの。香りも良く旨い。さすが珈琲専門店として豆の種類も豊富なだけある。トーストは縦横9つに切れ目が入れてあり、カリッと焼けている。切れ目にまでしっかりとバターが溶け込んで旨い。玉子は黄身がたれてしまわないくらいのちょうどいい硬さ。こちらには少しだけ塩を振っていただく。勘定してもらうと「ごめんなさいね、狭いところで。」ともったいない気遣い。シンプルだけれど、それぞれがしっかり旨い、素敵な朝食になった。次は旨いコーヒーと共にサンドイッチかホットサンドも食べてみよう。(勘定は¥400)

 

珈琲 ブレーク

愛知県名古屋市中村区靖国町2-90 ハイツゾンネ

 

( 名古屋 なごや 喫茶ブレーク 珈琲ブレーク 喫茶 純喫茶 モーニングサービス モーニング トースト サンドイッチ サンドウィッチ ホットサンド 珈琲専門店 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泉玉 @名古屋市中村区・稲葉地 (※閉店)

2021年12月28日 | 名古屋(中村区・西区)

稲葉地のある洋食屋に昼食を摂りに行ったが、残念ながら臨時休業。時間的に制約があったので近くで済まそうと寄ったのは、前から入ってみたかった太閤通り沿いにある麺類食堂「泉玉」。交差点の反対側にある駐車場にバイクを停めて信号を渡り、暖簾をくぐった。店内はテーブル席が4つ程とこじんまり。奥の方には小上がり席もあるのかな(未確認)。年配のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。品書きにはうどん付きのセットや、定食、丼物、チャーハンやオムライス、ハンバーグまである。最初はオムライスにしようと思っていたが、気が変わって「相もり」をお願いした。

しばらくして「相もり」が登場。特に指定した訳ではなかったと思うが、きしめんとそばの合い盛りだ。塗りの蒸籠に盛られていて刻み海苔がかけてある。つゆは揃いの塗りの猪口に入っていて、濃くて甘味を感じるこの地方の古い店によくあるタイプ。練りわさびと刻みネギは小皿に別盛り。さっそくきしめんから手繰っていく。幅は標準。白っぽい麺。ちょんとわさびを箸先につけ、ズズッと啜る。この日は快晴で割合温かく、バイクに乗っていると汗が滲むくらいの陽気だったので喉を通るきしめんが旨い(訪問11月)。そばはもちろん”趣味蕎麦”とは違うが、こちらも喉越し良く旨かった。あっという間に平らげて勘定してもらう。次はうどんとのセットにしてみようかな。(勘定は失念)

 

 

泉玉

愛知県名古屋市中村区稲葉地本通3-37

※令和5年6月を以って閉店されました

 

( 名古屋 なごや いなばじ 中村公園 いずみたま うどん泉玉 生そば 麺類 丼物 大衆食堂 麺類食堂 うどん そば 洋食 定食 閉店 廃業 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする