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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ロビン @名古屋市中村区・大門 (4)

2023年02月16日 | 名古屋(中村区・西区)

この日は中村区を東西に走る中村郡道を歩いて道沿いにある麺類食堂に伺うも、現在は出前のみということで昼食にはありつけず。この日は出遅れていてもう中休みの時間になってしまったので大門方面へ歩いて喫茶「ロビン」で休憩することに。創業は昭和20年(1955)。コロナ禍になって休んでいたり、ご高齢の女将さんの体調だろうか臨時休業も多く、少し前に立ち寄った時も”しばらくの間休業させていただきます”と紙が貼ってあった。先日も一度覗いたが休み。ちょっと心配になっていたので回転灯が回って営業を知らせているのが見えてひと安心。中に入って赤いベロアのソファのテーブル席に腰掛け「レギュラーコーヒー」をお願いする。娘さんの姿しか見えなかったので「!?」と思ったが、後からちゃんと女将さんが出ていらしてホッとした。以前と同様、コーヒーを淹れるのは女将さん。秤も年季が入っているなァ。ダフネの古いグラインダーで豆を挽いて淹れてくれる。

他に客が居なかったので、出来上がった香りの良いコーヒーをいただきながら何となくお2人とおしゃべり。最近は関東圏からも客が来るのだそう。早朝開店で店じまいが早いので泊まったホテルから早起きして来てくれるのだとか。自分がバイクに乗ってこの店に来たこともあるなんて話になったら、昔ご主人も乗っていたそうで、娘さんは後ろに乗せてもらった覚えがあるそう。ご主人が夜中にバイクだか車だかで近所の布団屋に突っ込んだとか(笑)、楽しい昔話を聞かせてもらった。優しい関西弁の女将さん(大阪出身だそう)は、仕事も記憶もしっかりしていて本当に素敵。常連でもない自分のような若輩にもいつも丁寧な言葉でお話下さる。楽しい時間を過ごさせてもらい、お暇した。(勘定は¥380)

※年末年始も体調を崩されて臨時休業があったようなので訪問はツイッターで確認してからが良いと思います

以前の記事はこちら (1)(2)(3)(

 


 

↓ 店の北にある古い通り「中村郡道」。この道の名称は地図アプリを見て初めて知った。名古屋駅の東、国際センター駅近くから大秋西公園まで東西に走っていて、一部には風情ある古い建物が連なっている(建築詳細不明)

↓ 南北に走る狭い枇杷島新道沿い、以前に訪れたウズベキスタン料理店の近くの古い家屋(建築詳細不明)。最初はただの古い理髪店かと思ったが、中には道路側に向けて理容器具やサインポールがいくつも並んでいる。何だろう、収集家?

 

 


 

珈琲家 ロビン

愛知県名古屋市中村区寿町36

 

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夜茶場(やっちゃば) @名古屋市中村区・柳橋

2023年02月13日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅の東、錦通の高架沿いにある寿司屋「やっちゃば」へ。看板には「夜茶場」「夜茶場寿司」とあったり「鮨やっちゃば」とあったりと表記にブレがある。そもそも”やっちゃば”というと青物市場を指す言葉のはずなんだけれど…。外看板に”丸八グループ”とあったのですぐ近くにある下ネタの寿司とかで有名な「丸八寿司」と関係があるようだ。そっちはもう20年以上行っていないけれど今も24時間営業なのかな。

階段を上がって2階にある店へ。上がった先が中の全く見えないスチール扉ってなかなか入り辛い(苦笑)。扉を開けて入ると漬け場には男性が2人。まだ先客は居ない様子だったのでカウンター席に腰掛けた。奥には座敷もあるようだ。まずは酒「日本盛・なだくら・大」をどん燗(ぬる燗)でお願いした。付き出しは枝豆やらが入った酢の物。冷蔵ケースは露がついて中が見辛いし、上に書いてある品書きはコロナ対策と思しきぶら下がったビニールで判読が難しい。結局無難な「A刺身」という盛合せをお願いした。

歌謡曲をBGMに酒をクイッとやりながら、出された刺身の盛り合わせに箸をつける。赤身、みる貝、たこ、酢サバといったところ。品書きには「丸八寿司」で有名な変わり巻き寿司もいくつか。ただ何となくこのまま飲み続ける気分にもならなかったので、早々に握りを頼むことに。「1貫づつでも構いませんか?」と尋ねると、返事に間を置かれてしかも生返事だったので「2貫づつでいいです」と撤回し、青い魚をいくつか注文した。「こはだ」「あじ」「かつお」といったところ。どれもかなり摺り生姜を効かせてあるのでちょっと辛いくらい。酢飯が弱いので余計に辛味が目立ってしまう(にしても入れ過ぎ)。6貫食べるとまあまあお腹も満たされたので、お茶を貰って勘定してもらった。(勘定は¥3,500程)

 

 


 

↓ ルーセントタワー方面に歩いていくと綺麗にライトアップされていた(訪問昨年末)。でも周囲には誰も居ない。

 


 

 

夜茶場

愛知県名古屋市中村区名駅4-21-9

 

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太平閣 @名古屋市西区・円頓寺

2023年02月08日 | 名古屋(中村区・西区)

円頓寺本町商店街のアーケードから少し外れた所にある「太平閣」。いかにも昭和の中華料理屋といった風情の建物初めて店に入ってみた。入ってちょっとビックリ。かなり年季が入っているだろうと予想していた店内は、意匠は昭和そのままにスッキリと綺麗にリフォームされている様子。調理服の高齢の主人が客席で休憩していたが、調理場とフロアーには若い女性が3名。様子からいくと1人は娘さんかも。テーブル席に腰掛けメニューを眺める。夕食は済ませていたので軽く一杯やることにして、「ハイボール」と「春巻ハーフ(4切)」「特製肉団子(5ヶ)」をお願いした。やはり調理は主人でなく女性が担当している。主人はアドバイザーってとこだろうか。

壁に飾られた額に入った昔の店の写真を眺めながら待っていると、まず「ハイボール」、そして「春巻」が届いた。千切りキャベツ添え。こちらの春巻の皮は平田町の「南海園」と同じような薄皮玉子。サクッと揚がった熱々の春巻を頬張りハイボールで追いかける。うん、ウメー。タケノコや挽肉の味がしっかり。そのままでも充分旨いが辛子醤油でもいただいた。他に客が居なかったのですぐに「肉団子」も出来上がった。肉団子は外側がゴツゴツした岩石タイプで甘酢餡がかかっている。紅生姜添え。硬めの食感で餡の味付けはかなり濃いがこれもいい感じ。すぐに「サントリー角ロック」を追加して楽しんだ。外観は昔のままなので若い人はちょっと入り辛いかもしれないが、浸透すれば人気が出るんじゃないかな。(勘定は¥2,000程)

<追記>訪問したのは昨年末だったが、そのすぐ後にテレビを眺めていると、夕方の情報番組でこの「太平閣」が取り上げられていた。妻に「ココ、この間行ったばっかり」と説明。やはり女性達は娘さんだった。自分は知らなかったが2021年に主人の体調不良で閉店していたそうだ。3代目となる3姉妹が後を継いで調理担当は末っ子だとのこと。いい娘さん達だなァ。外観や内装の雰囲気を残したままにしたのはエライ。すぐに別のテレビ局等にも取材、放送されたようだし人気が出るんじゃないかな。また伺おうっと。ガンバレ!3姉妹。

 

 


 

↓ 年末とあって円頓寺商店街(写真下左)や工事中?の五条橋(写真下右)もライトアップ。

 

 


 

 

純中華料理 太平閣

愛知県名古屋市西区那古野2-4-10

 

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珍串 @名古屋市中村区・名駅 (2)

2023年02月05日 | 名古屋(中村区・西区)

久しぶりに名古屋駅の新幹線口の地下街「エスカ」にある居酒屋「珍串」へ。コロナ禍もだんだんみんな慣れっこになってきたのか、感染者はまだまだ多いが観光客らしき人の往来が多くなってきた(政府が背中を押しているのだから当たり前か)。店に入るとコの字カウンターの両側には先客が何組か。なので自分は通路側に腰を下ろした。こちら”菊正酒房”を謳っているので「菊正宗・清酒」をどん燗(ぬる燗)でお願いする。酒肴は「焼き物盛合わせ(4本)」を。

酒は300mlの茶色の小瓶で提供された。菊正のこのサイズって初めて見たな。同じく菊正の銘が入った蛇の目の猪口でいただく。串は「ネギマ」「焼き鳥」「砂肝」「とり皮」の4本。じっくりと火入れされていて塩加減も控えめでいい感じ。付け合わせは鶏と大根と人参の煮物。つまみながら猪口の酒をグイッとやる。名物主人はもう70代半ばだとか。客にビールを奢ってもらってゴクゴクと飲み干したりして相変わらず元気(笑)。卓上の品書きには少量の一品が書いてないので酒肴の追加に悩んだまま小瓶を1本呑み干してしまったが、後からよく見たら壁に小さく串の一本売りとかが書いてあった。次はそこから好きなのを頼んでみようかな。(勘定は¥1,850)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 地上に上がると雲が低く雨が降り出していた。名駅前のビルも雲の中に。

 


 

 

菊正宗酒房 串揚 珍串

愛知県名古屋市中村区椿町6-9 エスカ地下街

 

( 名古屋 なごや 名古屋駅 名駅 めいえき ちんぐし ちんくし 新幹線地下街 エスカ 串揚げ 大衆酒場 菊正宗 焼鳥 やきとり ) 

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TABASSUM(タバスム) @名古屋市中村区・則武

2023年01月30日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋で唯一のウズベキスタン料理の店があると知って訪れたのは、地下鉄東山線の本陣駅と亀島駅の間ぐらいにある「タバスム(TABASSUM)」。変わった国の料理があると知るとどうしても食べてみたくなる。この辺りを歩いたのは初めてだと思うが、まだまだ古い建物が残る住宅街。店の前の通りもそう広くない(ちなみに隣はインド料理レストラン)。中に入るとテーブル席が6つほどあって先客は3組。みんなよく知ってるんだな。店員は年配の男性(主人?)が調理場で、給仕は若い男性。もちろんあちらの方だと思う。さあ、入ってはみたものの中央アジアに位置するウズベキスタンの料理に関する知識はゼロ。ランチで用意されているのは”プロフ”というご飯物、”ラグマン”という麺類がメインのよう。選んだのは「ウズベキプロフセット」というドリンクもセットになったもの。

しばらくして運ばれた「ウズベキプロフセット」は、「プロフ(pilav)」と呼ばれる肉ののった”ピラフ”と、「マンティ(Mantu)」(饅頭?)と呼ばれる餃子のようなもの、それにきゅうりとトマトのスライス、ザクロのジュースがセットになっている。プロフは人参がたっぷり。油多めでライスは薄黄色に染まっている。味付けは見た目ほど強くなく淡い。ほんのりスパイスの香りがしてなかなか旨い。マンティはヨーグルトのかかった餃子といった感じ。中の肉は独特な味わいだから羊肉かな。ジュースは少し甘さのあるもの。現地の人は食事と一緒に飲むのかな。正直食事と合っているかというと微妙(ビールの方が合いそう・笑)。満足して勘定してもらおうと立ち上がると、まだ「チャイ」も付くのだという。カップとソーサーで用意されたチャイはローズヒップのような香りがする。ジュースも飲んだのでもう満腹。次は「ぐりヤジ(Gulyaj)」〔ママ〕っていうのを食べてみたい。(勘定は¥1,300)

 

TABASSUM Uzbekistan kitchen (タバスム)

愛知県名古屋市中村区松原町1-49

 

( 名古屋 なごや ウズベキスタン共和国 中央アジア エスニック レストラン エスニック料理 プロフ ウズベク サマルカンドプロフ マントゥ ガンダーラレストラン )

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たばた @名古屋市西区・円頓寺

2023年01月21日 | 名古屋(中村区・西区)

ある日の夕方、名駅(名古屋駅)からなんとなく円頓寺方面へ。ちょっと呑んで行こうかと赤提灯に引き寄せられて寄ったのは円頓寺本町商店街から路地に入った所にある「たばた」。暖簾をくぐると外れた時間ということもあって先客は1人。カウンター席に腰掛け、ご高齢の主人に「ビール」をお願いした。ラガーか一番搾りか訊かれたのでラガーを所望。酒肴には目の前の漆黒の鍋から「どて焼」を2本お願いした。

コップにビールを注ぎ、グイッとやる。クニャっとした口当たりの「どて焼」は、そのどす黒い見た目から思うほど濃い味付けでなく、旨い。先客は帰ったので主人とテレビの夕方のニュース番組を見上げながら杯を重ねる。いつも妻が観ているニュース番組と同じだから家で呑んでるような気分(笑)。追加は「串かつ」を2本。バットに入ったたっぷりのソースでいただく。細身の肉だがしっかりと噛み応えがあっていい感じ。酒を追加しようと思ったが、ちょうど友人から用事の電話がかかったので切り上げ、勘定してもらった。友人に「どこに居る?」って言われ「円頓寺で1人で呑んでる」って言ったら「寂しいね…。」だって。アホか。一番楽しい時間だっつーの。次はもう少しゆっくりと。(勘定は¥1,020)

 

たばた

愛知県名古屋市西区那古野2-3-10

 

( 名古屋 なごや 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 なごの 居酒屋 酒場 おでん 串カツ どて煮 )

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中華四川 @名古屋市中村区・亀島

2023年01月19日 | 名古屋(中村区・西区)

以前に亀島の辺りを歩いた時に気になった中華料理屋「中華四川」へ(※ネット上では「四川飯店」と表記されているが自分の見た限りその表記は見当たらず)。周りは住宅街で昼間の人通りは多くない。この日は昼前に食事は済ませていたが、中華料理屋ならビールぐらいあるだろうと暖簾をくぐってみた。地味な外観だけれど中に入ってみてビックリ、4つある土間のテーブル席はほぼ満席で、自分の後からも客がひっきりなしに入ってくる。ユニフォームを着ている人が何人も居るが、近くの鉄道関係者のようだ。後客は奥の座敷にも案内されていた。年配のご夫婦でやっていらっしゃる様子。沢山注文が入っているのだろう主人は調理場で大忙し。壁に貼られたメニューには麺類とご飯物だけで、残念ながら一品料理が無い。そうか…。という訳でビールと「餃子」をお願いした。

他の人に運ばれる料理を見ているとなかなかの盛りっぷり。ラーメン鉢もデカい。すぐにビールが出てくると思ったが、出てこないので「餃子」と一緒に出されるようだ。どのみちつまむものが無いから何も言わず待つ。しばらく待ってビール(スーパードライ大瓶)と「餃子」が出てきた。「餃子」は綺麗な羽根付きで10個。羽根の反対側はふわりとした薄皮の餃子だ。中の餡にはニラ(ネギも?)がたっぷりで旨い。これはビールが進むなァ。卓上の「ギョーザ」と書かれたタレや、唐辛子がたっぷり入ったラー油を使っていただいた。10個でも餡が野菜中心だから軽い。どんなのか知らない「四川飯(辛口)」で締めようとしたが、まだ調理が終わっていない後客が7人位も居たのでこの日はこれで勘定してもらった。次こそ「四川飯」を。マスクをして歩いていると自分の吐く息がニラ臭い(笑)。(勘定は¥1,100)

 


 

↓ 中村区ではよく見るタイプの住宅(建築詳細不明)。同じ意匠で軒が並んでいるし、奥の主屋は屋根が同一なので多分借家だとは思うが、こうやって隣との間に格子戸の玄関があるっていうのは珍しいかも。

 

 


 

中華四川 (四川飯店)

愛知県名古屋市中村区亀島2-17-20

 

( 名古屋 なごや 中華・四川 しせん ちゅうかしせん しせんはんてん 中華料理 中国料理 ぎょうざ ギョーザ ギョウザ 昼飲み )

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名菜軒 @名古屋市中村区・千成通

2022年12月31日 | 名古屋(中村区・西区)

中村区の大門を下って千成通の手前にある中華料理の「名菜軒」へ。創業は昭和40年(1965)とのこと。道路を挟んだ駐車場に車を停めて店内へ。ソファー・タイプの椅子のテーブル席が8席程並んでいる。先客は数名。女将さんと気軽に喋っているところをみると常連客が多いようだ。壁一面に掲げられた黄色いメニューの他に手書きのセット物も豊富。何にしようか迷ってしまう。この昭和中華の雰囲気の中で食べたら何でも旨そうだ。別の所に”当店名物最高級ごはん!”なんて書かれていて気になった「沙茶丼」(”サーチャーどん”でいいのかな?)と「ぎょうざ」をお願いした。奥で主人と女将さんが喋っているのが聞こえてくるが、訛りがあるようなのでひょっとして実際に大陸か台湾の方なのかも(未確認)。

しばらくしてまず「ぎょうざ」が登場。皿には”当店獨得の粋な味・名菜軒”と銘が入っている。大きめのものが5つ。しっかりと焼き目が入っていて、やや甘めで独特な風味がある。何かスパイスを使っているかも。旨い。続いて「沙茶丼」が運ばれた。深めの平皿に盛られていてご飯の上に餡がかかっている。豚肉、ニラ、青菜、人参、タケノコ、キクラゲ、クワイと具材は豊富。餡は少し辛味があり、これも独特な風味がある。名前からすると沙茶醤(サーチャージャン)を使っているだろうか。自宅で以前に沙茶醤を使っていたことがあったが、結局全部を使い切れずに終わってしまった。もう味も覚えていないのでこの味付けがそうなのかどうかは不明。ご飯と一緒に口に入れると濃い餡の味とマッチして旨い、旨い。熱々のところをガツガツといってしまった。次は「チャーハン」と「ワンタン」か。それとも内容不明の「えび御飯」か「肝丼」か、楽しみ。(勘定は¥1,400)

 

名菜軒

愛知県名古屋市中村区城主町5-22

 

( 名古屋 なごや 名菜軒 めいさいけん 中華料理 中国料理 餃子 ギョーザ ギョウザ サーチャードン サーチャージャン )

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ひふみ(一二三) @名古屋市西区・上小田井

2022年12月27日 | 名古屋(中村区・西区)

バイクで出掛ける際、どこかで朝食をと立ち寄った「お食事処ひふみ」。駅でいくと「上小田井(かみおたい)駅」が一番近いかな。早い時間から開いていて以前にも車で来たことがあるが、周辺は工場ばかりで駐車場が見当たらない。付近の客が多いか、みな路上駐車しているのかな。結局その時はいい場所が見つけられず断念した。バイクを店横に停めて店内へ。高齢な主人が1人ストーブにあたっていらっしゃった。店内は年季が入って草臥れている(失礼)。品書きは見当たらず(←ホワイトボードにあったらしい)、出来上がったおかずが棚に並んでいてそれを自分で取っていただくスタイル。こういう店は大抵ごはんのサイズを告げ、味噌汁か豚汁を頼むようになっているはず。先に主人に「ごはん」の小と「とんじる」をお願いした。陳列棚を見回す。この日並んでいた品は多くなかったが小鉢、揚物、魚などいろいろ。「さばの煮付」を取って土間のテーブル席に腰掛けた。後から主人が「ごはん」と「とんじる」を持って来てくれた。

「ごはん」は小でも結構な量がある。「とんじる」は豆腐やワカメの中に申し訳程度の肉片。色からすると赤味噌でなく合わせ味噌のよう。「さばの煮付」は一緒にピーマンも添えられている。作ってから少々時間が経っているが、味付けはいい具合で、濃いめの煮汁とごはんが合って旨い。おかず1品だけだったがごはんも難なく消えていった。後客は来てすぐに缶ビールを開けている(羨ましい…)。夜もやっているのかは知らないが、棚のおかずを1皿づつ取りながらビールか酒をやるのもイイだろうなァ…。次は公共交通機関を使って来てみようか。まだ昼にもなっていない時間なのでささっと勘定してもらい、バイクに跨って出発した。(勘定は¥420)

 

お食事処 ひふみ (一二三)

愛知県名古屋市西区木前町69

 

( 名古屋 なごや 一二三食堂 ひふみ食堂 食堂 大衆食堂 セルフ めし 豚汁 朝酒 昼飲み )

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いとう @名古屋市中村区・亀島

2022年12月23日 | 名古屋(中村区・西区)

ある祝日、名鉄「栄生(さこう)駅」を南へ少し行ったところにある麺類食堂に行くも残念ながら休み(←また定休日調べず…)。雨が降って来たので傘をさして歩いて名駅方面に向かう途中で偶然見つけたとんかつの「いとう」で昼食を摂ることに。店は古い建物のテナントにあり、間口は狭い。暖簾をくぐるとカウンター席(実質2人)と小さいテーブル席が3つ。ご高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる。カウンター端にはおでん鍋も置いてあったが休止中の様子。品書きから選んだのは「みそかつ定食」。静かに女将さんの調理が始まった。

テレビのニュースを眺めながら待っていると「みそかつ定食」が運ばれた。味噌だれのかかったとんかつに、千切りキャベツ、ポテサラ、パセリの付け合わせ。これにご飯と味噌汁、漬物の小皿が付く。かつは思ったより分厚く、衣はしっかりめによく揚がっている。味噌だれの具合もちょうど良く、旨い。自分はとんかつに練り辛子をよく使うが、卓上に置いていない店だといつも足りないことが多い。こちらは少なからずの量で嬉しい。味噌だれが甘いのでちょうどいい感じになるんだよなァ。少なめにしてもらったご飯はご飯茶碗に。わかめと豆腐の濃いめの赤出汁も、刻みたくあんと白菜の漬物も、どれもみそかつとご飯にビタッとハマってバランス良く、これぞ「みそかつ定食」っていう感じ。満足。次は「かつ丼」か「カツカレー」にしてみようっと。(勘定は¥800)

この後の記事はこちら (2

 

和風とんかつ いとう

愛知県名古屋市中村区亀島1-9-9-3

 

( 名古屋 なごや かめしま とんかついとう いとう 味噌カツ 味噌かつ 定食 ランチ )

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