一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

清掃センター説明会がスタート

2014-04-19 11:18:51 | 日記

 昨晩(4月18日)から狐禅寺地区で、清掃センター建設に関する地元説明会が

スタートしました。3月8日に狐禅寺環境対策協議会代議員の皆さんに

最初の説明がありました。それを受けての役員以外の皆さんに対する

地元説明会のスタートとなります。

 私は、この問題に関して、いろいろな方々に意見や質問をいただきますが、

「3月8日の説明会が最初であり、何も決まっていないこと、今年度の予算には

建設関係費が全く計上されていない事などを話しながら、まずは、勝部市長の説明を聞いて、

その上で、様々な事を皆さんで意見交換してください。」と言っています。

狐禅寺には行政区が5つあります。昨晩は、私の暮らす真滝4区の説明会でした。

昨晩は、他の会合もあったため、少し遅れて参加しましたが、思ったより多くの

人が参加してくださいました。

読売新聞には、「厳しい意見が・・・」と言う見出しがのりましたが、私自身としては、

ここに住む人たちが、当たり前に感じる不安に関する質問が続いたと思いました。

放射能汚染牧草の焼却や埋め立てには大きな不安が伴いますので、

今後、行政はより丁寧な説明が求められると思います。

今回、数名の方が質問していましたが、気になったというかうれしかったのは、

狐禅寺の美しい自然を守りたい、きれいな狐禅寺で暮らしたいという意見が

あったことです。当然の事だと思います。

私は、昨晩の話を聞いていて、煙突から出る煙には非常に関心が高いが、

足元を流れる汚水処理に関しては、非常に関心が低いことをあらためて思いました。

かつて、汚水は自然浄化するなどといった、訳のわからない

言葉を聞いたことがありますが、焼却場の話を聞いていて、大気汚染に関する

関心の高さをを、足元の生活排水の問題と一緒に考えて欲しいと思いました。

狐禅寺を流れる滝沢川の水質は決して自慢できるものではありません。

また、磐井川も然りです。

ごみ焼却場の建設には非常に関心を持っていただけますが、

私がいつも一関市の行政課題と認識している「汚水処理事業」には、

あまり関心が示されません。

美しい自然は、美しい水と空気があってこそだといつも思います。

家庭から出されるごみの処理と汚水の問題は、同一の課題として捉える

必要があると思っています。ごみは公が処理するのが当然で、汚水は

各家庭で自助努力で処理を行う・・・。私は、少し無理があるといつも考えています。

狐禅寺には、ごみ処理場とともに、下水道処理施設がありますが、

汚水処理事業について地元から積極的な意見を聞いたことはありません。

私の力不足であり、少し残念でなりません。

 

私も、様々な地域活動に顔を出しますが、昨晩はあまり地域活動で顔を見ない

方の意見もありました。この美しい狐禅寺で暮らしたいという気持ちは皆一緒だと

思います。狐禅寺は、50年前から清掃センターを受け入れ、大きな役割を果たしつつ、

素晴らしい農村環境と美しい自然を守ってきました。

最近は、「協働のまちづくり」と言う言葉だけが踊り、自治会活動が停滞しています。

今回の大きなボールを地元がどのように受け止めるのか、とても大切な日々が

続きます。


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