一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

減量化の推進には、ゴミ出し困難者・自治会への支援が必要

2019-03-27 08:57:40 | 日記

 15日に市議会定例会が終了し、22日には広域行政組合議会が開催されました。

私は、以下3項目に関して質問を行い、併せて意見提案を行いました。

1、新焼却施設整備に関して

2、一般廃棄物の収集に関して

3、清掃センターの施設管理委託状況について

 新施設整備に関しては、現在候補地選定が進んでいる事、10月を目処に候補地を

3~5箇所程度に絞り込む事が回答されました。

また、清掃センターの施設管理委託に関しては、今後の施設の大型化、複雑化に

伴い、地元業者が単独で委託をする事がかなり困難になる事を踏まえ、地元企業の

育成を念頭に、大手企業とのJV委託を検討する事を提言しました。

また、一般廃棄物の収集に関しては、議会においても、当局の答弁においても

分別・減量、分別・減量のオンパレードであり、その課題が議論されていない事に

苦言を訂し、意見を述べ提言しました。

廃棄物のリサイクル率において、全国トップで有名な志布志市においては、焼却場を

持たないため、徹底した分別により埋めたて量の削減に努力しています。

生ごみの分別収集は、ポリバケツにより収集場で集めるため、そして、その中には

ビニールを入れられないため、特にも夏場に大きな課題があります。また、プラスチック

容器は、洗うことが基本で、洗浄の十分でないものは残されます。(埋め立て)

それ以外にも、分別の徹底した自治体では、プラ容器は基本燃えるごみに出せませんし、

竹串と割り箸を分別する自治体もあるというような話も聞こえてきます。

このような事例は一部であり、分別によりごみを減量する取り組みは、住民の理解と

協力が重要であり、今後様々な課題が直面します。

その中で、特にも志布志市では、条例化している「ゴミ出し困難者対策」が喫緊の課題

である事を申しました。高齢化する社会では、分別の複雑さが大きな障害になり、うまく

分別できなかったり、様々な事由により、ゴミ出し出来ない方々の対策が急務です。

また、様々な場所で目にする「イエローカード」を張られた廃棄物は、自治会が処理

しているのが現状ですが、その対策も急務であると考えます。

今後においても、減量と分別、そしてその課題についてしっかり検討していきたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする