1月8日、一関市議会は「通年議会」をスタートする事となりました。
これまで、議会運営委員会を中心に議会改革に取り組んできましたが、
その一つの成果が「通年議会」の導入です。これまでにも、
・災害対策行動指針の策定
・代表質問の導入
・タブレット端末の導入によるICT化の推進
・議員定数の見直し(次の改選より定数が4人減の26人となる)
等17項目にわたり検討を進め順次導入してきました。
現在は、常任委員会の見直し、市議会基本条例の検討を進めています。
常任委員会の見直しでは、現在4常任委員会で活動しているものを改選後には、
3常任委員会とし、常任委員会の活動をより活発化しようという事であり、
「議員間討議」を今後重要な場であるとして、各常任委員会において「議員間討議」
の活発化による新しい市議会の形を目指していこうというものです。
今回の通年議会の導入にあたり、議長は議会を代表して、
「改革の歩みを止める事なく、市民に開かれた議会、行動する議会を目指し、
一丸となって邁進していく。」と決意を述べました。
今、新型コロナウイルス感染症による影響が非常に大きく、市民生活を始め多くの産業、
商店街に多大な影響が生じています。1日も早くこの問題が収束する事を願わずにはいられませんが、
一関市議会では、「コロナ対策特別委員会」において、その対策を議論しています。が、
市民の皆さんには、今ひとつその活動は見えていません。市民の皆さんに開かれた議会として、
その活動状況を示し、広く意見を吸い上げ議論していくことが重要と思っています。
「通年議会」の導入によって、議員の意識も大きく変わろうとしています。
コロナ問題に加え、これまでに経験のないような豪雪被害対策も急務となっています。
そのような中、「一関でワーケーション・宿泊交流施設を活用した新しい働き方」として、
施設整備を行なった「一関健康の森」に行ってきました。豪雪で、交通状況が心配でしたが、
一関インターからほぼ30分でいくことができました。その施設は、非常に綺麗で環境に
恵まれています。新型コロナウイルスの影響で、都市を離れて仕事をする場として非常に
良い場所であると再認識しました。
今後においては、この環境をいかに多くの方に知ってもらい、利用していただくかという
ことだと思います。
コロナ後の新しい時代を見据えた提言も今後重要となると考えます。