電子図書館導入、そしてICT化。それでも情報は本から得たいと思う。

市議会にタブレットが導入されて、最初にその便利さを実感しているのは、

これまでFAXで事務局から送信されてきた連絡事項が、時差なしに手元に

届く時かもしれません。タブレットに導入されている、gmailがスマートフォン

で確認できるため、とても便利です。

そして、瞬時にその連絡事項はカレンダーに同期されます。wi-fiが必要ですが、

プリントアウトも行えます。

　　

忙しさにまぎれて、ブログを更新していなかったのを思い出し、パソコンを開き、

手元にスマートフォンを置きます。これで、ほぼ１ヶ月の用務が確認できますし、

タブレットを開くと議案、そしてほぼ全ての情報を手に入れることができます。

先日は、来年度予算に盛り込まれる予定の「電子図書館」について少し情報を

集めました。詳しい方に伺うと、まだまだこれからのサービスで、導入されている

図書館も県内市町村では、矢巾のみというような事も耳にしました。

それでも、その便利さはかなりの可能性がありますし、様々な条件で図書館を

利用できない市民にとって、素晴らしいサービスになると思いました。

特にも、一関で暮らす外国人にとっては、非常に価値の高いサービスであると

思いました。ILC（国際リニアコライダー）が実現すれば、最初にその価値が高く

評価されるかもしれません。

 

　師走も押し迫った時期に、大変お世話になった「餅つき隊」の隊長で、その功績

から「一関市勢功労者」表彰を受けた岩淵一美さんから電話があり、お正月用の

お餅をいただきました。今年は、いつもに増して美味しいお正月となりそうです。

一関駅の新幹線プラットフォームには、横田実さんの「かまど神」が展示されていますが、

我が家の台所には、岩渕一美さんにいただいた手彫りの「かまど神」が鎮座し、

我が家の災を守っていただいています。体調を少しくずされていますが、元気な

様子を見て嬉しくなりました。

12月は、議会で始まり、会派視察、様々な用務が続きました。

清和会の会派要望では、次年度予算に対して重要事項を要望させていただきました。

今日は、大晦日です。この一年無事に過ごせたことに感謝し、謙虚な気持ちで

新しい年を迎えたいと思っています。

市民と議員の懇談会に基づく提言について

表題に関して、金野副委員長と事務局を交え協議していると、信じられないような

飲酒運転による検挙のニュースが飛び込んできました。詳細は、ニュース等で報じられ

ましたのでここではふれませんが、昨日から「ながら運転等」に関する道交法の

規制が強化され、年末年始の取り締まり強化が始まった矢先、とても普通では考えら

れない事案が出てしまいました。

一関市では、今年に入って３件目の同事案であり、市民の皆様から厳しい意見が

寄せられる事は避けられません。市政を監視する議会、市民の代表としての議員として、

安易に見過ごすことのできない事態と認識します。

 

今日は、先般行われた「市民と議員の懇談会」に基づく提言について、その取りまとめを

進めていただいていた金野副委員長と協議し、その素案について各議員の意見を聞き、

その後、議会運営委員会においてその内容を精査し、議長に提出する予定を検討しました。

市民と議員の懇談会においては、多くの意見や議会に対しての要望をいただきました。

今回初めて、各常任委員会単位で関係の深い方々との懇談会を開催しましたが、非常に

内容の濃いものとなりました。

これまで通り、懇談会は10月に開催してきましたが、市長に提言するギリギリの日程であり、

今後、懇談会をもう少し早い時期に開催し、その提言について「議員間討議」を行い、提言

内容をさらに中身の濃いものとしていく事も必要と考えています。

また、懇談会日程終了後、開催場所に関する要望を受けたこともあり、新たな市政課題が生じた

際に柔軟な対応も必要となると考えています。

今月12月20日には、青森中央学院大学の佐藤准教授をお招きし、「議員ワークショップ研修」を

開催し、新しい形の議員懇談会の持ち方を勉強する予定です。

来月には、現在進めている「議会改革」について市民のみなさんの意見をいただく予定です。

議会に対する期待が高まるよう、今後なおいっそう取り組みを進めていきたいと思っています。