一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

清掃センター視察、市民と議員の懇談会、そして新聞記事・・・

2016-11-21 19:06:37 | 日記

短いと感じる秋が足早に過ぎ去り、今週は雪の予報も出ています。

なんだか、今年は秋を楽しむ時間が少なく、損をしたような気がしています。

そのような中、11月8日に、行政組合議会の先進地視察研修がありました。

新聞等で大きく報じられている通り、当市の清掃センターは、建設からおよそ35年が

経過し、一日も早い建設計画を進めることが大きな行政課題となっています。

ここ数年は、それを前提にした視察を行っています。廃棄物の処理方法は様々な方式があります。

私は、数年前に「次世代エネルギーパークを作ろう」と、議会の一般質問において、意見提案を

行いました。それが実現し現在当市では、「資源エネルギー循環型まちづくり」を市の柱の政策として、

その実現に向け取り組んでいます。

私は、この提言を行うにあたり、いろいろな勉強を行い、先進地視察も積極的に行ってきました。

木質バイオマスの活用はもちろんですが、都市鉱山として、毎日の市民生活から排出される

「廃棄物」という、燃料を活かしていくことは今後のエネルギー事情を考えていく上で重要です。

私は、発電所を作るという形で、清掃センターを建設していくことが良いと考え、廃棄物の

固形燃料化(RDF,RPF)による施設見学を踏まえ、その提言も行ってきました。

今回は、90万人という人口の廃棄物を焼却して発電し、処理する施設を勉強してきました。

詳しい説明はここでは難しいので書きませんが、驚くのは、狭い面積の市域(市町村共同処理)

の広域組合において、直線距離5kの中に、二つの大型処理場があることです。さらに驚くのは、

その中間にあるショッピングセンターの巨大さです。

   

まるで、ホテルのような外観に圧倒される第一処理場には、煙突の上部80mにある、展望台の

素晴らしい景観と第二処理場の最新式の発電施設と溶融炉は一見の価値があります。

残念ながら、展望場からみる「田んぼアート」の刈り取りは終わっていましたが、農業と観光の

一つの取り組みとして面白いものであると思いました。

外部ブログですが、「越谷市ゴミ処理場」から東京スカイツリーを見る」というものがあります。

 

「百聞は一見に如かず」という諺もありますが、やはり写真や書類で検討することも必要ですが、

施設を見て、現状を聞くことは非常に大切であることを改めて実感しました。

ただ、課題はそれをどのように説明し、理解いただくかということであり、その難しさを

議員活動の中で実感します。

 

  

忙しい日々が続いていますが、「市民と議員の懇談会」では、様々な意見をいただいています。

また、18日の日報には「漢字学習 幼児から」という大見出しで、9月議会で私が取り上げた

「サントレ手法」という幼児学習についての記事がのりました。

様々な意見がある中、教育委員会議でどのような報告がされるのか非常に気になります。

 

 

 


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政務活動費で、ホダ木をしょって・・・

2016-11-04 18:26:51 | 日記

一関市議会の「市民と議員の懇談会」が始まりました。

懇談会は、市民の皆さんにも一定の周知がなされてきたように感じています。

今年も昨年から始まった、高校生との懇談会も含め、市内各所で合計28回

開催される予定です。私は今回2班に編成され、

・大東地域しいたけ生産者(10月18日)

・一関第二高校(11月2日)

・川崎地域小中学校PTA(11月13日・10:00~12:00)

・一般参加・川崎市民センター(11月13日・14:00~16:00)

・一般参加・渋民市民センター(11月19日・13:30~15:10)

・一関第一高校(12月20日)

に出席します。

私の所属する2班では、10月18日に大東町で、しいたけ生産者との懇談会が、

最初となりました。

タイトルに書きましたが、最初の意見が、今、非常に大きな議会の課題である、

政務活動費に関してでした。

「政務活動費を使って、ほだ木をしょって、しいたけ生産者の窮状を訴えてほしい・・・」

というものでした。しいたけ生産者の厳しい現状と対応の遅れに対する、生産者の

大変な思いが言葉になって表れたものでした。

 

 

政務活動費に関しては、新聞等では、高額な政務活動費の使い方というか、

私からすれば、論外の違法な支出が問題となっていますが、これを機会に、

当市の議会の活動に市民の皆さんに関心を持っていただければと思っています。

ちなみに、当市の議員の政務活動費は、月1万5千円で、年間18万円です。

また、この活動費は「会派」に支給されるため、無会派の議員以外は、個人的な

支出には基本的に使えない仕組みとなっています。

 

一昨日は、私が現在PTA副会長を務めさせていただいている、一関二高の

生徒会の皆さんとの懇談会でした。

特にも市政に対する身近な課題等について、積極的な意見提案がありました。

 

私個人としては、二元代表制である地方議会の議員活動の在り方や議員定数、

政務活動費などについてのご意見をいただければと思っています。

また、先日の津波被害における「大川小」の控訴問題などで、石巻市議会は大きな

注目を集めました。市政の大きな課題は、市長の判断に対して、最終的な判断を

多くは「予算」という中で、議会はその判断をします。

実は、市民にとって「議会」は、非常に大きな役割を担っていると思いますが、

この懇談会でいただく意見は、議会の在り方に関してはほとんどないのが、

現状です。若い方や女性が積極的に政治にかかわる環境を作っていくのも

議会の大きな役割であると思っています。


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