短いと感じる秋が足早に過ぎ去り、今週は雪の予報も出ています。
なんだか、今年は秋を楽しむ時間が少なく、損をしたような気がしています。
そのような中、11月8日に、行政組合議会の先進地視察研修がありました。
新聞等で大きく報じられている通り、当市の清掃センターは、建設からおよそ35年が
経過し、一日も早い建設計画を進めることが大きな行政課題となっています。
ここ数年は、それを前提にした視察を行っています。廃棄物の処理方法は様々な方式があります。
私は、数年前に「次世代エネルギーパークを作ろう」と、議会の一般質問において、意見提案を
行いました。それが実現し現在当市では、「資源エネルギー循環型まちづくり」を市の柱の政策として、
その実現に向け取り組んでいます。
私は、この提言を行うにあたり、いろいろな勉強を行い、先進地視察も積極的に行ってきました。
木質バイオマスの活用はもちろんですが、都市鉱山として、毎日の市民生活から排出される
「廃棄物」という、燃料を活かしていくことは今後のエネルギー事情を考えていく上で重要です。
私は、発電所を作るという形で、清掃センターを建設していくことが良いと考え、廃棄物の
固形燃料化(RDF,RPF)による施設見学を踏まえ、その提言も行ってきました。
今回は、90万人という人口の廃棄物を焼却して発電し、処理する施設を勉強してきました。
詳しい説明はここでは難しいので書きませんが、驚くのは、狭い面積の市域(市町村共同処理)
の広域組合において、直線距離5kの中に、二つの大型処理場があることです。さらに驚くのは、
その中間にあるショッピングセンターの巨大さです。
まるで、ホテルのような外観に圧倒される第一処理場には、煙突の上部80mにある、展望台の
素晴らしい景観と第二処理場の最新式の発電施設と溶融炉は一見の価値があります。
残念ながら、展望場からみる「田んぼアート」の刈り取りは終わっていましたが、農業と観光の
一つの取り組みとして面白いものであると思いました。
外部ブログですが、「越谷市ゴミ処理場」から東京スカイツリーを見る」というものがあります。
「百聞は一見に如かず」という諺もありますが、やはり写真や書類で検討することも必要ですが、
施設を見て、現状を聞くことは非常に大切であることを改めて実感しました。
ただ、課題はそれをどのように説明し、理解いただくかということであり、その難しさを
議員活動の中で実感します。
忙しい日々が続いていますが、「市民と議員の懇談会」では、様々な意見をいただいています。
また、18日の日報には「漢字学習 幼児から」という大見出しで、9月議会で私が取り上げた
「サントレ手法」という幼児学習についての記事がのりました。
様々な意見がある中、教育委員会議でどのような報告がされるのか非常に気になります。