一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

市議会を変える

2011-11-21 17:36:54 | 日記

市議会は、12月29日から12月議会がスタートします。

それを前に、各常任委員会の変更がありました。私は、2年間総務常任委員会で活動を

続けてきましたが、今回の変更で、教育民生常任委員会の所属となりました。

非常にボリュームのある委員会で、やりがいがあります。

11月13日の選挙により、藤沢町から3名の新しい市議会議員が加わりました。

、今回の委員会の所属変更を通して、会派のあり方や議会改革など多くの事に不満を

持ちました。やはり、議会と言うのはとても難しい場所だというのが本音です。

今回の選挙により、議員は35名となり、一新会が11名(議長も含めれば12名)、関政会が6名、共産党が5名

無所属が4名、そして私の所属する公和会が8名となりました。

微妙な数の上で多数決が行われます。また、民主党、自民党、共産党という、県政・国政に直結している

会派間では、目に見えない綱引きがあります。ただし、共産党を除く多くの議員さんは選挙の際、無所属で

立候補します。

私は、本来市民のために県政、国政にあまり大きく影響されない政策中心の会派が望ましいと思います。

仮に、民主系、自民系があるにしてもそれを乗り越えて、意見の近い議員で会派を組むほうが市政の

ためになると思いますが、そうはいきません・・・・・。

国政も県政も市政も、国民、県民、市民とかい離したところで、不思議な綱引きが行われています。

「市議会を変える」という、大きな公約を約束しました。

個人的には、一生懸命努力していると思いますが、市民の皆さんの目線で、市議会が変わった

と言う、劇的な変化を持っていただくには、非常に大きなエネルギーと仲間が必要です。

そして、それを成すためには、議員として力をつけるしかないのだと思います。

 


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Jヴィレジ、福島のお米、一関・・・

2011-11-17 08:01:21 | 日記

福島市のお米から規制値を超える放射性セシウムが検出されたニュースが報道されました。

私は、何度も書いているように岩手農産物検査員としておもに米検査の仕事をしています。

このニュースは他人ごとではありません。国の対応、県の対応が遅れる中、非常に苦しい思いを

しているのは、被災地に住む私たちです。

一関市では、汚染稲わらの保管場所問題が暗礁にのりあげています。私の住む、狐禅寺では

約半世紀に渡りごみ処理、し尿処理を行う清掃センターを受け入れていますが、この問題に関しては

この地域以外の市民の関心の低いことは間違いありません。

国、県が方針を示さない以上、一度保管されたら・・・という不安はぬぐえないと思います。

現に、狐禅寺の清掃センターでは、一般ごみから出たと思われる、落ち葉等のごみ焼却により

焼却灰に普段より多いセシウムが検出されています。

図書館問題に関して、市民の皆さんから多くの意見をいただきました。

残念なのは、今回の問題にしても、ごみ焼却施設の問題にしても市民の皆さんから前向きな

意見をいただけない事です。ともに、一関市全体として考え解決していかなければならないと

思っています。

先日のニュースでは、福島原発の基地となっているJヴィレジが映し出されました。

数年前、桜町中学校サッカー部が初の全国大会出場を決め、会場となったのがJヴィレジです。

あまりの変わり様に言葉もありません。当時は、父母会の一人として、Jヴィレジを訪れ、

その設備の豪華さに度肝を抜かれました。

今回の事故により、あの美しい海と芝、そして施設は誰も近寄れない場所になってしまいました。

当時、サーファーを横目に見ながら、娘と水遊びしたJヴィレジに隣接する海水浴場はどうなったのでしょうか・・・

 


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子供たちのいのちと未来を守る会

2011-11-11 08:10:26 | 日記

昨晩は、「子供たちのいのちと未来を守る会」、「放射能から子供を守る岩手県南・宮城県北の会」主催の

~市民による県南の放射能土壌検査・尿検査結果報告および放射能学習会~に出掛けました。

友人の県議飯沢君のほか私の同級生が2名ほど出席しました。

子供との会話の中でも、時々放射能の話が出るので、参考になればと思い、中一の娘も連れて行きましたが、

話が難しすぎたようで途中で娘は帰ってしまいました・・・。

私は、この問題については、公の場所では何も発言はしていませんが、子供(特に乳幼児)の健康被害について

心配しています。

先日は、友人とともに保健福祉部長を訪れ、まずは内部被ばくに関するサンプル調査(尿検査)を一関市として

行うように要請し、部長から県と協議し前向きに検討したいと回答をいただいたばかりでした。

その結果として、県が130名の尿検査を実施することになったことは良かったと思っています。

昨日の勉強会では、様々な評価方法について説明がありましたが、少し難解で理解するには少し時間がかかると

正直に思いました。

内部被ばくや、放射能に関する評価の考え方によって、大きな隔たりがある事は間違いありません。

市の行政としては、今現在できる事は可能な限り努力していると私は思っていますが、県、何よりも

国の対応の遅さが気になります。

一関では、汚染稲わらの保管問題が大変な状況になっています。また、汚染稲わらの焼却についても課題が

残っています。一部では、汚染稲わらの焼却費は、次年度予算化されず、東電に補償費を出してもらい、

各自治体が焼却しなければならないような状況になるかもしれないということです。

今年度、焼却が進まなければ、低濃度の汚染稲わらも大量に保管しなければならない状況に追い込まれます。

今回の放射能汚染問題は、市が単独で解決できる問題ではありません。

昨晩の勉強会は行政に対しての要求はほとんどありませんでしたが、

「子供たちを放射能から守る」この思いをしっかり受け止めていきたいと思います。

 


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ジュニアオリンピック観戦

2011-11-06 17:38:16 | 日記

10月最後の週末、陸上のジュニアオリンピックを観戦してきました。私は、よく知らなかったのですが、陸上の全国大会に出場するには、とても厳しい標準記録と言うのがあり、中総体などでは、たとえ県1位、東北大会で1位になっても、全国大会には出場できません。それでも、毎年10月下旬に開催される「ジュニアオリンピック」は、標準記録に関係なく、県で1位になり、陸連の推薦をいただくと出場することができます。 中学生にとっては、世界の一流選手が活躍するフィールドで、走り、投げ、跳ぶ事が出来る事は貴重な体験です。 岩手県勢は、大きな活躍はできませんでしたが、各選手は大きな収穫があったと思います。

10年振りに、横浜に宿泊しました。あまりにも変わった、桜木町周辺に驚きました。被災地の岩手県では、未だに復興の兆しも見えませんが、横浜には、震災の影響は全く感じられませんでした。がれきの処理の受け入れを決めた東京の英断をうれしく思いながら、一関に帰ってきました。

今、世界中で貧富の格差が問題になっています。富は、中央に集中して、地方では、働く場も無くなりつつあります。TPP問題を契機に、農業問題を国民議論とし、地方の活性化を図り、新たな地方の時代をスタートさせなければいけないと思っています。このままでは、地方はますます元気を失っていきます。美しい故郷をいかにして守っていくのか・・・。国民すべてで考えていかなければならないと思います。


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