機会があれば必ず聞きに行く「藻谷浩介」さんの講演会が先日ありました。
観光を今後の一関市の大きな施策にしようとここ一年間提言してきましたが、それを
後押ししてくれるような講演内容であり、少しうれしくなりました。
一関の今後を考える日々が続きますが、機会があれば様々な皆さんとお話を
させていただいています。
図書館協議会の那須委員長とは、旧知の中で時々様々な話をしますが、今、私たちの中で
盛り上がっているのが、「マンガ図書館(博物館)」を空き校舎を利用して創ろうという
話です。
私は、以前から、コミック(特に大人向け)の図書館への増冊をお願いして
いますが、なかなか図書館協議会の壁が高いのが現実です。以前、コミックに関して、
一関図書館の副館長の伊藤清彦さんからお話を聞いた際にも、素晴らしい大人向けの
コミックがたくさんある事を伺っていましたので、この「マンガ図書館」の創設は、非常に
関心の高い事です。特にも、一関市は、県境連携に力を入れていますので、隣接する市にある
施設は、当市との連携で欠かせない観光資源です。
秋田・増田町の「マンガ美術館」は、釣りキチ三平の故郷として非常に有名ですし、
映画化によって釣り師の聖地となっています。また、宮城県の隣接市の登米市には、
「石ノ森マンガ記念館」があります。両市ともに観光の目玉資産としてさらなる活用を
模索しています。実は、この二つのマンガ記念館の中間点にあるのが、一関市であり、
図書館の利活用に力を入れています。今では、県内の単独図書館では、圧倒的な貸し出し
冊数と利用者で、県内一位の利用状況となっています。
図書館のまちとして、新たな取り組みを成功させたいというか、行政と市民を巻き込んで、
観光の目玉ともなりうる施策に取り組みたいと考えています。
そのような中、
インターンシッププログラムの面接を兼ねて、図書館に出かけ、伊藤副館長にお会いしてきました。
土曜日にお会いしたら、偶然にも日曜日の岩手日報のコラム「いわての風」に久しぶりに
登場していました。タイミングの良さにひとりでほくそえみました。あらためて、いろいろ話を
伺いましたが、まさに本のプロであり、一関図書館の大きな宝であることを実感しました。
そして、以前ブログで紹介した.jpのインターンシッププログラムの二次面接がありました。
大学生の春休みを利用した「議員インターンシッププログラム」を受け入れる事にしました。
詳しくは、改めてブログで紹介したいと思っています。