一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

マンガ図書館を創ろう。そして、.jpインターシップ学生の受け入れへ

2018-01-29 17:21:19 | 日記

機会があれば必ず聞きに行く「藻谷浩介」さんの講演会が先日ありました。

観光を今後の一関市の大きな施策にしようとここ一年間提言してきましたが、それを

後押ししてくれるような講演内容であり、少しうれしくなりました。

一関の今後を考える日々が続きますが、機会があれば様々な皆さんとお話を

させていただいています。

図書館協議会の那須委員長とは、旧知の中で時々様々な話をしますが、今、私たちの中で

盛り上がっているのが、「マンガ図書館(博物館)」を空き校舎を利用して創ろうという

話です。

私は、以前から、コミック(特に大人向け)の図書館への増冊をお願いして

いますが、なかなか図書館協議会の壁が高いのが現実です。以前、コミックに関して、

一関図書館の副館長の伊藤清彦さんからお話を聞いた際にも、素晴らしい大人向けの

コミックがたくさんある事を伺っていましたので、この「マンガ図書館」の創設は、非常に

関心の高い事です。特にも、一関市は、県境連携に力を入れていますので、隣接する市にある

施設は、当市との連携で欠かせない観光資源です。

秋田・増田町の「マンガ美術館」は、釣りキチ三平の故郷として非常に有名ですし、

映画化によって釣り師の聖地となっています。また、宮城県の隣接市の登米市には、

「石ノ森マンガ記念館」があります。両市ともに観光の目玉資産としてさらなる活用を

模索しています。実は、この二つのマンガ記念館の中間点にあるのが、一関市であり、

図書館の利活用に力を入れています。今では、県内の単独図書館では、圧倒的な貸し出し

冊数と利用者で、県内一位の利用状況となっています。

図書館のまちとして、新たな取り組みを成功させたいというか、行政と市民を巻き込んで、

観光の目玉ともなりうる施策に取り組みたいと考えています。

そのような中、

インターンシッププログラムの面接を兼ねて、図書館に出かけ、伊藤副館長にお会いしてきました。

土曜日にお会いしたら、偶然にも日曜日の岩手日報のコラム「いわての風」に久しぶりに

登場していました。タイミングの良さにひとりでほくそえみました。あらためて、いろいろ話を

伺いましたが、まさに本のプロであり、一関図書館の大きな宝であることを実感しました。

そして、以前ブログで紹介した.jpのインターンシッププログラムの二次面接がありました。

大学生の春休みを利用した「議員インターンシッププログラム」を受け入れる事にしました。

詳しくは、改めてブログで紹介したいと思っています。

 

 

 


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御用初めから仕事始めへ、市民が主役の時代

2018-01-18 09:52:11 | 日記

私は、自営業が長く会社勤めは穂の短い期間しかなかったため、

仕事納めや仕事始めという言葉には、少し無頓着でした。

今年の一関市の「賀詞交換会」においての市長のあいさつは、

この「御用初めから仕事始め」に関してでした。一関市の勝部市長は、

県職員出身ですからその観点からのあいさつだったと思いますが、

その中身については、記憶が少しあいまいですが、長い日本の歴史の中で、

役所は、貴族の時代の平安時代、武士が主役の鎌倉時代以降、そして、江戸時代、

明治維新と続く歴史の中で、「御用初め」というお役所言葉が使われてきて近年になって

やっと官庁においても「仕事始め」という使い方が定着した。というような中身の話

だったような気がしますが、記憶はあいまいです。

 

「市民が主役の時代である」というような、当たり前のような言葉ですが、

世界情勢を見ているとつくづく日本人に生まれてよかったと思わざるをえません。

そのような中、身近な政治の行方が気になります。

私は、以前古本屋さんで購入した「行政ってなんだろう」という岩波新書を

時々読み返しながら、政治と行政、行政と市民、市民と政治の関係を考えます。

社会関係が複雑化して、利害関係の調整は非常に複雑になってきています。

時代劇を見ているとよく「お上」という言葉や、水戸黄門の印籠などが出てきますが、

今の時代には、「お上」の権威などという言葉死語になりつつあるような気がします。

 

「市民の手で行政をコントロールし、新しいパブリックをつくろう」


理想ですが、小さな自治体やそれを構成する市民の新しい組織である地域振興協議会に

おいて、その理想を継続していく事の難しさを感じています。

大きな行政課題がその地域にあらわれた時、その集約を担うのが地域振興協議会といった

自治会組織であり、その運営・決定は、地域の皆さんの代表である代議員が担うものと思います。

平穏な時はいいのですが、大きな課題がその地域に降りかかってきたとき、民意を

どのようにその地域で集約するのか。表に出にくい課題があります。

 

政治に無関心な若者が多い中、政治の果たす役割の大きさが身に沁みます。

2月には、一関市議会の「議員と市民の懇談会」が開催されます。

これまで、様々な地域、懇談会に出席してきましたが、出席者が少ない事、

メンバーが固定化される事、一定の市政課題に関心のある方々のまとまった出席など、

広く市民の声を聞く機会となっていないことが課題です。

 

議会改革に取り組む事が、今私の目の前にある大きな政治課題です。

目に見える取り組みや、多くの方々に関心を持ってもらえる形を作れればと

思っていますが、議会は市長と違い「合議体」です。様々な意見を持つ一人一人、

30人の議員さんの皆さんと意見をまとめていきたいと思っています。

 

 


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新しい年がスタート、政治はどこへ向かうのか

2018-01-04 09:32:04 | 日記

年末には、初めてラジソンに参加して、ミーハーな写真を撮りながら、

一関二高「レオクラブ」にみなさんと募金活動を行いました。

 

そして、いつものように、地元狐禅寺の「稲荷神社」の元旦祭に出かけ、

新しい1年がスタートしました。

 

師走12月から新年1月にかけてのカレンダーは、様々な○印で埋まり、

バタバタと過ぎていく感じがしています。そのような中、母の透析治療が

31日の大晦日にずれ込んだり、1日にお世話になった叔父の不幸があり、

新年会を急遽辞退したりして、少しいつもと違う新年となりました。

今日は、午後から一関市の「賀詞交換会」があり、実質的な1年のスタート

となります。

年末から、年始にかけて、例年のように息子の友人が夜中、ガタガタと音を

たて、我が家にやってきました。夜中に起きて、社会人1年生、2年生、大学院生

といろいろな話をします。早い子供たちは、結婚式の話題や新婚生活のスタート

です。銀行員から有名企業に内定した院生、技術系企業の仕事や今年、就活に

向かう院生など、頼もしい若者たちで賑やかです。大手企業に内定した院生の

会社の平均年収を聞いて危うく「ひっくりかえりそうに」なりました。ネットの

情報がどこまで信頼できるものなのかわかりませんが、金銭感覚がおかしくなります。

私は、子供達に自身への反省も踏まえて、「地に足をつけた生活が一番幸せ」である。

といつも言っています。が、とてもそういうレベルの話ではないようです。

大学を卒業して、大学で学んだ事を活かすために就職して、大きな夢に向かって

頑張っている今の若い子供達をみていると、「結構しっかりしているなぁ」と

思わざるをえません。

そのような中、銀行員2年目の子が、格差社会に対して大きく頷いていました。

政治の果たす役割が非常に重要である事をあらためて実感します。

 

テレビでは、長期政権下での憲法論議が賑やかです。

かたや、地方では議員定数に満たない議会や存続が課題となっている議会、鬼の首を

取ったように騒ぎたてるマスコミの議員の不祥事の連日の報道。ネットの普及、

様々なツールによって、議員の発言はますます慎重にならざるをえなくなっています。

 

若い人たちに元気をもらい、新しい年をスタートさせます。

議会改革の取り組みや様々な提言をしていき、一関市がますます元気になり、

ここで暮らしたいと思う人が増えていくような努力をしていきたいと思います。

 

 

 

 


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